天田城介(josukeamada.com)講義関連
2005年度 社会福祉援助技術現場実習指導V(一福・福環・二福ほか)

天田城介(AMADA Josuke)
最終更新日:2004.11.01


【講義日時】
社会福祉援助技術現場実習指導V(一福・福環・二福ほか)秋学期 月曜日 後時限 114E教室

【講義資料】
随時レジュメを配布。

【講義概要】
 社会福祉について学ぶということは、 理論的知あるいは専門的な知識や技術を習得したということだけにとどまらず、現実の実践的な場面において利用者/当事者への個別的な理解をどのように深めることができるようになったのか、あるいは自己決定や権利擁護のもつ社会的な意味や可能性についてどのように考えることが可能になったかを自らに問う力量がきちんと身につくことであると言っても過言ではない。いわば自らの課題や限界などを含めて批判的に自己を理解することこそ社会福祉援助技術現場実習を行う上で必要不可欠な知性であると言えよう。
 社会福祉援助技術現場実習の目標と達成課題としては、実習先によって力点は異なるが、基本的なこととして、@これまで学習した理論を現場において検証していくための感性の養成、A利用者/当事者への個別的理解と利用者/当事者とのコミュニケーションへの反省的視点の涵養、B実習先の施設・機関の機能と役割の理解とそれらを福祉制度体系総体の中で的確に位置づけることのできる能力、C利用者/当事者や家族の生活支援総体の中での意義を明確化することのできる能力の養成、D実習先の専門職の業務や他の専門職や機関との連携の理解、E現場における実践場面を分析・理論化する力量の養成、F相談援助業務の基本的視点(人権尊重、権利擁護、アドヴォカシー、エンパワメント等)からの援助実践、G利用者/当事者支援のプランニング能力、あるいは利用者の自立や課題解決に向けた援助・支援計画、ケアプラン等を的確に遂行する能力の養成、H実習先と地域社会との関係を理解する力の習得、I自己覚知と福祉専門職をめざすものとしての基本的倫理観・態度の体得すること、などがある。

 本講義においては、自ら経験した現場実習を反省的に振り返ることを通じて、自らの行為や実践の意味を理解し、施設・機関における全体的な位置づけ、あるいは当該施設・機関を規定している制度や政策を正確に把握することができるように検証していく作業が中心となる。
 講義の進め方としては、最初に、実習した施設・機関の種別ごとにグループをつくり、 各グループで詳細な報告を行うことになる。次いで、それらの報告を参照しながら、各自で本年度の実習を反省し、全体的に議論をしていくことになる。その後、実習計画書の作成や実習日誌の記述方法、 コミュニケーション技法について確認をしながら、自らの実習のあり方について検討する作業を中心に進めていくものとする。
 なお、実習生であっても、実際に生活している人びとに関わり、その生活上の諸問題に介入していくわけであるから、援助者たらんとする自覚や責任が求められる。そこで、成績評定においては、出席や取り組みの状況などにおける誠実さを重視する。繰り返すが、本講義は社会福祉現場実習とセットの実習指導であるので、全ての学生には授業への積極的参加を期待する。

●関連する科目:社会福祉援助技術現場実習指導T、社会福祉援助技術現場実習指導U、社会福祉援助技術現場実習T。
●成績評定の方法:出席と取り組みの状況を主としながら、テスト・レポートなどにより、総合的に行う。
●テキスト:『社会福祉実習(第3版)』中央法規 2,500円+税
●参考文献:参考文献は講義中に随時紹介する。

【講義スケジュール】(秋学期/一福・福環・二福)
第01回(09月26日) 
第02回(10月03日) 
◆休日 (10月10日) 体育の日のため休講
第03回(10月17日) 
第04回(10月24日) 
第05回(10月31日) 
第06回(11月07日) 
第07回(11月14日) 
第08回(11月21日) 
第09回(11月28日) 
第10回(12月05日) 
第11回(12月12日) 
第12回(12月19日) 
◆休日 (01月09日) 
第13回(01月10日) 月曜日の振替授業日
第14回(01月16日) 

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