天田城介(josukeamada.com)立命館大学大学院先端総合学術研究科
2007年度 天田発の立命館大学大学院先端総合学術研究科「公共」領域ML一覧(その4)

天田城介(AMADA Josuke)
2008.01.21

立命館大学大学院先端総合学術研究科における仕事・2007年度(天田メモ)
2007年度 天田発の立命館大学大学院先端総合学術研究科「公共」領域ML一覧


【301〜400までのML一覧】
■400 ■080120 [ml-prosemip 6497] 『理想の医療を語れますか』(天田)
■399 ■080120 [ml-prosemip 6496] 『高齢化社会』(天田)
■398 ■080120 [ml-prosemip 6495] 『医療経済学』(天田)
■397 ■080120 [ml-prosemip 6494] 『ここに問題が』(天田)
■396 ■080120 [ml-prosemip 6493] 『新老人福祉論』(天田)
■395 ■080120 [ml-prosemip 6484] Re: [ml-prosemip 6480] 『老人医療の現場』(再送)(天田)
■394 ■080120 [ml-prosemip 6482] 1963年5月の田邊誠の質問(天田)
■393 ■080120 [ml-prosemip 6481] 『生きているだけではいけないのだろうか』(天田)
■392 ■080120 [ml-prosemip 6480] 『老人医療の現場』(天田)
■391 ■080118 [ml-prosemip 6461] シンポジウム「高齢社会を生きる案内転送(天田)
■390 ■080118 [ml-prosemip 6459] Re: [ml-prosemip 6455] 院生論文関係
■389 ■080116 [ml-prosemip 6434] Re: 諸々について(天田)
■388 ■080116 [ml-prosemip 6414] 関増爾(天田)
■387 ■080116 [ml-prosemip 6413] 『高齢社会がやってくる』(天田)
■386 ■080116 [ml-prosemip 6412] 『昭和社会事業史への証言』(天田)
■385 ■080116 [ml-prosemip 6411] 老いファイル追加のお願い(天田)
■384 ■080116 [ml-prosemip 6410] 戦後老年医療についての幾つか(天田)
■383 ■080116 [ml-prosemip 6409] 『人口問題研究』(天田)
■382 ■080116 [ml-prosemip 6408] 『ヨーロッパの老人福祉』(天田)
■381 ■080116 [ml-prosemip 6407] 長谷川保(天田)
■380 ■080116 [ml-prosemip 6406] 潮谷総一郎&杉村春三(天田)
■379 ■080116 [ml-prosemip 6405] 『老人はどこで死ぬか』(天田)
■378 ■080111 [ml-prosemip 6380] 短文(天田)
■377 ■080111 [ml-prosemip 6379] 『この国は恐ろしい国』(天田)
■376 ■080110 [ml-prosemip 6376] Re: [ml-prosemip 6373] Re: 生活保護−高齢者女性
■375 ■080107 [ml-prosemip 6325] Re: 有り難うございました→川口さん・立岩さん(天田)
■374 ■080106 [ml-prosemip 6319] 増田雅暢本3冊(天田)
■373 ■080106 [ml-prosemip 6318] 生井久美子本(天田)
■372 ■080106 [ml-prosemip 6317] 「寝たきり老人」をめぐるお金の話・2(天田)
■371 ■080106 [ml-prosemip 6316] 『福祉部長 山本茂夫の挑戦』(天田)
■370 ■080106 [ml-prosemip 6314] 『老いとは何か』(天田)
■369 ■080106 [ml-prosemip 6313] 『老いと死を考える』(天田)
■368 ■080106 [ml-prosemip 6309] 『日本人の老後』(天田)
■367 ■080106 [ml-prosemip 6308] 『恍惚の人』解説(天田)
■366 ■080106 [ml-prosemip 6307] 『社会学』(天田)
■365 ■080106 [ml-prosemip 6306] 今週の予定(天田)
■364 ■080104 [ml-prosemip 6298] 「終末期におけるケアに係わる制度及び政策に関する研究」報告書(天田)
■363 ■080104 [ml-prosemip 6297] 了解です→立岩さん・川口さん(天田)
■362 ■080104 [ml-prosemip 6296] 老い1970年代・補足
■361 ■080104 [ml-prosemip 6295] 森幹郎本(天田)
■360 ■080104 [ml-prosemip 6294] 美濃部都政時代の研究所(天田)
■359 ■080104 [ml-prosemip 6293] 老い1970年代「東京都老人総合研究所」×「寝たきり老人」
■358 ■080103 [ml-prosemip 6285] 至急に送付すること可能です→川口さん(天田)
■357 ■080103 [ml-prosemip 6279] 「レット・ミー・ディサイド」関連本(天田)
■356 ■080103 [ml-prosemip 6278] Re: 面談了解です→大谷(通)さん
■355 ■080103 [ml-prosemip 6277] 『季刊福祉労働』33「長寿社会を生きる」
■354 ■080103 [ml-prosemip 6275] 謹賀新年(天田)
■353 ■071230 [ml-prosemip 6246] 『介護保険の再出発』(天田)
■352 ■071230 [ml-prosemip 6245] 『介護保険の知識』(天田)
■351 ■071230 [ml-prosemip 6244] 『新寝たきり老人ゼロ作戦関係通知集』(天田)
■350 ■071230 [ml-prosemip 6243] 『寝たきり老人ゼロ作戦』(天田)
■349 ■071230 [ml-prosemip 6241] Re: [ml-prosemip 6228] PPK→山口昇(天田)
■348 ■071230 [ml-prosemip 6240] Re: [ml-prosemip 6228] PPK→『国保新聞』(天田)
■347 ■071230 [ml-prosemip 6239] Re: [ml-prosemip 6228] PPK/透析→水野肇(天田)
■346 ■071230 [ml-prosemip 6238] Re: [ml-prosemip 6228] PPK/透析→立岩さん・的場さん
■345 ■071225 [ml-prosemip 6181] Re: 有り難うございました→立岩さん
■344 ■071225 [ml-prosemip 6179] 『病いの戦後史』からの引用(天田)
■343 ■071225 [ml-prosemip 6178] 『あなたの「老い」をだれがみる』(天田)
■342 ■071225 [ml-prosemip 6175] 年末不在(天田)
■341 ■071225 [ml-prosemip 6174] 老いてゆくアジア関連(天田)
■340 ■071224 [ml-prosemip 6173] 『老いと死を生きる』(天田)
■339 ■071223 [ml-prosemip 6165] Re: 適宜情報を流していきます→川口さん
■338 ■071223 [ml-prosemip 6164] 『高齢社会を生きる』(天田)
■337 ■071223 [ml-prosemip 6163] 「三郷中央病院事件」(天田)
■336 ■071223 [ml-prosemip 6162] 「寝たきり老人」「三郷中央病院事件」への言及(天田)
■335 ■071223 [ml-prosemip 6160] Re: 本日サーバー止まっていました→川口さん
■334 ■071222 [ml-prosemip 6155] 『老年医療の歩みと展望』からの引用(天田)
■333 ■071222 [ml-prosemip 6154] 京都老人のターミナルケア研究会(天田)
■332 ■071222 [ml-prosemip 6153] 日本老年医学会の「立場表明」に至るごく簡単な概説(天田)
■331 ■071222 [ml-prosemip 6151] 『私が決める尊厳死』における横内氏の引用(天田)
■330 ■071220 [ml-prosemip 6140] 『患者追放』からの「横内氏による学会『立場表明』批判」の箇所を引用(天田)
■329 ■071220 [ml-prosemip 6122] Re: ウェブに掲載しています→大谷さん(天田)
■328 ■071219 [ml-prosemip 6118] 『死は誰のものか』からの引用(天田)
■327 ■071219 [ml-prosemip 6114] Re: 石井氏論文集の場所→立岩さん
■326 ■071219 [ml-prosemip 6111] 明後日21日(金)の予定
■325 ■071218 [ml-prosemip 6096] 『学術の動向』(天田)
■324 ■071217 [ml-prosemip 6094] 今週の予定(天田)
■323 ■071214 [ml-prosemip 6071] 『恍惚の人』
■322 ■071214 [ml-prosemip 6066] 雑文(天田)
■321 ■071213 [ml-prosemip 6061] 明日の予定(天田)
■320 ■071208 [ml-prosemip 6038] シンポジウム「少子高齢社会の政策形成と社会学」のお知らせ(天田)
■319 ■071206 [ml-prosemip 6028] 明日の予定(天田)
■318 ■071206 [ml-prosemip 6026] 『立命館人間科学研究』17号投稿募集開始(天田)
■317 ■071205 [ml-prosemip 6021] Re: 了解です→片山さん(天田)
■316 ■071205 [ml-prosemip 6018] 今週の予定(天田)
■315 ■071205 [ml-prosemip 6019] 今週のプロジェクト予備演習(天田)
■314 ■071205 [ml-prosemip 6017] 日本保健医療社会学会195回関西定例研究会の案内(転送)(天田)
■313 ■071205 [ml-prosemip 6016] 日本保健医療社会学会194回定例研究会の案内(転送)(天田)
■312 ■071205 [ml-prosemip 6015] 短文(天田)
■311 ■071129 [ml-prosemip 5983] Re: [ml-prosemip 5933] ニフティの「迷惑メール」への勝手な割り振りについてのお尋ね(天田)
■310 ■071129 [ml-prosemip 5980] シンポジウム「同性カップルの生活と制度」
■309 ■071126 [ml-prosemip 5952] 家族問題研究会「研究例会」の案内の転送(天田)
■308 ■071126 [ml-prosemip 5951] 国際研究集会「ミクロデータの相互利用による家族比較研究――日本・中国・韓国」
■307 ■071125 [ml-prosemip 5947] 今週の予定(天田)
■306 ■071125 [ml-prosemip 5945] Re: システム設定の変更は1週間前あたりかと(天田)
■305 ■071124 [ml-prosemip 5933] ニフティの「迷惑メール」への勝手な割り振りについてのお尋ね(天田)
■304 ■071123  [ml-prosemip 5917] 医療社会学研究会のご案内の転載(天田)
■303 ■071123 [ml-prosemip 5915] 『ゴジラ・モスラ・原水爆』
■302 ■071123 [ml-prosemip 5913] 来週の予定(天田)
■301 ■071123 [ml-prosemip 5912] 本日(天田)


■301 ■071123 [ml-prosemip 5912] 本日(天田)

天田です。
お知らせしたように、明日16:20〜プロジェクト予備演習。
http://www.josukeamada.com/schedule2007.htm#11
その前、時間あります(午後からであればいつでもOK)。
用件のある方はどうぞ。

取り急ぎ。
天田

■302 ■071123 [ml-prosemip 5913] 来週の予定(天田)

天田です。
幾人の人たちから問い合わせがありましたので、MLにてお知らせいたします。私の来週は以下の通りです。
http://www.josukeamada.com/schedule2007.htm#11

11月27日(火)10:00〜面談?(返答待ち)、13:00〜教授会、18:00〜21:10公共論T、夕方16:30〜18:00までのあいだ空いています。
11月28日(水)、午前中あるいは午後とも空いています。夕方まで可能。それと、12:00〜13:30あたりは予定はいるかもしれません。それ以外は調整可能。

取り急ぎ。
天田

■303 ■071123 [ml-prosemip 5915] 『ゴジラ・モスラ・原水爆』

天田です。
以下、いただきました。私もこれから早速読みます。

◆好井 裕明 20071120 『ゴジラ・モスラ・原水爆――特撮映画の社会学』,せりか書房,233p. ISBN-10: 4796702806 ISBN-13: 978-4796702805 2415.
http://www.amazon.co.jp/dp/4796702806
http://bookwebpro.kinokuniya.co.jp/wshosea.cgi?W-NIPS=9982674978&REFERER=0

放射能熱線を吐き、街を破壊するゴジラ、ビルを破壊し、悠然と飛翔するモスラ、音速を超えて飛ぶラドン。
週末の映画館、私は怪獣たちに魅了されていた。
昭和という時代、優れた大衆文化として特撮映画があった。
特撮映画はいったい私たちに何を与えてくれたのだろうか。
本書は原水爆イメージを手がかりとして特撮怪獣映画を読み解く社会学の「モノ」語りである。

1 特撮怪獣映画の終焉に出会う―『ゴジラファイナルウォーズ』(二〇〇四年)
2 反原水爆という鮮明なメッセージ―『ゴジラ』(一九五四年)
3 リアルな恐怖としての原水爆イメージ―『美女と液体人間』(一九五八年)
4 ファンタジー化する原水爆イメージ―『モスラ』(一九六一年)
5 脱色されたリアルとしての原水爆イメージ―『フランケンシュタイン対地底怪獣バラゴン』(一九六五年)
6 お茶の間に定着する軽妙な原水爆イメージ―『ウルトラQ』(一九六六年)
7 特撮怪獣映画を読み解く意味とは?―『昭和歌謡大全集』(二〇〇四年)

[BOOK著者紹介情報]
好井裕明[ヨシイヒロアキ]
1956年生。筑波大学大学院人文社会科学研究科教授。専門は、差別の社会学、社会問題のエスノメソドロジー、映画の社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■304 ■071123  [ml-prosemip 5917] 医療社会学研究会のご案内の転載(天田)

天田です。
黒田さんから以下の研究会の案内を頂きましたので、転送します。

取り急ぎ。
天田

――――――――――――――――
医療社会学研究会のご案内(複製,転載,配布可)

医療社会学研究会は,1992年ころから,医療社会学者の黒田浩一郎を幹事として,大阪の地で月2〜4
回の研究会の開催と何冊かの本の出版(黒田浩一郎編『現代医療の社会学』世界思想社、1995年,佐藤
純一・黒田浩一郎編『医療神話の社会学』世界思想社、1998 年,黒田浩一郎編『医療社会学のフロンティ
ア』世界思想社、2001年)を行なってきました。この度,研究会の活動を見直し,医療社会学のさらなる「通
常科学」化を目指して――そのあり方や方策の検討を含めて――下記のような活動を展開していこうと考え
ています。
研究会の目指すものの実現にご協力頂けるという方,あるいは研究会の活動から得るところがあるという
方の,研究会への参加を求めます。下記のような活動の少なくとも1つに参加していただくことと研究会のメ
ーリングリストsocio-med に登録していただくことが研究会への加入条件です。つきましては,加入を希望さ
れる方は,下記の要領で加入申請をお願いいたします。

研究会幹事
黒田 浩一郎
龍谷大学社会学部
〒520-2194 大津市瀬田大江町横谷1-5
phone/fax 077-543-7601
e-mail sttng-commander-data@mail.ryukoku.ac.jp

研究会活動(計画中のものを含む)

定例研究会
2カ月に1回の頻度で関西で
ゼミナールまたは学会発表形式で研究報告

ワークショップ・セミナー
年に1〜2 回の頻度で1泊2日で
特定テーマを決め,文献の検討を通して,医療社会学がそのテーマにどのようにアプローチできる
か/すべきかをディスカッション
※構想段階のものとしては,大学夏期休業中に2泊3日ほどで,医療社会学の研究者養成セミナ
ーの提供があります。

ニューズレターの発行
4カ月に1 回の頻度で,電子メールで配信

ホームページの作成
ニューズレターの内容を中心に,徐々にホームページを充実させていく方針
※ニューズレター/ホームページでは,医療社会学の「通常科学」化に資するような内容,たとえ
ば最新の文献の紹介,医療社会学のモデルシラバスやモデルリーディングスの提示,医療社会
学の研究テーマ/課題や研究ティップスの提供などを盛り込んでいく方針です。

研究会加入申請方法
加入したい旨のメールを
宛先は,socio@med.email.ne.jp
件名を「医療社会学研究会参加希望」に
本文に氏名,所属,ML 登録希望アドレスを記入して

■305 ■071124 [ml-prosemip 5933] ニフティの「迷惑メール」への勝手な割り振りについてのお尋ね(天田)

天田です。
先ほど、届くべきメールが届いていないことに気づき、ニフティのウェブメールにて確認したところ、勝手に「迷惑メール」のフォルダに割り振られていることを発見したところです。
膨大な迷惑メールの対処として、これまで「学習型フィルター」を使って迷惑メールを排してきたのですが、これまでは今回のように勝手に「迷惑メールでないもの」を「迷惑メール」として勝手に割り振るこのようなことは基本的にはほとんどなかったので、
http://www.nifty.com/mail/spam_folder/?spamfolder_01
不思議に思っているところです。このあたりを詳しくご存知の方がいましたら、教えていただけると助かります。

いずれにしても、このようなことで返信が遅れているメールが幾つもあります。今から返信しますので、どうぞ宜しく。

取り急ぎ。
天田

■306 ■071125 [ml-prosemip 5945] Re: システム設定の変更は1週間前あたりかと(天田)

青木様 大谷様

天田です。
青木さん、有り難うございました。
大谷さん、ニフティをOutlookExpressなどのメーラーを使って送受信していると何が迷惑メールとして割り振られたのかを確認できないので、このようなことが起こりますね。

ちなみに、私はパソコン上でのNorton Antispamに加えて、
ウイルスバスター for @nifty Mailと
http://www.nifty.com/mail/virusbuster/index.htm
迷惑メール対策@nifty のオプションのいくかを
http://www.nifty.com/antispam/index.htm
を行っているため、ウェブメールにて確認をしないと、勝手に迷惑メールに割り振られたメールにいつまでも気づかないようなことがあります。そのため、できる限り、「学習型フィルター」を利用して対応しているのですが、青木さんが指摘する通り、ニフティ側のシステム設定の変更があったと考えられるかと思います。

膨大な迷惑メールをいちいちゴミ箱に入れるのも面倒ですが、あとからウェブメールにて救済?するのもまた面倒ですが、致し方ないようで。あとはこまめに「学習」をさせていくしかないかと。

取り急ぎ。
天田

■307 ■071125 [ml-prosemip 5947] 今週の予定(天田)

天田です。
私の今週の予定は以下の通り。
http://www.josukeamada.com/schedule2007.htm#11

11月27日(火)は、10:00〜吉村さんの博士論文草稿検討を立岩さんと創思館416にて。その後、13:00〜教授会、16:30〜植村さんと面談、18:00〜21:10公共論となります。

翌11月28日(水)は、12:30過ぎから打ち合わせをしたあと、14:30〜杉原さん(現在返信待ち)、16:00〜会議などがあり、その後18:00〜生存学研究センターの研究交流会の予定。

11月30日(金)は16:20〜応用購読演習Uの前であれば、調整は可能です。何かあればどうぞ。

取り急ぎ。
天田

■308 ■071126 [ml-prosemip 5951] 国際研究集会「ミクロデータの相互利用による家族比較研究――日本・中国・韓国」

天田です。
以下、学会MLにて案内を頂きましたので、転送します。

以下の日中韓の家族比較研究に関する研究については、
先日の日本家族社会学会第17回大会
http://www.wdc-jp.com/jsfs/regulation/index.html
でも関連する報告が幾つもありました。
http://www.josukeamada.com/bk/bsp070908.htm
(ちなみに、私は始めての大会参加でした)

一応のお知らせでした。
取り急ぎ。
天田

――――――――――――――――
国際研究集会「ミクロデータの相互利用による家族比較研究――日本・中国・韓国」
(International Workshop on Family Structure and Relations; Collaborative Exploration of Micro-level Data Sets in Japan, China, and Korea)のご案内

来たる12月8日・9日に、科研費共同研究チーム(代表:石原邦雄)の主催による、家族国際比較のための研究集会が開かれます。
これは、学会による「全国家族調査(NFRJプロジェクト)」の国際比較研究への展開をめざすものであり、中国・韓国の家族研究者に呼びかけて、各国の家族の状況を捉えられる大規模な調査データを個票レベルで相互に利用しあえる体制を作り出すことによって、広範な家族の比較研究を可能にしていこうとする試みのひとつです。
中国から沈崇麟氏(中国社会科学院社会学研究所)を代表とする5名、韓国からはEun Ki-Soo氏(ソウル国立大学)を代表とする6名が来日し、日本側からは科研費共同研究メンバ10名ほどが参加します。各自の分析課題によるワーキングペーパーを持ち寄って、英語による発表を15分ないし20分程度で行った後に質疑をするという形式でのワークショップ的な研究集会となります。扱われるテーマは家族構造、家族ストレス、結婚・子育てなど多岐にわたりますが、3カ国の研究者の間で関心が重なる主な領域は、世代間関係と夫婦関係になります。
家族の国際比較に関心のある方、また全国家族調査(NFRJ)のデータ分析に取り組んでいる方の参加を歓迎します。

このうち、1日目(12月8日)午後のセッション(13:30〜17:00)は、家族問題研究会の定例研究会を兼ねて公開されますので、ご自由にご参加下さい。その他のセッション(8日午前、9日午前、午後)や交流懇親会に参加希望の方は、会場が変わる可能性と準備の都合もありますので、詳細を担当までお問い合わせ下さい。

日時:12月8日・9日
会場:明治大学駿河台校舎
   (12月8日午後の会場はリバティタワー14階 1144教室)
主催:日中韓家族比較研究会
(科学研究費「東北アジアの家族構造と変容―日本・中国・韓国―」
  代表:石原邦雄(成城大学))
後援:日本家族社会学会、家族問題研究会
連絡・問い合わせ先: 田渕六郎(上智大学) r-tabuch@sophia.ac.jp

■309 ■071126 [ml-prosemip 5952] 家族問題研究会「研究例会」の案内の転送(天田)

天田です。
前便と研究会との共催で以下の研究例会が開催されるとのことです。
私は全く関係していませんが、関係者につなぐことはできます。関心のある方は連絡下さい。

取り急ぎ。
天田

――――――――――――――――
家族問題研究会では、定期的に研究例会を開催しております。
ご関心をお持ちの皆様のご参加をお待ちしております。

日時: 2007年12月8日(土)13:30〜17:00
会場: 明治大学駿河台校舎・リバティタワー14階1144教室
司会: 平尾桂子(上智大学)

趣旨:
今回の例会は、日中韓家族比較研究会との共催で開催されます。
石原邦雄教授(成城大学)を代表とする科学研究費(「東北アジアの家族構造と変容―日本・中国・韓国―」)プロジェクト(日中韓家族比較研究会)が、プロジェクトの一環として、ワークショップ形式での国際研究集会を開くこととなり、その研究集会の一部を家族問題研究会例会と重ねて開催するものです。
 同プロジェクトは、日本家族社会学会による「全国家族調査(NFRJプロジェクト)」の国際比較研究への展開をめざすものであり、中国・韓国の家族研究者に呼びかけて、各国の家族の状況を捉えられる大規模な調査データを個票レベルで相互に利用しあえる体制を作り出すことによって、広範な家族の比較研究を可能にしていこうとする試みのひとつです。
 今回、家族問題研究会の例会との共催にあたって、夫婦関係および世代間関係のセッションを設定しました。各自の分析課題によるワーキングペーパーを持ち寄って、英語による発表を15分ないし20分程度で行った後に質疑をするという形式でのワークショップ的な研究集会となります。報告及び討論は英語で行われますが、討論部分は可能な限り通訳の補助もいたしますので、家族の国際比較に関心のある方、また全国家族調査(NFRJ)のデータ分析に取り組んでいる方の参加を歓迎します。

予定報告タイトル、報告者および報告要旨:

Session 1: 夫婦関係と家族役割 Marital Relationships and Family Roles
1) Strategy of Household Division of Labor under Market Economy(市場経済下の家事分業戦略)
 LI, Dongshan & SHEN, Chonglin(李東山:四川省社会科学院・沈崇麟:中国社会科学院)

2) Comparative Analysis of Childcare in Japan and Korea(日韓の子育てをめぐる比較分析)
 SONG, Yoo-Jean(Ewha Womans University)

3) 3) Determinants of Marital Satisfaction in Japan, Korea, and China: A
Comparative Analysis(結婚満足感の決定要因:日韓中3国における比較分析)
 KAMO, Yoshinori (賀茂義則:ルイジアナ州立大学)

Session 2: 世代間関係 Intergenerational Relationships
1)  Intergenerational Relations of Young Married Women in Korea and Japan(韓国と日本における若年有配偶女性の世代間関係)
 KIM, Cheong-Seok(Dongguk-University)

2)  Determinants of Parent-child Proximity in Korea and Japan(居住距離の規定要因:韓国と日本)
 TABUCHI, Rokuro(田渕六郎:上智大学)

3)  Blood and In-law Relationships in Family(家族における血縁と姻縁)
  CHEN, Yingying & XIA, Chuanling(陳嬰嬰・夏伝玲:中国社会科学院)

参加費:無料
また、報告要旨などの詳細については、学会のサイトをご参照ください。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/cfr/

■310 ■071129 [ml-prosemip 5980] シンポジウム「同性カップルの生活と制度」

天田です。
以下、MLにて案内を頂きましたので、送付します。

このあいだ片山さんとちょっと話しをした小倉さんの著書については以下を参照。
http://www.arsvi.com/b2000/0612oy.htm
http://www.josukeamada.com/bk/bs07-3.htm

取り急ぎ。
天田

――――――――――――――――
シンポジウム
『同性カップルの生活と制度−聞き取り調査から考える現在と未来−』

共催 レインボートーク2006生活実態調査プロジェクト
      お茶の水女子大学21世紀COEプログラム「ジェンダー研究のフロンティア」プロジェクトC

2006年から2007年にかけて、主としてカップルで生活しているセクシュアル・マイノリティに対して行った、聞き取り調査の分析結果を報告します。実証的な研究をもとに、同性カップル等の置かれた状況を把握するとともに、同性同士で生活している人々が直面している問題を解決するための足がかりを考える場にしたいと思っています。

●日時
2007年12月15日(土)
13:00〜17:00(開場12:30)
お茶の水女子大学 理学部3号館7階701号室

●プログラム

開会挨拶…舘かおる(お茶の水女子大学教授)
第一部:制度
調査の概要と望まれる法的保障/婚姻-家族制度に対する抵抗感/トランスジェンダー・クェスチョナー等の状況
◇報告者
谷口洋幸(早稲田大学)・石田 仁(明治学院大学)・杉浦郁子(中央大学)
◇コメンテーター
角田由紀子(弁護士・明治大学法科大学院教授)

第二部:生活
家事分担のなされかた/親密性のありかた/妊娠・子育て
◇報告者
釜野さおり(国立社会保障・人口問題研究所)・志田哲之(神奈川大学)・柳原良江(お茶の水女子大学/東京大学)
◇コメンテーター
善積京子(追手門学院大学社会学部教授)

第三部:未来
ディスカッション
◇話題提供
小倉康嗣(立教大学社会学部講師)

*どなたでもご参加いただけます。参加費無料(参加登録不要)

●ゲストご紹介
◇角田 由紀子(つのだ・ゆきこ)
弁護士、明治大学法科大学院教授。女性の権利に関する事件を多く手がけ、1990年代初頭から性的マイノリティの権利保障の必要性を主張。主著に『性の法律学』『性差別と暴力』(ともに有斐閣)ほか

◇善積 京子(よしずみ・きょうこ)
追手門学院大学社会学部教授。スウェーデンと日本の比較を中心に、家族関係の多様化や家族政策を研究。『婚外子の社会学』(青木書店)で山川菊栄賞受賞。主著に『結婚とパートナー関係』(ミネルヴァ書房)ほか

◇小倉 康嗣(おぐら・やすつぐ)
立教大学社会学部ほか非常勤講師。社会の高齢化を背景とする個々人の生き方の変容に焦点をあてながら、成熟社会における生のあり方・社会のあり方を研究。主著に『高齢化社会と日本人の生き方』(慶應義塾大学出版会)ほか。

●会場
お茶の水女子大学(〒112-8610 文京区大塚2-1-1)
東京メトロ丸ノ内線「茗荷谷」駅・有楽町線「護国寺」駅より徒歩10分
問合せ:
お茶の水女子大学21世紀COEプログラム
「ジェンダー研究のフロンティア」事務局
TEL:03-5978-5547
FAX:03-5978-5548
URL:http://www.igs.ocha.ac.jp/f-gens/
*当日、南門は閉門していますので、東門(正門)からお入りください

●お問い合わせ
シンポジウムに関するお問い合わせ先
お茶の水女子大学21世紀COEプログラム「ジェンダー研究のフロンティア」
プロジェクトC研究協力者 柳原良江
E-mail:gender@jcom.home.ne.jp

調査に関するお問い合わせ先
レインボートーク2006生活実態調査プロジェクト代表:谷口洋幸
E-mail:rt2006-chosa@hotmail.co.jp

■311 ■071129 [ml-prosemip 5983] Re: [ml-prosemip 5933] ニフティの「迷惑メール」への勝手な割り振りについてのお尋ね(天田)

天田です。
先日のニフティの「迷惑メール」への勝手な割り振りはやはりシステム上のトラブルであった模様です。

いやはや。
天田

――――以下――――

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本メールは@niftyメール迷惑メールフォルダーをご利用のお客様にお送りして
います。
----------------------------------------------------------------------
                                                        2007年11月29日
                           ニフティ株式会社

  迷惑メールフォルダー振り分け処理トラブルについて(お詫び)

 平素は@nifty(アット・ニフティ)をご利用いただき誠にありがとうござ
います。

 この度、お客様がご利用の@niftyメールにおきまして、お客様宛の一部の
メールが誤って迷惑メールフォルダーに振り分けられるトラブルが発生いたし
ました。
 お客様にはご迷惑をおかけいたしまして誠に申し訳ございません。深くお詫
び申し上げます。

 ■発生期間 2007年11月15日 16:30 〜 17:30
            11月16日 16:00 〜 18:00
            11月19日 15:00 〜 11月27日 12:00

 ■発生した事象
  上記の期間、迷惑メールフォルダーで採用している株式会社シマンテック
  の判定システムが、トラブルにより誤判定しやすい状況になっておりまし
  た。そのため、お客様宛の一部のメールが誤って迷惑メールフォルダーに
  振り分けられておりました。

 ■お客様へのお願い
  大変お手数でございますが、お客様宛メールの一部が誤って迷惑メールフ
    ォルダーに振り分けられていないか、ご確認いただきますようお願い申し
  上げます。
  迷惑メールフォルダーは、@nifty Webメールにログインした後、画面左
  側の「迷惑メール」フォルダーを選択しご確認いただけます。

  詳細につきましてはこちらのURLからご確認ください。
  http://www.nifty.com/mail/trouble.htm

 ※誠に申し訳ございませんが、11月28日以前に「迷惑メール」フォルダー保
  存期間が経過し、削除されたメールにつきましては、復活させることがで
  きませんのでご了承下さい。
  なお、11月29日以降につきましては、12月20日まで「迷惑メール」フォル
  ダー保存期間の設定に関わらず、迷惑メールフォルダーに振り分けられた
  メールの自動削除が行われないよう弊社にて設定させていただきました。

 なお、本トラブルは現在復旧しております。
 
 この度は、お客様に多大なご迷惑をおかけしましたことを、重ねてお詫び申
し上げます。今後はこのようなことの無いよう、確認・徹底に努めてまいりま
すので、何卒ご容赦賜りますようお願い申し上げます。

 今後とも@niftyをご愛顧賜りますようよろしくお願いいたします。

                           ニフティ株式会社
======================================================================

◇本件に関するお問い合わせ

【メールによるお問い合わせ】
 本メールへの返信にてお問い合わせください

【お電話によるお問い合わせ】
 ・@niftyサービスセンター
    電話:0120-818-275(フリーダイヤル)

   (携帯電話・PHS・海外等から)
    電話:03-5753-2373 ※通話料はお客様のご負担となります。
    受付時間:毎日9:00〜21:00
======================================================================

■312 ■071205 [ml-prosemip 6015] 短文(天田)

天田です。老い研MLにも同文を送付。重複受信の方々すみません。

田島さんからの紹介で、以下の連載を書いています。ご存知のとおり、10月中旬のハードディスク大破+全てのデータ消失などがあったために、送付が遅くなったので、第1回目は以下の号(42巻1号)よりも遅くなる可能性もあります。

1600字では何も書けませんが、一応ということで。

http://www.josukeamada.com/bk/betc25.htm
にて天に唾棄するものを書いた内容とも一部重複します。

取り急ぎ。
天田
――――――――――――――――
◆天田 城介 2007/12/27 「この世界を社会学すること・1」(OTのための教養講座 Lesson1:社会学)
 『作業療法ジャーナル』(42巻1号).**-**.(三輪書店)
 http://www.josukeamada.com/bk/bs08-1s.htm

■313 ■071205 [ml-prosemip 6016] 日本保健医療社会学会194回定例研究会の案内(転送)(天田)

天田です。
先日の大谷(い)さんのMLにもあった田代さんの発表にて以下の研究会があります。

一応、お知らせということで。取り急ぎ。
天田

――――――――――――――――
http://square.umin.ac.jp/medsocio/box/society.htm

12月8日に行われます194回定例研究会についてお知らせいたします。

@日時:12月8日(土) 14:00〜
A場所:法政大学市ヶ谷キャンパス80年館7F 大会議室1
B講師:田代志門氏(日本学術振興会特別研究員)
  司会:三井さよ(法政大学)
  討論者:武藤香織(東京大学医科学研究所)
Cテーマ:「研究と治療の区別」はいかにして可能か――金沢大学付属病院無断臨床試験訴訟を事例として
 研究倫理はなぜ必要なのか、そしてどのように形作られるべきなのか。日本の現状を踏まえると同時に理論的考察を重ねてきた田代さんに登壇していただき、金沢大学付属病院で実際に起きた訴訟における被告側の論理を詳細に検討しつつ、
今後求められる研究倫理の構想をお話しいただきます。
D参加費:無料

連絡先:三井さよ(法政大学・社会学部)  s-mitsui@hosei.ac.jp

事前の参加申し込みは不要です。学会員でない方のご参加も歓迎いたします。
関心をお持ちの方々にアナウンスください。多くの皆様のご参加をおまちしております。

*************************************************
日本保健医療社会学会事務局
  113-0033 東京都文京区本郷7-3-1
  東京大学大学院医学系研究科健康社会学教室内
  TEL 03-5841-3513  FAX 03-5684-6083
  http://square.umin.ac.jp/medsocio/index.htm
  E-mail jshms-office@umin.ac.jp
*************************************************

■314 ■071205 [ml-prosemip 6017] 日本保健医療社会学会195回関西定例研究会の案内(転送)(天田)

天田です。
先ほどは関東の研究会。以下は関西の研究会。一応、ということで。

取り急ぎ。
天田

――――――――――――――――
http://square.umin.ac.jp/medsocio/box/society.htm

第195回 関西定例研究会

日時: 2008年3月15日(土)14:00-18:00
講師とテーマ:
(1)阪神淡路大震災後の遺児ケアの問題について
発表者:阿部 俊彦氏 (東海学院大学総合福祉学部助教)

(2)意思決定過程における「説明」のジレンマ:不妊治療の会話分析
発表者:川島 理恵氏 (日本学術振興会特別研究員/埼玉大学 教養学部所属)

場所: キャンパスプラザ京都 第二会議室(2階)
※JR京都駅ビル駐車場西側・京都中央郵便局西側、京都駅より徒歩3分

(連絡先)
樫田美雄 (徳島大学総合科学部・樫田研究室)
kashida@ias.tokushima-u.ac.jp

■315 ■071205 [ml-prosemip 6019] 今週のプロジェクト予備演習(天田)

天田です。
今週のプロジェクト予備演習は3名が報告する予定です。

2つに分けるか、あるいは3名を(やや時間を延長して)行うかは当日に決定したいと思います。

ということで。
天田

■316 ■071205 [ml-prosemip 6018] 今週の予定(天田)

天田です。
すでに終わりましたが、12月02(日)12:00〜17:30あたりまで第3回老い研究会がありました。参加した皆さん、ご苦労様でした。
(上記の研究会は、常に誰でもいかようにも参加可能です)
昨日は、10:00〜学外の方との面談、13:00〜16:30までパートナーシップ委員会企画、その後、打ち合わせ、18:00〜公共論Tでした。

今週ですと、明日は淑徳大学大学院に行きますので、不在となります。
明後日、プロジェクト予備演習の前後は『Core Ethics』関連の面談など可能です。
http://www.josukeamada.com/schedule2007.htm#12


プロジェクト予備演習については別便にて。

取り急ぎ。
天田


■317 ■071205 [ml-prosemip 6021] Re: 了解です→片山さん(天田)

天田です。
片山さん、了解です。ただ、当日、できたところまで、あるいは口頭にて簡単に話をするという形でもよいかと思いますので、そのあたりは柔軟にやっていくのがよいかと。当日の片山さんの状況・希望にあわせます。文献表についても了解です。

取り急ぎ。
天田

■318 ■071206 [ml-prosemip 6026] 『立命館人間科学研究』17号投稿募集開始(天田)

天田です。
人間科学研究所の紀要『立命館人間科学研究』
第17号の投稿募集を開始したそうです。一応、
皆さんにお知らせいたします。

http://www.ritsumei.ac.jp/acd/re/k-rsc/hs/hs/publication/pdf/kiyou17boshuyouko.pdf
――――――――――――――――
紀要「立命館人間科学研究」第17号

掲載申込締切 : 2008年2月29日(金)
原稿締切 : 2008年3月31日(月)
発行予定日 : 2008年6月末(予定)
――――――――――――――――

■319 ■071206 [ml-prosemip 6028] 明日の予定(天田)

天田です。
明日は16:20〜プロジェクト予備演習。その後、植村さんとの面談
(プロジェクト予備演習の教室でやりましょう→植村さん)

当人がOKであれば、常にオープンです。
http://www.josukeamada.com/schedule2007.htm#12
その前後、簡単なやりとりであれば可能です。

取り急ぎ。
天田

■320 ■071208 [ml-prosemip 6038] シンポジウム「少子高齢社会の政策形成と社会学」のお知らせ(天田)

天田です。
以下の案内のほう、お知らせいたします。

――――――――――――――――
シンポジウム「少子高齢社会の政策形成と社会学」開催のお知らせ

 日本学術会議社会学委員会少子高齢社会分科会、社会政策学会保健医療福祉部会およびお茶の水女子大学教育研究プロジェクト「コミュニケーション・システムの開発によるリスク社会への対応」の共催により、シンポジウム「少子高齢社会の政策形成と社会学」を以下の要領で開催いたします。
 どなたでもご参加いただけますので、事前にお申し込みの上、ふるってご参加ください

日時 2007年12月22日(土) 午後1時〜5時

会場 お茶の水女子大学共通講義棟2号館102号室
   東京都文京区大塚2-1-1
   http://www.ocha.ac.jp/access/index.html
   (当日は、正門のみが開いていますので、正門からキャンパス内にお入り下さい)

プログラム
 司会・趣旨説明: 平岡公一(お茶の水女子大学・日本学術会議連携会員)
 報告:佐藤 博樹(東京大学・日本学術会議連携会員)
    「ワーク・ライフ・バランス社会を実現するために:必要性と取り組みの方向」
    笹谷 春美(北海道教育大学・日本学術会議連携会員)
    「日本型介護政策の展開と家族介護(者)支援策」
    二木 立(日本福祉大学・日本学術会議連携会員)
    「エビデンスに基づく(?)保健医療政策の現状と課題」
    前田 正子(横浜市国際交流協会理事長、前横浜市副市長)
    「子育て支援施策の政策形成の現状と課題」
 討論: 津谷典子(慶応義塾大学・日本学術会議会員)
     武川正吾(東京大学・日本学術会議連携会員)

参加申し込み・問い合わせ先
 参加ご希望の方は、12月19日(水)までに、以下の申し込み先までE-Mailまたは葉書にてお申し込みください。葉書でお申し込みの場合は、連絡先の電話番号またはFAX番号を明記してください。
  〒112-8610 東京都文京区大塚2-1-1
  お茶の水女子大学「コミュニケーション・システム開発」事務局
  E-mail:csd−info@cc.ocha.ac.jp

■321 ■071213 [ml-prosemip 6061] 明日の予定(天田)

天田です。
明日12月14日(金)は、14:30〜山本さんと面談、その後16:20〜応用購読演習です。応用購読演習のあとは『Core Ethics』関連ほかでの面談も可能です。
http://www.josukeamada.com/schedule2007.htm#12
年末年始でのギリギリの対応は厳しくなると思いますので、事前に相談してください。

取り急ぎ。
天田

■322 ■071214 [ml-prosemip 6066] 雑文(天田)

天田です。
書いていながらホームページにアップすることができずにいた雑文をアップしました&連絡するのを忘れていました。
ちなみに、私、この数週間は学会関連業務で仕事疎かになります。メールの返信等が遅い場合も多々あります。

取り急ぎ。
天田
――――――――――――――――
◇天田 城介 2008/02/01 「ケア・3」(世界の感受の只中で・10)
 『看護学雑誌』72-02(2008-02):-(医学書院)
 http://www.josukeamada.com/bk/bs07-10.htm

◇天田 城介 2008/01/01 「ケア・2」(世界の感受の只中で・09)
 『看護学雑誌』72-01(2008-01):-(医学書院)
 http://www.josukeamada.com/bk/bs07-9.htm

■323 ■071214 [ml-prosemip 6071] 『恍惚の人』

天田です。
立岩さん、加藤本のリンク、有り難うございました。以下、先ほど老い研MLに送付したものと同文です。

取り急ぎ。
天田

――――――――――――――――
◆有吉佐和子.197206.『恍惚の人』新潮社,312p. ASIN: B000J95OE4 →19820525.『恍惚の人』新潮社(新潮文庫)→20030525.『恍惚の人』(改版)新潮社(新潮文庫),437p. ISBN-10: 4101132186 ISBN-13:978-4101132181 660 [amazon]/[boople]
http://www.amazon.co.jp/dp/B000J95OE4/
http://www.amazon.co.jp/dp/4101132186

【内容(「BOOK」データベースより)】
文明の発達と医学の進歩がもたらした人口の高齢化は、やがて恐るべき老人国が出現することを予告している。老いて永生きすることは果して幸福か?日本の老人福祉政策はこれでよいのか?―老齢化するにつれて幼児退行現象をおこす人間の生命の不可思議を凝視し、誰もがいずれは直面しなければならない“老い”の問題に光を投げかける。空前の大ベストセラーとなった書下ろし長編。

【著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)】
有吉 佐和子
1931‐1984。和歌山生れ。東京女子大短大卒。’56(昭和31)年「地唄」が芥川賞候補となり文壇に登場。代表作に、紀州を舞台にした年代記「紀ノ川」「有田川」「日高川」の三部作、一外科医のために献身する嫁姑の葛藤を描く「華岡青洲の妻」(女流文学賞)、老年問題の先鞭をつけた「恍惚の人」、公害問題を取り上げて世評を博した「複合汚染」など。理知的な視点と旺盛な好奇心で多彩な小説世界を開花させた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
――――――――――――――――

以下、同書の一文。当該箇所以外にも「ネタキリ老人」「寝たきり」など何度も言及されています。
http://www.josukeamada.com:80/bk/bs07-10.htm

◆有吉佐和子.197206.『恍惚の人』新潮社,312p. ASIN: B000J95OE4 →19820525.『恍惚の人』新潮社(新潮文庫)→20030525.『恍惚の人』(改版)新潮社(新潮文庫),437p. ISBN-10: 4101132186 ISBN-13:978-4101132181 660 [amazon]/[boople]

「私こそ気の毒なのだと言いたいのを昭子は喉許(ルビ:のどもと)で抑えて、黄色いパンフレットを指さして訊いた。
 『この特別養護老人ホームというのは、なんでしょうか』
 『ネタキリ老人とか、人格欠損のある方を収容する施設です』
 寝たきり老人というのは一つの熟語として専門用語になっているらしいと分かったが、人格欠損は分からない。質問してみると、相手はちょっと昭子の顔を見て口籠もりながら、『失禁するとかですね……排泄物を食べたり……躰になすりつけたりするような老人の場合ですね』
 と言ったから、昭子も驚いた。」(有吉 1972→2003:308)

「はっきり分かったのは、今の日本が老人福祉では非常に遅れていて、人口の老齢化に見合う対策は、まだ何もとられていないということだけだった。もともと老人は希望とも建設とも無縁な存在なのかもしれない。が、しかし、長い人生を営々と歩んで来て、その果たてに老耄が待ち受けているとしたら、では人間はまったく何のために生きたことになるのだろう。あるいは、彼は、もう終った人間なのかもしれない。働き、子孫を作り、そして総ての器官が疲れ果てて破損したとき、そこに老人病が待っている。癌も神経痛も痛風も高血圧も運よくくぐりぬけて長生きした茂造のような老人には、精神病が待ちかまえていたのか。」(有吉 1972→2003:314)

「信利も箸を置いて、黙っていた。彼はこの日、目も見えず、耳も聞こえず、食物を<0326<咀嚼することもできなくなった寝たきり老人の話を聞いたばかりだった。鼻孔からプラスティック製のチューブを挿入して液状化した食物をポンプで送りこむ。しかも、そうした状態で、人間はポンプの故障でもない限り、二十年から生きられるのだという。おそらく茂造以上に老耄した頭の中で、その老人は何事を考えて日を送っているのだろうか。躰の寒くなるような話だった。それを聞かしてくれた男は、信利の表情を読んで、もうそれ以上は言えないと言った。信利も訊けなかった。医学の進歩も残酷なものですよ、生かさず殺さずということですからな、と言ってから、相手は更に驚くべきことを、一度は口籠った話を続けた。プラスティックのチューブは差しこみっぱなしにしてあるので、鼻孔の入口を摩擦して皮膚が次第に腐り始める。うっかりすると蠅がそこにたかって卵を産みつけ、蛆がわき出すというのだった。いつ思い出しても信利の全身が寒くなってくる。
 さらに信利は別の知人から聞いた話も思い出していた。戦後の日本では急速に人口の老齢化が起っていることを、その男はいらいらするほど正確な数字や百分比をあげて説明したのだ。本当か嘘か知らないが、今から何十年後の日本では六十歳以上の老人が全人口の八十パーセントを占めるという。つまり一人の若者のまわりに四人の老人が取り囲んでしまう社会が現出する。生活力を持たない四人の老人を、一人の若者<0326<が養わなければならない大変な時代がくる。なぜそんなことになるかといえば、フランスのように日本の人口も、ある時期から出生率が急激に減退し始め、しかも医学の進歩によって老人の死亡率は低くなっているからだ。それを要するに老齢人口の急増という。
 これを現実に考えれば、何十年後には信利も昭子も完全に老人と呼ばれるべき年齢になっていて、敏は一個の社会人として老化した両親の他に赤の他人の古ぼけたのを二人抱えて生きなければならないということになる。また別の男の口からは、違う数字が聞かされた。昭和八十年には六十歳以上の人口が三千万人を超え、日本は超老人国になる運命をもっているという。そうなるまでには、なんとか死んでいたいと思うが、その話を妻にする元気は信利にはなかった。それでなくても彼の耳の奥には、ずっと前に敏が言い捨てた言葉がこびりついている。パパも、ママも、こんなになるまでに長生きしないでね。」(有吉 1972→2003:325-327)

■324 ■071217 [ml-prosemip 6094] 今週の予定(天田)

天田です。今週の予定は以下の通り。
明日17日(火)は、終日、本の引越作業と整理、そして18:00〜公共論です。
12月21日(金)は、13:00〜能勢さん、16:20〜プロジェクト予備演習となります。なお、プロジェクト予備演習は今年最後の回になります。
http://www.josukeamada.com/schedule2007.htm#12

諸々の状況でバタバタしておりますが、明日17日(火)、21日(金)のいずれも短時間であれば、『Core Ethics』関連、その他などについて面談可能です。できる限り早めに連絡ください。

取り急ぎ。
天田

■325 ■071218 [ml-prosemip 6096] 『学術の動向』(天田)

天田です。
別件で調べていたらたまたま引っかかったので、お知らせします。
読んでどれだけの益があるかは様々かと思いますが、『学術の動向』の数年分のバックナンバーが読めます。
http://www.h4.dion.ne.jp/~jssf/text/doukousp/backnumber.html

一例を挙げると、2007年12月号の特集は「保健医療と個人情報保護法」、2006年11月号の特集は「ジェンダー学と生物学の対話」だったりします。
http://www.h4.dion.ne.jp/~jssf/text/doukousp/2007-12.html

一応、情報提供まで。
天田

■326 ■071219 [ml-prosemip 6111] 明後日21日(金)の予定

天田です。本日は(も)書類を書いたり、封筒に切手張ったり、郵送したり、メールしたりで一日が終わりました。
さて、明後日21日(金)の予定をお知らせいたします。
http://www.josukeamada.com/schedule2007.htm#12
12:00〜藤原さん、13:00〜能勢さん、16:20〜プロジェクト予備演習、その後、櫻井さんと面談。
『Core Ethics』関連などなど、午前中、短時間であれば、コメント等も可能です。

取り急ぎ。
天田

■327 ■071219 [ml-prosemip 6114] Re: 石井氏論文集の場所→立岩さん

天田です。
立岩さん、石井さんの「論文集」はURLが変更になっています。
私も老い研のMLでのやりとりから探したら、以下に変更になっていました。

> 石井氏
> http://www.arsvi.com/w/ie01.htm
> かつて(今年)HPに掲載されていたファイルが
> なくなっていたのですが

医療法人財団石心会グループ
http://www.sekishinkai.or.jp/

法人のご案内
http://www.sekishinkai.or.jp/hojin.html

理事長 石井暎禧の論文集
http://www.sekishinkai.org/ishii/index.htm

なお、関連」論文は以下。
――――――――――――――――
◆石井暎禧.19980201.「老人への医療は無意味か――痴呆老人の生存権を否定する「竹中・広井報告書」『社会保険旬報』1973号.
http://www.sekishinkai.org/ishii/opinion_tc01.htm
◆石井暎禧.19980501+19980511+19980521.「みなし末期という現実――広井氏への回答」『社会保険旬報』(1983号.1998.5.1)(1984号 1998.5.11)(1985号 1998.5.21).
http://www.sekishinkai.org/ishii/opinion_tc02.htm
◆石井暎禧.20010121.「終末期医療費は医療費危機をもたらすか――『終末期におけるケアに係わる制度及び政策に関する研究報告書』の正しい読み方」『社会保険旬報』2086号.
http://www.sekishinkai.org/ishii/opinion_tc03.htm
◆石井暎禧.200103.「医療保険改革と『老人終末期医療』――事実に基づいた改革を」『日本病院会医療経済税制委員会報告書「制度と政策の変革を目指して」』.
http://www.sekishinkai.org/ishii/opinion_tc04.htm
◆石井暎禧.20020925.「老人医療の現状と政策の流れ」『大原社会問題研究所雑誌』526・527号.2002年9・10月合併号(9月25日発行)
http://oohara.mt.tama.hosei.ac.jp/oz/526-527/526-1.pdf
――――――――――――――――
まずは取り急ぎ。
天田

■328 ■071219 [ml-prosemip 6118] 『死は誰のものか』からの引用(天田)

天田です。
以下、老い研MLに送付したものと同文。

立岩さんが公共ML【[ml-prosemip 6110] 呆け老人を…/尊厳死協会】にて提供してくださった情報との関連で以下を記しておきます。

これも立岩さんが言及していますが、斎藤本
http://www.arsvi.com/0w/ts02/2003008.htm
◆斎藤 義彦 20021225 『死は誰のものか――高齢者の安楽死とターミナルケア』,ミネルヴァ書房,240p. ISBN:4-623-03658-8 2000
において、以下「呆け老人を抱える家族の会」の「申し入れ」についての言及の箇所を引用。長文ですが、ご容赦を。

ちなみに、私、多大なる時間を要す編集業務に従事することに。
取り急ぎ。
天田
――――――――――――――――
第7章 「末期」「尊厳死」概念の混乱 (の冒頭部分からの引用)

「痴呆症にも尊厳死」
「重度痴呆になったら延命措置はやめて――。リビング・ウィル(延命措置に関する事前指示書)で末期状態の延命措置を拒否する「尊厳死」を、日本で広めようと運動している「日本尊厳死協会」(事務局・東京都)は、一九九三年、協会の発行するリビング・ウィルを変更し、「重度の認知症になったら尊厳死」を行う条項を加えるかどうかの検討を行なった。会員から「生き恥をさらしてまで生きていたくない」「介護で家族が苦しむ」などの声が寄せられたためだ。同年に内部に委員会を設置、リビング・ウィル修正を検討し始めた。一九九五年には会員に対するアンケートも実施。八五%の賛成意見が寄せられた。そこで、リビング・ウィルとは別の紙に「重度老年期痴呆になったら延命措置を拒む」ことを書く試案が作られた。日時や場所を認識で<184<きない/徘徊(ルビ:はいかい)する/夜中騒ぐ/便を食べたりする――などの症状が出て、複数の医師が「重度の老年期痴ほうで回復の見込みがない」と診断したケースで、他の疾患を併発した場合などに延命措置を断るとしている。たとえば、肺炎などの合併症が出ても抗生物質の投与など治療は行なわず、体が衰弱してもも栄養補給の措置はとらないこと――などを求めることができるという。
 一見、リビング・ウィルは痴呆症にも有効のように見える。しかし「痴呆症の尊厳死」は、「延命措置中止」の基準から大きく逸脱している。前章でみた東海大病院事件の判決にある通り、消極的安楽死を含めた「治療行為の中止」が社会的に許されるためには、@治療を中止する時点で患者の意思表示がある、A患者が回復不可能で、死が避けられない末期状態にあること――が最低条件だ。しかし、痴呆症は「死が避けられない」状態でも「末期状態」でもない。死が迫っていない人が肺炎などを起こした時、故意に治療しなければ、それは間違いなく「殺人」だ。本人からの要請があるといっても、自殺ほう助や嘱託殺人罪に問われる可能性が高い。
 この修正案は痴呆老人を支える家族に強い衝撃を与えた。この問題がマスコミで取り上げられたことをきっかけに、一九九六年七月、市民団体「呆け老人をかかえる家族の会」が「『ぼけ』への偏見、誤解がある」として「ぼけ」を「尊厳死」の対象としないように求め、尊厳死協会に申し入れを行なった。申し入れは@ぼけは死に直面していない、Aぼけの人が重篤になれば、症状は他の病気と共通で、わざわざ「ぼけ」をうたう必要はない、B「ぼけ」は、周囲の対応の仕方や福祉の充実で人間らしく生きていくことができる、Cぼけに対する保健・医療・福祉の充実が<149<先決――と訴えた。

くするぶ危うい議論
 同協会は理事会で対応を検討。一九九六年七月、リビング・ウィル修正を「時期尚早」と見送った。この問題はそこで終了しているはずだった。しかし、議論はその後もくすぶり続ける。協会の理事長は当時、成田薫弁護士がつとめていた。成田弁護士は一九六二年、寝たきりの父親に殺虫剤入りの牛乳を飲ませ、死なせた男性に、嘱託殺人の有罪判決を下した名古屋高裁の裁判官の一人だった。元々、より刑の重い尊属殺人で起訴された事件だったが、裁判所の主導で、訴因が嘱託殺人に変更された。この判決は安楽死が許される六つの要件を示し、それは、東海大病院事件の判決で出された積極的安楽死を認める四要件の基礎になった。
 成田理事長は、同年九月、「家族の会」に申し入れの回答を送った。回答は議論の打ち切りを知らせてはいたが、「痴呆症の尊厳死」への強いこだわりを示していた。「議論の中心は、助かる見込みのない重度老年期痴呆に限られており、しかもその人の人生最後の、唯一の願(事前の自己決定)を容れて、延命措置だけをやめるなら、法的にも人道的にも、それがむしろ当然の措置でなんら問題はないはず。どうしてこれが世間の一部の人が言うように、弱者の切り捨てになるのか、どうして福祉の充実に逆行するというのか全く理解しがたく、誤解も甚だしいと評する外ない」。「家族の会」との認識のズレは一向に埋まっていないことを示す内容だった。<150<
 成田弁護士は一九九七年、毎日新聞のインタビューに応じ、「重度老年期痴呆は尊厳があるとは言えない。理性も知性も失われた動物に近い状態で生き恥をさらしたくない、という会員の願い強い。痴呆条項について、時期尚早として議論を打ち切ったが、否決したわけではない。数年後に、議論する時期がくる」と、協会が議論を蒸し返す可能性を示唆した。
 (中略)<151<
 重度の認知症は立派に生きている人間だ。そして医療の「自己決定権」は「死ぬ権利」ではない。末期でも、死が迫っているわけでもない人間に「痴呆症はみじめでいや」「介護の負担が大きい」など、一方的な価値観や社会制度の貧困を理由に「死」をもたらしてもよいとする論理は、「生きる価値がない」と障害者を大量に安楽死させたナチスと変わりがない。」(齋藤 2002:148-152)
――――――――――――――――
◆成田薫については以下のページにも言及あり。
http://www.arsvi.com/b2000/0202fh.htm
http://www.arsvi.com/d/et-nsk.htm

197707  成田薫「安楽死について」 於:九州大学医学部
〔以下略〕

◆成田 薫 編 1996 『年表が語る協会20年の歩み』,日本尊厳死協会
◆成田 薫 編 1996 『そこが聞きたい知りたい尊厳死問答集』,日本尊厳死協会
◆成田 薫(日本尊厳死協会会長) 19980110 「尊厳死思想とその根底にあるもの」,日本ホスピス・在宅ケア研究会編[1998:41-51]*

◆名古屋安楽死6要件(1962年)名古屋高等裁判所 当時 成田薫主任判事

■329 ■071220 [ml-prosemip 6122] Re: ウェブに掲載しています→大谷さん(天田)

天田です。大谷さん、ご指摘有り難うございます。
私のところに到着したMLは文字化けがなかったのですが、一応、以下に正確な文章を記しておきます。
http://www.josukeamada.com/gsce/ml-prosemip2007-4.htm#328

取り急ぎ。
天田

■330 ■071220 [ml-prosemip 6140] 『患者追放』からの「横内氏による学会『立場表明』批判」の箇所を引用(天田)

天田です。
以下、老い研MLと同文。

http://www.josukeamada.com/gsce/ml-prosemip2006-2.htm#124
http://www.josukeamada.com/gsce/ml-prosemip2006-2.htm#126
http://www.josukeamada.com/gsce/ml-prosemip2006-2.htm#127
http://www.josukeamada.com/gsce/ml-prosemip2006-2.htm#128
では「『福祉のターミナルケア』に関する調査研究報告書」(1997年)に関する記述部分を引用をしましたが、今回は向井本の中から別の箇所を。
歴史的文脈としては、前者があったのちに、以下の「横内氏による学会「立場表明」批判」があったということになります。マニアックですが、一応の情報提供ということで。

――――――――――――――――
◆向井 承子 20030825 『患者追放――行き場を失う老人たち』筑摩書房,250p. ISBN:4-480-86349-4 1500
http://www.arsvi.com/b2000/0308ms.htm
 
高齢者の終末期と「医学論争」([向井 2003:174]の冒頭部分からの引用)
 「二〇〇一年一〇月、第一三回日本生命倫理学会年次大会が名古屋で開かれた。学問には無縁の私だが、演題にいくつか気になることがあって傍聴を申し込んだ。
 まずは当日のランチョンセミナーで、日本老年医学会が六月に発表した「高齢者の終末期医療に関する立場表明」を説明するというのに関心があった。また、演題のいくつかに、「死の義務」、「トリアージ」など、数年前から気になっていたキーワードが散在しているのにも興味があった。「高齢者の終末期医療に関する立場表明」自体は、「高齢であることや自立能力が低下しているなどの理由などにより、適切な医療およびケアが受けられない差別に反対する」(立場1)など一三項目の宣言文からできていて、高齢者が医療を受ける権利が薄められる一方の時代に、医師の側から社会的責任の一環として問題提起を試みたという前向きの印象を受けるものだった。(中略)<174<
 だが、その「立場表明」はどうも「議論は錯綜して明確な結論を得られない」まま発表したものらしかった。というのも、日本老年医学会自らが生命倫理学会の予稿集にその旨を記していたからである。
 議論が錯綜した最大の理由は、肝心の「高齢者の終末期」の定義、いったいどういう状態ならば「終末期」といえるのか、ということだったらしい。(中略)<175<
 ところが、最終報告でさらに不思議な一文が加えられた。高齢者の場合、終末期の定義ははっきりしない、しかも余命の予測もできない。ではなぜ、「近い将来死が不可避」と言い切れるのだろう。さらに、最終報告には、「将来の検討課題」として、「痴呆疾患の終末期」、「悪性腫瘍の終末期」、「脳卒中の終末期」、「呼吸不全の終末期」など、「個別疾患ごとの検討が必要」という文章も加えられた。つまりは、高齢者の終末期は病気によっても違うし、一概には論じられない、医学的にはまだ定義することができない、それは「今後の課題」ということなのだろうか。(中略)<176<
 しかし、不思議だったのは、「日本老年医学会では高齢者の終末期医療に対する学会としての立場を表明することを迫られており……」と予稿集が説明しているところだった。いったいなぜ、老年医学会はまだ「曖昧」でよくわならないらしい「高齢者の終末期」のことで、なんらかの立場表明を「迫られ」なければならなかったのだろう。
 「将来の検討課題」というなら、「適切な医療およびケアは侵すことのできない基本的人権。重度痴呆患者など判断力が低下している患者にあっても保障されるべきものである」(立場1)とまず第一に掲げた「医療を受ける基本的人権」が侵されていないかどうかを、臨床現場をあげて実情を調査する、そのイニシアティブをとることの方が、まずは求められる。それが科学者の社会的責任というものなのだと私には思われた。
 「見解」批判の先鋒となり、高齢者の終末期論争に火をつけた形の同学会評議員の医師、横内正利氏はつぎのように記していた。
 「たとえばアルツハイマー病の場合、どのような状態になったら終末期と診断されるのだろうか。あるいは老衰の場合はどうだろうか。案では、恣意的な差別を引き起こす可能性があるため、具体的な規定は設けなかったとしているが、定義をあいまいにしたまま議論を進めることこそ、かえって重大な差別を招くことになりかねない……過小医療に警告を発するという学会の意図とは逆に、高齢者の医療打ち切りに悪用される危険は大きく、そのことに対する配慮が足りない。もし本当に過小医療に反対するというのならば、『安易に終末期と判断してはならない』と警告す<177<るべきであろう」(11)
 横内氏は同時に、二〇〇一年の秋からほぼ平行して学会が取り組んでいた「高齢者終末期医療における輸液治療のガイドライン」作成作業との関連をも案じていた。口から食事や水分がとれなくなった患者に静脈を通じて水や電解質を補給する方法である。ここでも「終末期」とは「見解」と同じく、「近い将来の死が不可避となった末期の状態」とされていた。ガイドラインは、老いて病が重くなり、弱りきったおとしよりを「終末期」と診断した場合、水分や栄養の補給をどうするのか、続けるのか打ち切るのかを判断する手順を示すためのものだが、「事実上、『高齢者の終末期では輸液や人工栄養を行なってはいけない』という精神が貫かれている」(12)と横内氏は指摘していた。こちらも「議論錯綜」のためか、ガイドライン作成作業は二〇〇三年春の段階では頓挫したままのようである。」(向井 2003:174-178)

※上記で引用されている文献(以下は向井[2003;219]の表記のとおりに記す)
(11)横内正利 「日本老年医学会『立場表明』は時期尚早」(『Medical Tribune』メディカル・トリビューン社、二〇〇一年二月一五日)
(12)横内正利 「再論・日本老年医学会『立場表明』――高齢者医療打ち切りになる恐れあり」(『Medical Tribune』メディカル・トリビューン社、二〇〇一年一〇月四日)

――――――――――――――――
※参考情報
◆2001年6月13日 「高齢者の終末期の医療およびケア」に関する日本老年医学会の「立場表明」
 http://www.jpn-geriat-soc.or.jp/tachiba/index.html
――――――――――――――――

上記については前便にてアナウンスしたとおり。
上記の横内論文、研究室か自宅のどこかにあります。必要な方がいれば探しておきます。

取り急ぎ。
天田

■331 ■071222 [ml-prosemip 6151] 『私が決める尊厳死』における横内氏の引用(天田)

天田です。
以下、老い研MLと同文。重複受信の方々、乞ご容赦。

昨夜(またしても切手張りやら糊付けやら何やらの手仕事のため)送付できなかったので、以下に送付します。

> 今夜にも「怪しげな人たち」の話をちょっと抜書きして
> 送付します、→90年代・00年代の担当の方々へ

以下の「一部のヨーロッパ諸国では、……」において引用表記はありませんが、以下の植村論文でもそうであるように横内論文が参照されています。ある種皮肉な引用のされ方でございます。

◆植村 和正 200606 「高齢者の終末期医療」(特集 終末期医療――医療・倫理・法の現段階)『学術の動向』2006年06月号 
 http://www.h4.dion.ne.jp/~jssf/text/doukousp/pdf/200606/0606_2733.pdf
「……ヨーロッパ諸国ではこのような場合に人工栄養を施さないで安らかに「死なす」ことが社会的合意として定着しているようである 2)。……」
※2)は「横内正利 1998 「高齢者の終末期とその周辺――みなし末期は国民に受け入れられるか」『社会保険旬報』1976 13-19」です。

立岩さんの
◆立岩真也 2007/01/26 「おわりに――よい死・18」,『Webちくま』[了:20070126]
http://www.arsvi.com/d/n01.htm
「デンマーク他には「寝たきり老人」がいないという報告にもそのような効果があった。……そこでは、たんにケアが充実しているというだけでなく、あるいはそのケアを充実させるためにも、ある時点で医療を停止していることを知り、そのことを報告する人たちがいる。」
という指摘にも関係することです。

――――――――――――――――
■日本尊厳死協会東海支部編著・日本尊厳死協会発行 20070720 『私が決める尊厳死――「不治かつ末期」の具体的提案』中日新聞社,159p. ISBN-10: 4806205486 ISBN-13: 978-4806205487 1000
http://www.arsvi.com/b2000/0707ns.htm

◆高齢者 井戸豊彦・益田雄一郎(日本尊厳死協会東海支部編 2007:61-91)からの引用
 「今まで「末期医療」で議論されてきたのは、主に65歳未満の若年者の悪性腫瘍j(ルビ:しゅよう)患者(以下、悪性腫瘍は「がん」と表記)を対象としたものが多かったと思います。高齢者もがんで死亡する場合が少なくないのですが、やはり若年者と異なった病態・経過・転帰(行き着く先)を示す例が多く、また高齢者の場合、がん以外の疾患で死亡する患者も少なくありません。やはり、高齢者の「末期医療」は、若年者の末期医療と比較して相違点が存在するのです。
 この章では、高齢者の末期を考えるにあたり、対象となる疾患に「脳血管障害」「パーキンソン病」そして「認知症」の中のアルツハイマー病(アルツハイマー型認知症)を選択しました。
 認知症全体をとり上げずアルツハイマー病と限定したのは、脳血管性認知症の場合は、脳血管障害と内容が重複すること、また他の神経編成疾患は比較的まれえだること、さらには全身性疾患によるものは早期の診断で治癒するものがほとんどであること、を考慮したからです。
 認知症そのものでの死亡はありませんが、アルツハイマー病を高齢者に特有な疾患として、議論の対象としました。
 「老衰」については不治とか末期といった項目は設けず、一部言及するにとどめました。その理由は「老衰」が疾患概念を意味する言葉ではないこと、かつては「老衰」を死因としてきましたが、近時は死因とはできないとする意見のあることを考慮したからです。
 脳血管障害の不治、末期とは、様々な機能障害を引き起こし、すでに全面介助状態となった人が、合併症として肺炎や心不全、あるいは褥瘡(ルビ:じょくそう)(床ずれ)から敗血症などの感染症を引き起こし、それ<63<らの合併症が治癒せず不治、末期となった状態に陥ったときです。
 一般的にいえば合併症の多くは治癒が可能です。しかし高齢者の場合、治療を実施に行なってもその効果はなく、末期の状態に陥ることが少なくありません。
 一方、合併症がなく、比較的全身状態がよい状態であれば、嚥下(ルビ:えんげ)機能(飲み込むこと)が傷害され、食事がとれなくても、また意思疎通の能力を喪失して会話が全くできなくても、いわゆる不治、末期とはいえないと思います。
 パーキンソン病やアルツハイマー病については、病態が進行し全身状態が悪化してくると、薬物療法の効果も限定的となり、いわゆる寝たきりとなります。その際、嚥下機能や意思疎通能力も喪失することがほとんどです。そしてその末期ですが、肺炎や心不全、敗血症などの感染症に侵され、それらの合併症の治癒が見込めないときに、不治、末期である、といえます。
 これらの経過とは別に、全体としてみれば特定の疾患や臓器不全によるものというより、固体全体の「老化」の結果というべきものである場合も多いと思います。老化によって寝たきりや全面介助状態に至ることも少なくありません。いわゆる「老衰」ですが、この状態に陥った場合も、「末期」と考慮すべきです。(筆者注は略)<64<」(日本尊厳死協会東海支部編 2007:63-64)

「老衰による死について
 高齢者の病態を全体としてみれば、特定の疾患や臓器不全によるものというより、個体全体の「老化」の結果というべきものである場合があります。寝たきり、全面介助状態に至ったときのことです<65<<66は表1のみ掲載<が、この状態をわれわれは老衰といい、「末期」に準じて考えるべきだ、と思います。
 この場合、寝たきり、全面介助状態は6ヶ月を超えることが少なくありません。老衰の過程で生じる「摂食不能」を放置すれば死に至りますが、この老衰死は主に脱水死であり、通常、苦しみは少なく、死亡までの期間も短く、治療による苦痛もない、ある意味で受け入れやすい死に方といえます。
 一部のヨーロッパ諸国では、このような場合に人工栄養を施さないで安らかに「死を迎えさせること」が社会的合意となっているようです。しかしながら、わが国ではこのような場合に、補液などどの医療措置を施さない例はあまり多くないと思います。それは、ひとつにはこの場合の摂食不能が「不可逆的」であると判断することが困難だからです。老衰の経過中に生じる摂食不能は肺炎などの急性疾患が原因のことが多く、これを治療すれば摂食可能となる場合が少なくないからです。
 もう一つ大事な点は、一部のヨーロッパ諸国と異なり、日本ではこのような場合の医療措置に対する国民的合意が成立していないことです。一般国民を対象にしたアンケートによれば「たとえ持続的植物状態に陥ったとしても、人工栄養などの医療措置を希望する」が少数ながら存在し、しかも高齢者ほどその比率が増加します。医療における「自己決定権」の行使が、慣習としても制度としても成熟しているとはいえない日本社会では「老衰の過程においては医療措置を施さない」という社会的合意の形成は容易でない背景があります。<67<」」(日本尊厳死協会東海支部編 2007:65-67)

 「末期を定義するにあたっては、生命予後を目安に定義していく考え方があります。生命予後6ヶ月以内の状態を「末期」と定義する場合がその例です。しかしながら死亡期間を正しく予測できないことは既に指摘されています。
 清水哲郎は末期医療を考える際に予後の長さが本質的要素ではないとし、末期の基準を「治療方針を決める際に、患者がそう遠くない時期」に死に至るであろうことに配慮するかどうかにある」と考えるのが適当としています(文献)。高齢者の場合は具体的定義がさらに困難と思われます。その理由は病態の多様性が背景にあるからです。」(日本尊厳死協会東海支部編 2007:73)

■引用文献、参考文献(日本尊厳死協会東海支部編 2007:90-91/文献は同書の表記の通りに記す)
今堀和友:老化とは何か 岩波新書(1993)
Christakis NA, Lamont EB. Extent and determinations of error in doctors' prognoses in terminally ill patients: prospective cohort study. BMJ 2000; 320: 469-473.
Fox E et al. Evaluaton of prognostic criteria for determing hospice eligibility in patients with advance lung heart, or liver disases JAMA 1999; 282: 1638-1645.
清水哲郎:終末期医療としての高齢者医療―患者・家族・医療者間の倫理をめぐって― Geriatric Medicine 2006; 44: 51-56
村井淳志:第7章終末期医療. 1.救命・延命の医療と終末期医療.新老年学(第2版)(折原肇編).pp1273-1275 東京大学出版会(1999)
横内正利:高齢者の終末期とその周辺、みなし末期は国民に受け入れられるか.社会保険旬報 1999;1976:13-19.
大友栄一:長寿社会総合研究平成3年度研究報告4:245-247(1992).
植村和正:「高齢者の終末期の医療およびケア」に関する日本老年医学会の「立場表明」.日老医誌:41(1),45-47.2004.
AGS Ethics committee: The care of dying patients; A position statement from the American Geriatric Society: JAGS 43:577-578, 1995
WHO編:がんの痛みからの解放(第2版).金原出版(1996)
森田達也、角田純一、井上聡、千原明:高齢者癌患者の緩和ケアの特徴.Geriatric Medicine 1997; 35: 1505-1511
星野一正:医療の倫理.岩波新書(1999)
益田雄一郎、井口昭久:米国の死ぬ権利の現状―Advance Directiveに焦点をあてて― 海外社会保障情報 1997;118:29-41.
Masuda Yuichiro, Iguchi Akihisa et al.. Physicians' reports on the impact of living wills at the end of life in Japan. Journal of Medical Ethics 2003; 29: 248-252
――――――――――――――――

ちなみに、益田氏は以下のような本を書いてもいますね。
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4890145532.html
なお、どうでもよいことですが、上記の共著者の井口昭久氏には以下の論文と本があります。
http://kenpro.mynu.jp:8001/Profiles/0006/0000694/31thesess.html
http://kenpro.mynu.jp:8001/Profiles/0006/0000694/16thesess.html
http://kenpro.mynu.jp:8001/Profiles/0006/0000694/44thesess.html
http://kenpro.mynu.jp:8001/Profiles/0006/0000694/64thesess.html
http://kenpro.mynu.jp:8001/Profiles/0006/0000694/65thesess.html
http://kenpro.mynu.jp:8001/Profiles/0006/0000694/72thesess.html
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/481580382X.html
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4833131412.html
加えて、昨日お知らせした日本老年医学会倫理委員会の委員長だったりもしました。
特段に意味はありません。一応ということで。

取り急ぎ。
天田

■332 ■071222 [ml-prosemip 6153] 日本老年医学会の「立場表明」に至るごく簡単な概説(天田)

以下も老い研と同文。

天田です。
次々と長文ですが、きちんとやれば(誰もやった人がいないので)きちんとした仕事になるかと思います(お前がやれという話でもありますが)。

以下のページに、2001年6月13日の「高齢者の終末期の医療およびケア」に関する日本老年医学会の「立場表明」に至る簡単な概説あり。
http://www.jpn-geriat-soc.or.jp/tachiba/index.html

ちなみに、前便にてお知らせしたとおり、日本ならびに米国の老年医学会の「立場表明」は
■日本尊厳死協会東海支部編.20070720.『私が決める尊厳死――「不治かつ末期」の具体的提案』中日新聞社.
http://www.arsvi.com/b2000/0707ns.htm
の文献としても引かれています。
(それ自体がどうということではありませんが)

言うまでもなく、2001年6月13日の日本老年医学会の「立場表明」は1995年の米国老年医学会の「立場表明」を(一定度)受けてのことです。
■AGS Ethics committee: The care of dying patients; A position statement from the American Geriatric Society: JAGS 43:577-578, 1995.

※米国老年医学会の「立場表明」の全文は以下を参照。
■American Geriatrics Society (AGS) Position Statement.THE CARE OF DYING PATIENTS.AGS Ethics Committee. *Last Updated 2007*
http://www.americangeriatrics.org/products/positionpapers/careofd.shtml

取り急ぎ。
天田
――――――――――――――――
■社団法人全国老人保健施設協会.1999.報告書『介護保険制度の展開と老人保健施設の役割――21世紀の社会保障制度をめざして 5』
 の「第2部 老人保健施設におけるターミナルのあり方に関する調査研究」の「はじめに」
http://www.roken.or.jp/member/book/houkokusho/h11/a-terminal.htm

「米国老年医学会では、1995年高齢者のターミナルケアに関する「立場表明」を行い、基本的方針を明らかにした(AGS Ethics Committee : The care of dying patients: A position statement from the American Geriatrics Society. J Am Geriatr Soc 43:577-578,1995)。そこでは、高齢者の人生の終末期になっても、症状を和らげ安楽でいられ、人間としての尊厳性と自己管理ができるケアを希望している現状を踏まえ、将来に絶望しないよう効果的なケアを提供することが骨子とされた。
更に、終末期のケアの質を複数の諸団体が糾合して改善するための提言がなされた(Commentary: Measuring quality of care at the end of life: A statement of principles. J Am Geritr Soc 45:526-527,1997.)。

本邦においては、京都老人のターミナルケア研究会の報告書(村井淳志:日本老年医学会雑誌34:34,1997)により、高齢者の享受したいターミナルケアの要素についてのアンケート結果や、東京都老人医療センターにおける外来患者調査により末期医療の具体的な質問がなされた(松下:日本老年医学会雑誌1999、36:45-51)。
1998年から、厚生省長寿科学のターミナルケアに関する研究班(班長:内藤通孝名古屋大学老年科学助教授)が組織され、日本老年医学会倫理委員会(委員長:井口昭久名古屋大学老年科学助教授)による、高齢者終末期医療に関する立場表明の作成と発表などの取り組みがようやく地に着いたところである。」
――――――――――――――――
なお、「京都老人のターミナルケア研究会」については以下。
http://www.so-net.ne.jp/medipro/isyk/new_info/9711/77020-m.htm

日本老年医学会倫理委員会については別便にて。
取り急ぎ。
天田

■333 ■071222 [ml-prosemip 6154] 京都老人のターミナルケア研究会(天田)

天田です。以下も老い研MLと同文。
長文メールの連続、すみません。必要ない人は削除してください。以下、前便の「京都老人ターミナルケア研究会」についての情報。

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■琵琶湖長寿科学シンポジウム実行委員会・村井淳志編.亀山正邦監修.199711.「高齢者の介護とターミナルケア」 『総合ケア・別冊』110p. NDC:369.26 \2,800 (税込\2,940)
http://bookwebpro.kinokuniya.co.jp/wshosea.cgi?W-NIPS=9971430606&REFERER=0
http://www.so-net.ne.jp/medipro/isyk/new_info/9711/77020-m.htm
http://www.ishiyaku.co.jp/search/details.cfm?bookcode=770200

■19980613 京都老人のターミナルケア研究会主催「高齢者の終末期ケア講演会」
http://www.igaku-shoin.co.jp/nwsppr/n1998dir/n2287dir/n2287_08.htm
※以下、講演会の部分を上記から引用。

●高齢者の終末期ケア講演会
 開催案内 6月13日/京都市
 京都老人のターミナルケア研究会が主催する「高齢者の終末期ケア講演会」が,きたる6月13日,「最期まで人間らしい生を 老いて死にゆく人へのケア」をテーマとして,京都市の京都アスニーで開催される。
・プログラム
〔基調講演〕ここまでできる高齢者の終末期ケア(高知愛和病院長 村井淳志)
〔パネルディスカッション〕座長=弥栄町国保病院長 三宅貴夫,滋賀県立成人病センター部長 藤本直規
※その他,現場からの報告として,終末期を介護した家族の体験などが 披露される
・事務局:〒780-8130 高知市一宮3894-2 高知愛和病院(村井淳志)
 TEL(0888)45-1641/FAX(0888)46-2811

■小川直.20020205.「本の紹介/村井淳志監訳『重度痴呆性老人のケア−終末期をどう支えるか』」『京都保険医新聞』第2259号.3面.
※以下の京都府保険医協会のホームページより全文引用.
http://www.healthnet.jp/syuchou/pages/2001/02/k01020503.html

本の紹介/村井淳志監訳『重度痴呆性老人のケア−終末期をどう支えるか』2000年4月発行/医学書院、3,000円(外税).
http://www.amazon.co.jp/dp/4260330616/

終末医療が抱える現状を問い直し、医療の一方的な働きかけに提言

「父から医院を継承して5年、循環器内科を専門としてきた私にとって「痴呆」という疾患はあまりなじみのないものでした。地区医師会の理事として地域医療、在宅事業に関わりを持ち始めた頃、在宅介護支援センターの職員から「先生の近くのAさん宅に至急来てください」と連絡がありました。早速走って行くとAさんが裸で、水の入っていないお風呂の中でじっとしておられました。入浴後出てこられなくなり、困ったご家族が「水を抜いたら出てくるのではないか」「水をかけたらどうか?」「お湯をかけたらどうか?」等々苦労のあげく在宅介護支援センターに助けてほしいと連絡があったというのがその顛末でした。その後も5名のアルツハイマーと思われる痴呆患者さんと巡り会い、2名を在宅で看取らせて頂きました。

 本書にも書かれていますが、末期の痴呆患者さんは無動、寝たきり、嚥下障害、反復感染という経過をとるのが通常と言われています。私のつたない臨床経験における常識では嚥下ができなくなれば胃管、胃ろうやIVHによる栄養補給を行う、感染が起これば感染に対する治療を当然行うものだと疑いもしませんでした。

 重度痴呆に緩和ケアの手法が取り入れられ、また「感染症に対してさえも重症の痴呆患者さんは緩和ケアのみと積極的治療とでその生存曲線に変化がない」「不治の病で死に行く患者は飲食物を拒むのはふつうであることを知るべきである」という本書の記載は私にとっては驚きでした。

 本書を読ませていただき、私の今までやってきたことは、人を人として尊厳をもって接するのではなく、むしろ医療従事者側のエゴで医療を一方的に医療側の価値観で押し売りをしてきたのではないかと思わざるを得ませんでした。末期癌に対してすら、ホスピスケアが十分浸透していない我が国において、痴呆に対してのホスピスケアをいきなり受け入れる土壌は、まだ十分整備されていないのではないかと考えます。しかし、医療従事者である我々から意識改革をはかり、目を開かねばならない、在宅医療の現場で接する我々から意識を変えなければならないと痛感しました。そのために本書は非常に役立つものであると思います。

 本書は「京都老人のターミナルケア研究会」の10周年記念として村井淳志先生と会員の先生方によって翻訳、発行されたと聞いておりますが、付け加えたいのは訳者の先生方が書かれているコラムのすばらしさです。各先生方が本書の内容にしばられず、ご自分の視点でご自分の言葉でお書きになっておられます。短いコラムの中に先生方のご経験のエッセンスが凝縮されている気がします。

 私のような臨床経験の浅い若輩者のみでなく、豊富な臨床経験をお持ちの先生方にとっても役に立つ一冊ではないでしょうか。

(伏見・小川 直))

【京都保険医新聞_第2259号_2001年2月5日_3面】」

■京都老人のターミナルケア研究会.村井淳志・川合一良・塩榮夫・奈倉道隆・三宅貴夫・藤本直規.2007「高齢者福祉施設における終末期ケアの手引き」『日本老年医学会雑誌』Vol.44.No.1.126.
http://www.jstage.jst.go.jp/article/geriatrics/44/1/44_126_3/_article/-char/ja
http://www.jstage.jst.go.jp/article/geriatrics/44/1/126_3/_pdf/-char/ja/

引用文献
1) Commentary: Measuring quality of care at the end of life: A statement of principles. J Am Geriatr Soc 1997; 45: 526-527.
――――――――――――――――

なお、京都老人のターミナル研究会のメンバーであった、現 社団法人認知症の人と家族の会(旧:呆け老人をかかえる家族の会)顧問でもある三宅貴夫氏のホームページは以下にあります。

■三宅貴夫
http://www2f.biglobe.ne.jp/~boke/boke2.htm
http://www2f.biglobe.ne.jp/~boke/profile.htm (プロフィール)
http://www2f.biglobe.ne.jp/~boke/miyake.htm (論文集)
「呆け老人をかかえる家族の会」の活動
http://www2f.biglobe.ne.jp/~boke/fcg.htm

なお、三宅氏のホームページ
http://www2f.biglobe.ne.jp/~boke/news3tx.html
に掲載の「尊厳死協会」の記事の紹介についての箇所を以下に全文引用。

★「日本尊厳死協会 延命措置中止の判断基準などで試案」(4月14日/毎日新聞)
[略]
追加情報:「疾病ごと延命中止基準、終末期を定義…尊厳死協会報告」(読売新聞)
[略]

編者:終末期については以下の定義などがあります。
終末期の定義:「積極的な医療行為がないと生命の維持が不可能であり,またその医療行為を必要としなくなる状態には回復する見込みがない状態」(編者三宅貴夫)
高齢者の終末期の定義:「病状が不可逆的かつ進行性で,その時代に可能な最善の治療により病状の好転や進行の阻止が期待できなくなり,近い将来の死が不可避となった状態」(日本老年医学会2001年)
認知症の人の終末期の定義:「狭義の終末期:以下をすべて満たす。@認知症である。A意志疎通が困難か不可能な状態である。B認知症の原因疾患に伴い嚥下が困難か不可能な状態である。Cこうした状態が非可逆的である。広義の終末期:狭義の終末期の状態である。または治癒しない認知症で、認知症とは直接関係ない身体疾患が終末期の状態である」(三宅貴夫)
「認知症の高齢者の体と病気 5.認知症高齢者の終末期ケア」(編者三宅貴夫著 中央法規出版「りんくる」2006年6月より2007年4月まで隔月掲載)

■334 ■071222 [ml-prosemip 6155] 『老年医療の歩みと展望』からの引用(天田)

天田です。
以下の本から抜粋。ややマニアな話が続いていて、すみません。
もしかしたらこのMLでも一人ぐらい興味を持つ人もいるかもしれないと思いまして。

以下、日本老年医学会倫理委員会の設立の経緯とメンバーなどを記しておきます。
そして、この中で生まれた「立場表明」が「横内氏による学会「立場表明」批判」へとつながってくるのです。

以下の論文の目次と本文中からの抜粋。
――――――――――――――――
■植村和正 20031220 「終末期医療」.日本老年医学会編『老年医療の歩みと展望――養生訓から現代医療の最先端まで』メジカルビュー社.222-225.

1.はじめに (植村 2003:222)
2.倫理委員会の発足 (植村 2003:222)
3.第一回倫理委員会(平成10年9月4日) (植村 2003:223)
4.第二回倫理委員会(平成10年11月20日) (植村 2003:223)
5.第三回倫理委員会(平成11年4月13日) (植村 2003:223)
6.第四回「老年医学」市民公開講演会「終末期医療の目標――日本老年医学会の立場」 (植村 2003:224)
7.第四回倫理委員会(平成12年5月31日) (植村 2003:224)
8.第42回日本老年医学会学術集会シンポジウム(平成12年6月17日) (植村 2003:224)
9.学術評議員に対するアンケート調査 (植村 2003:224)
10.第五回倫理委員会(平成13年3月27日) (植村 2003:224)
11.「高齢者の終末期の医療およびケア」に対する日本老年医学会の「立場表明」 (植村 2003:225)
12.今後の課題と展望 (植村 2003:225)

「平成10年9月4日、日本老年医学会老人医療委員会のもとに「老年医療の分野における終末期医療のあり方を含めて広く倫理的諸問題について検討し、理事会の諮問に応じて協議答申すること」を目的として倫理委員会が発足した。当初の委員は以下である。
委員長   佐々木秀忠 東北大学老年・呼吸器内科教授(平成12年より交代)
副委員長 井口昭久 名古屋大学老年科教授(平成12年より委員長)
委員    飯島節 国際医療福祉大学教授(現筑波大学心身障害系教授)
       遠藤英俊 国立療養所中部病院医長
       加藤正弘 江戸川病院院長
       小出五郎 NHK解説委員
       袖井孝子 お茶の水女子大学生活学部教授
       野口美和子 千葉大学看護学部成人看護教授
       松下啓 東京都老人医療センター副院長(現勝楽堂病院)
幹事    植村和正 名古屋大学第三内科助手(現名古屋大学病態内科助手)
 ここに、昨今のわが国の高齢者医療、とりわけ「終末期医療」を取り巻く複雑多岐にわたる諸問題に対する日本老年医学会の倫理的立場は如何にあるべきか、検討する場が設置された。本節では設置以来の倫理委員会の議論を中心にこの問題に対する日本老年医学学会のこれまでの活動をふりか<222<えり、今後の課題や展望にまで言及したい。」(植村 2003:222-223)

「平成12年秋に行なわれたアンケート調査では全評議員617名に発送され268の回答総数であった。ほとんどの評議員が「立場表明」の必要性を認めた(95.5%)。反対意見はわずかであったが傾聴に値するものであった。要約すると以下の2点からなるものであった。
@高齢者の終末期にはいまだ明確な基準がなく時期尚早である。このような時期に学会としての立場を表明すると医療費抑制のよりどころとして行政に利用されかねない。
A高齢者の終末期は老年医学会だけが責任を負うものではない。この国すべての学会、あるいは医師会などが責任を負うべきである。」(植村 2003:224)

――――――――――――――――
◆日本老年医学会編集 日本老年医学会発行 20031220 『老年医療の歩みと展望――養生訓から現代医療の最先端まで』, 329p.メジカルビュー社 ISBN-10: 4758302677 ISBN-13:978-4758302678 8400
http://www.amazon.co.jp/dp/4758302677/
http://bookwebpro.kinokuniya.co.jp/wshosea.cgi?W-NIPS=9977814198&REFERER=0

■内容(「MARC」データベースより)
世界最長寿国・日本の老年医療はどのようになっているのか。老年医療の萌芽、老年疾患への取り組み、日本から発信した老化研究の変遷、わが国の老年医療を支えた人たちなど、老年医療と介護の最前線からの寄稿をまとめる。

■《内容》 社団法人日本老年医学会の編集・発行による老年医療に携わる第一線の専門家たちが、わが国の老年医療の歴史と今後の展望、進むべき方向も示し、まとめた書。 

■《目次》
年表:老年医療・医学史年表―日本と世界における系譜  鈴木 裕介・酒井 シヅ
序論  折茂 肇
第1章 老年医療の萌芽,変遷
 1 老年医療
  1) プライマリケアと老年医療のアイデンティティ  柳澤 信夫
  2) これからの高齢医療をめぐる視点  祖父江逸郎
  3) 老年者医療への対応−活動的な人生100年に向けて−  飯村  攻
  4) 老年医療の定義  佐々木英忠
  5) 老年者の社会的位置付け  鳥羽 研二
  6) 老年医療とsubspeciality  土居 義典
  7) 老年医療への期待  袖井 孝子
 2 老年医学
  1) これからの老年医学における臨床研究の手法に関する提言  高崎  優
  2) 日本における老年医学の課題  島田 和幸
  3) 老年医学近未来の課題  森本 茂人
  4) 老化医学の回顧と展望  阿部  裕
  5) 日本老年医学100年の推移と21世紀の展望と希望  勝沼 英宇
  6) 老年医学界の変遷  佐藤 秩子
 3 日本の老年者の生活と健康 松林 公蔵  
 4 医療経済
  1) 医療経済  井藤 英喜
  2) 老人医療施設  大塚 宣夫
 5 社会制度と介護保険
  1) 社会制度(介護保険)  難波 吉雄
  2) 介護保険と老年科医に期待されるもの  浅井 幹一
  3) 全世代対象の「老年医学」  小出 五郎
 6 教育
  1) 老年医学教育の変遷  五島雄一郎
  2) 老年医学教育のあり方  入來 正躬
  3) 日本における老年学の研究と教育  柴田  博
  4) 教育機関と教育  寺本 信嗣・松瀬  健
  5) 大学における老年医学教育  横野 浩一
 7 日本老年学会,老年医学会の歴史  大内 尉義 
 8 雑誌発刊  長瀬 隆英 
 9 国立長寿医療センター
  1) 国立長寿医療センターの設立  井形 昭弘
  2) 国立長寿医療センター病院の役割  木谷 健一
  3) 国立長寿医療センターの設立経緯,長寿医療のあり方,期待される展開  太田 壽城
 10.高齢者のケア
  1) 高齢者ケア職の協働に向けて  野口美和子
  2) 老年者を診る,診る人を育てる科学  齋藤  康
第2章 老年疾患への取り組み
 1 痴呆症
  1) 先が見えてきたアルツハイマー病  田平  武
  2) 老年期痴呆の治療  中村 重信
  3) 痴呆症:治療  本間  昭
  4) 痴呆症研究の歴史と日本人の貢献  荒井 啓行
 2 脳神経疾患
  1) 脳血管障害の疫学(久山町研究)  藤島 正敏
  2) パーキンソン病  犬塚  貴
 3 精神疾患
  1) 老年期のうつ状態・うつ病  大森 健一
  2) 妄想・せん妄  工藤  喬・武田 雅俊
  3) 失語症概念の変遷からみたコミュニケーション障害  小高 文聰・笠原 洋勇
  4) 高齢者の統合失調症  松下 正明
 4 循環器疾患
  1) 高齢者心疾患診療における最近の進歩  松本 正幸・岩井 邦充
  2) 動脈硬化性疾患に対する分子治療  青木 元邦・森下 竜一
  3) 老年医療における循環器疾患  金政  健
  4) 老年者不整脈の100年と今後の展望  橋場 邦武
 5 高血圧症
  1) 老年者高血圧症の変遷  荻原 俊男・福尾 惠介
  2) 食塩感受性高血圧  日和田邦男
  3) 高齢者高血圧・循環器疾患を中心に  島本 和明
 6 呼吸器疾患
  1) 誤嚥性肺炎  関沢 清久
  2) 在宅医療の進歩−在宅酸素療法にみる発展の歴史−  木田 厚瑞
 7 消化器系の疾患  千葉  勉 
 8 糖尿病
  1) 加齢と糖尿病  大庭 建三
  2) 高齢者糖尿病の治療の変遷について  成田 琢磨・伊藤 正毅
     −合併症発症進展防止における高血圧治療の重要性について−  
 9 内分泌疾患(女性ホルモン)  秋下 雅弘 
 10 腎・泌尿器疾患
  1) 腎不全  井上 剛輔
  2) 高齢者腎疾患医療と今後の展望  土井 俊夫
  3) 尿失禁  飯島  節
 11 血液疾患  今村 雅寛 
 12 膠原病−関節リウマチ  後藤  眞 
 13 骨疾患
  1) 整形外科医として老人医療に携わって  林  泰史
  2) 骨粗鬆症:病因・診断(転倒,骨折)  細井 孝之
  3) 骨粗鬆症の治療の進歩  長屋 政博
 14 皮膚疾患  種井 良二 
 15 口腔・歯の疾患
  1) 高齢者の口腔ヘルスケア  渡邉 郁馬
  2) 高齢者への歯科医の関わり  田中 健藏
 16 摂食・嚥下障害  才藤 栄一 
 17 老年者の機能評価   小澤 利男
 18 百寿者研究のエポックメーキング  広瀬 信義
 19 老化に関する長期縦断疫学研究  下方 浩史・安藤富士子
 20 終末期医療  植村 和正
第3章 わが国から発信した老化研究の変遷
 1 老化と寿命−ウエルナー症候群  三木 哲郎
 2 テロメア  石川 冬木
 3 老化と寿命:Klotho遺伝子  鍋島 陽一
 4 線虫からヒトへの道  鈴木 (堅)之
 5 ポストゲノム時代の老化研究  後藤佐多良
第4章 わが国の老年医療を支えた人たち
 1 尼子富士郎先生  大友 英一
 2 冲中 重雄先生  小坂 樹徳
 3 村上 元孝先生  蔵本  築
 4 山田 弘三先生   鈴木 裕介 
 5 村地 悌二先生  板垣 晃之 
 6 関本  博先生   土屋  博 
 7 桂  英輔先生  横出 正之 
 8 葛谷 文男先生   遠藤 英俊 
 9 原澤 道美先生  福地義之助 
 10 吉川 政己先生  江藤 文夫 
第5章 長寿への取り組みと展望
 1 取り組み
  1) 長寿達成  亀山 正邦
  2) 養生訓  貝原 信明
  3) 統合としての老年医療,科学的精神,老化の研究  松下  哲
  4) 「お達者健診」の意義と実践  鈴木 隆雄
  5)長寿国世界一を支える老年医学  水島  豊 
 2 展望
  1) 老年学の提唱  井口 昭久
  2) 老年医学への関わりと今後のわが国の老年科の位置付け  高柳 涼一
  3) 老人による老年病の症候学・療養法のテキストを  後藤 由夫
  4) 日本における高齢者医療と老年医学の将来  平井 俊策
  5) 長寿への道  長谷川恒雄
  6)老年病予防時代の到来  木村 郁郎 
  7)老年者を診る心  橋爪 潔志

■335 ■071222 [ml-prosemip 6160] Re: 本日サーバー止まっていました→川口さん

天田です。
本日、大学に行って諸々の雑務をしていましたが、メールあるいはネットができなかったので、情報システム課に問い合わせたところ、「本日停電?のため、終日、サーバが止まっている」との返事でした。20時過ぎに順次動き出すと言っていましたので、ようやくといったところかと思います。
というわけで、立岩さん、川口さんのML、先ほど受信しました。一応、お知らせ。

取り急ぎ。
天田

■336 ■071223 [ml-prosemip 6162] 「寝たきり老人」「三郷中央病院事件」への言及(天田)

天田です。以下、老い研MLと同文。乞ご容赦。
以下のような「武蔵野方式」を進め広めたとの山本茂夫氏の本があります。
(自宅のダンボールの中にありましたので、必要な人にはお貸しします)

「寝たきり老人」への言及あり。
また、「三郷中央病院事件」についての言及もあります。こちらは別便でお知らせします。

――――――――――――――――
◆山本 茂夫 199503 『福祉部長 山本茂夫の挑戦』朝日カルチャーセンター,226p. ISBN-10: 4900722146 ISBN-13: 978-4900722149.\1,456(税込\1,529).
http://www.amazon.co.jp/dp/4900722146/
http://bookwebpro.kinokuniya.co.jp/wshosea.cgi?W-NIPS=9950229677&REFERER=0

【内容(「BOOK」データベースより)】
武蔵野市福祉公社をつくった山本茂夫が血ぬられた銘刀で、官僚主義と福祉行政をバッサ、バッサと斬りまくる、痛快、感動のドキュメント。

【内容(「MARC」データベースより)】
老後福祉の前線自治体で、その歴史をきり拓いてきた著者が、福祉の原点と問題をリアルに明快に示す。「寝たきり老人」を大量生産するニッポンにはびこる官僚主義と福祉行政をバッサバッサと斬りまくる。

【[BOOK著者紹介情報]】 (山本茂夫 200104 『定年後は心なごむ「レストラン」を始めよう』ノ著者紹介情報から引用)
山本茂夫[ヤマモトシゲオ]
1934年、樺太生まれ。終戦で山形へ。55年、日本社会事業短期大学卒業。同年、東京・武蔵野市福祉事務所に就職。1963年、早稲田大学第二文学部卒業。主に高齢者福祉の分野を歩み、93年、福祉保健部長。この間、“武蔵野方式”といわれる先端的な高齢者福祉を進め、関係者に注目される。95年、定年退職。翌年、障害者の子息との約束を果たすべくランチ専門「レストランえりか」を開店。現在、早稲田大学第二文学部、日商簿記三鷹福祉専門学校講師、西水元ナーシングホーム(特養)施設長を務める。著書に『福祉部長山本茂夫の挑戦』『新しい老後の創造』がある。

第1部 地方公務員 山本茂夫の四十年
第2部 これで良いのか福祉行政
第3部 介護地獄をなくすために
第4部 特別対談 土屋正忠市長、武蔵野市の福祉を語る―豊かで安らぎのある武蔵野市を

◆山本 茂夫 198210 『新しい老後の創造――武蔵野市福祉公社の挑戦』,ミネルヴァ書房,240p. ASIN: B000J7K3GA.→2000 『新しい老後の創造――武蔵野市福祉公社の挑戦』ミネルヴァ書房,247p. ISBN-10: 4623014398 ISBN-13: 978-4623014392
http://www.amazon.co.jp/dp/B000J7K3GA/
http://www.amazon.co.jp/dp/4623014398/

ちなみに、上記以外に以下のような本もあるようです。
◆山本 茂夫 200104 『定年後は心なごむ「レストラン」を始めよう』 ,亜紀書房,230p. ISBN-10: 4750500194 ISBN-13: 978-4750500195 1575
http://www.amazon.co.jp/dp/4750500194/
http://bookwebpro.kinokuniya.co.jp/wshosea.cgi?W-NIPS=9974630746&REFERER=0


■337 ■071223 [ml-prosemip 6163] 「三郷中央病院事件」(天田)

天田です。以下、老い研MLと同文。乞ご容赦。
前便にて紹介した「三郷中央病院事件」についての簡単な情報提供。この事件についてのウェブ情報は驚くほどないですね。抜書きは後日します。

■大熊一夫 19810820 『ルポ・精神病棟』朝日新聞社.
http://www.arsvi.com/b1900/8108ok.htm
の翌年です。「悪徳病院批判」がどのような文脈から出てきて、どのような道筋を辿ってきたのかを確認しておくことも悪くはないかと思います。

取り急ぎ。
天田
――――――――――――――――
■■1982年3月〜 三郷中央病院事件

◆大熊由紀子 200304〜「物語・介護保険」(呆け老人をかかえる家族の会の機関誌『ぽ〜れぼ〜れ』、社会保険研究所刊「介護保険情報」の連載より)
http://www.yuki-enishi.com/kaiho/kaiho-00.html

■大熊由紀子 200406「第4話 「日本型福祉」が生んだ「日本型悲劇」」『月刊・介護保険情報』2004年6月号.
http://www.yuki-enishi.com/kaiho/kaiho-04.html

◆雨後の竹の子のように生まれた老人病院では
「グラフは人口1000人当たりのベッド数です。日本(赤線)だけが、奇妙に増え続けています。そのかなりの部分が老人病院と精神病院でした。
 「老人病院」の経営実態の多くは闇の中でした。例外的に明るみに出たのが、埼玉県にある三郷中央病院でした。
 見るに見かねて県に内部告発した職員がいたのです。
 「東京医科歯科大学出身の院長、新潟大学出身の副院長、1カ月3万円で完全看護」が売り物でした。事務職員は東京・千葉・埼玉の福祉事務所を熱心に回り病院をPRしました。集められたお年寄りの7割が東京と千葉の住民でした。
 1980年75床で開院、半年後には177床に膨れ上がりました。
 「三郷中央病院事件とその教訓」という県のマル秘文書からうかがわれる、そこでの「診療」は、たとえば、次のようなものでした。
・入院した人にはすべて「入院検査」と称して31種類の検査を受けさせ、その後も毎月「監視検査」という名で21種類の検査。
・検査はやりっばなしで、検討された形跡はなし
・ テレメーターによる心臓の監視の架空請求で1000万円を超える収入
 口から食べられる人にも点滴が行われ、お年寄りの顔はむくんでいました。
 点滴を無意識に抜いたりするとベッドの柵に縛りつけられました。写真Aのような褥瘡、尿路感染、肺炎、……そして、平均87日で死亡退院。
 このような現実に、伊藤さんたちがどう立ち向かっていったかは、後の物語で。」(大熊 2004:**)

■和田努 医療ジャーナリスト和田努の「医療・健康・福祉」を考える「CONSUMER HEALTH」
http://wadajournal.com/index.htm

http://wadajournal.com/profile/katsudo.htm
◆老人医療制度を変えたスクープ
 「私がジャーナリストとしてスタートした70年代は、人口の高齢化が本格的にすすむ時代でした。高齢者問題に力を入れてきました。埼玉県三郷市に「三郷中央病院」がありました。この病院は老人を食い物にする悪徳病院でした。丹念に取材して、廃院に持ち込みました。この事件は国会問題にもなり、厚生省が老人医療を見直しするきっかけになった事件でした。私としては思い出深いスクープです。
 武蔵野市福祉公社をつくり、老人福祉の歴史を拓いてきた山本茂夫さんが『福祉部長 山本茂夫の挑戦』という本のなかで私のことを紹介してくれています。いささか長くなるが引用させていただきます。
 老人病院の実態を見聞する機会は多いが、それを取り上げ、論じるのは、ごく少数のジャーナリストだけで、老人福祉の専門家や政治家たちは、言の葉にも乗せず、知らんふりをきめ込んでいる。
 月刊誌『宝石』(昭和57年3月号)で、NHKディレクターであった和田努氏が三郷中央病院を告発したのが、老人病院の非情な処遇を取り上げた最初のものであった。
 和田氏は病院関係者の研究会の席上、私立病院の管理職だった人から、悪質病院の話を聞き、病院に勤めて要る職員や退職した人、家族などから困難な事情聴取を重ね、埼玉の三郷中央病院が典型的な悪質病院であることに確信を持ち、病院の名前を明記して実態を公表することを決意し、記事にした。それに先立って、和田氏は、病院院長から「名誉毀損で訴えるぞ」などの嫌がらせを受けながら、さらに『老人でもうける悪徳病院』(エール出版)で、薬づけ検査づけの実態やお年寄りをベッドに縛り付ける看護婦の姿を詳細に伝えている。
 三郷中央病院は、許可された病床が177床なのに、200人以上の患者がつめ込まれ、いやがる老人をベッドに縛り付けて、検査と点滴を行っていたと和田氏は告発した。
 昭和56年一年刊に200人近くの老人がこの病院で亡くなり、退職した職員は「ふとんを強いた殺人工場です」と語ったという。
 和田氏の告発を契機に、厚生省は検査づけ点滴づけの老人医療を改善するために、昭和58年老人保健法を制定した。一ジャーナリストの果たした社会的意義は大きい。(山本茂夫著『福祉部長山本茂夫の挑戦』より)」

■和田 努 198208 『老人で儲ける悪徳病院』,エール出版社,187p. ASIN:B000J7FAQS
http://www.amazon.co.jp/dp/B000J7FAQS/

■338 ■071223 [ml-prosemip 6164] 『高齢社会を生きる』(天田)

天田です。
以下、老い研MLと同文。重複受信の方々、乞ご容赦。
以前、たしか大谷(い)さんからも公共MLで紹介がありましたが、詳細な目次を以下に掲載。ご参考まで。

――――――――――――――――
◆清水哲郎編 20071020 『高齢社会を生きる――老いる人/看取るシステム』,東信堂,208p. ISBN-10: 4887137915 ISBN-13: 978-4887137912 1890.
http://www.amazon.co.jp/dp/4887137915/
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4887137915.html

現場から考える高齢者の生・死・看取り。
知の新しい道しるべ。
家庭や地域における高齢者医療の現状と課題を捉え直し、新たな実践の場として「ナラティブホーム」をドキュメントする。
日本学術振興会人社プロジェクトの成果。

清水哲郎 「序 高齢者にとっての生と死」 清水編[2007:3-11]

T 家庭と医療現場をつなぐ
清水哲郎 「第1章 人生の終末期における医療と介護――意思決定プロセスをめぐって」 清水編[2007:15-46]
日笠晴香 「第2章 予め決めておく――事前指示をどう考えるか」 清水編[2007:47-68]
会田薫子 「第3章 食べられなくなったとき――胃瘻という選択肢の意味」 清水編[2007:69-91]

U 地域社会における生と死
竹之内裕文 「第4章 看取りの文化」の再構築へむけて――「間」へのまなざし」 清水編[2007:95-116] 
田代志門 「第5章 「看取り」を支える市民活動――ホスピスボランティアの現場から」 清水編[2007:117-138]

V 高齢化医療システムの現状と課題
西本真弓 「第6章 さまよえる高齢者の現実――療養病床を持つ病院の個人データからみえてくるもの」 清水編[2007:141-164]
吉田あつし 「第7章 高齢者をめぐる医療システムのこれから――お金は大事だがすべてではない?」 清水編[2007:165-184]
佐藤伸彦 「第8章 医師が目指す「ナラティブホーム」」 清水編[2007:185-207]

 
【BOOK著者紹介情報】
清水哲郎[シミズテツロウ]
1947年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科次世代人文学開発センター・上廣死生学講座・教授。研究テーマは医療現場に臨み、患者・家族および医療従事者たちと共に、意思決定の進め方(臨床倫理学)や、死生をめぐる価値の問題(臨床死生学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■339 ■071223 [ml-prosemip 6165] Re: 適宜情報を流していきます→川口さん

川口様

天田です。コメント、有り難うございます。
ややマニアな情報でしたので、誰も読んでいないものかと思っておりました。

少なくともこれから順次このMLに流していきますが、高齢者の領域に限って言えば、(協会に対して違和を表明しながらも)実践としてはそのやり方でやってしまっているという現場は少なくありません。

> 「医療側の価値観の押し売り」という一方的な反省

この「医療者側の押し売り」や(前便の)「悪徳病院批判」が反復されて今日に至っているといったところかと思います。
老い関連情報のみですみませんが、適宜、情報を流します

取り急ぎ。
天田

■340 ■071224 [ml-prosemip 6173] 『老いと死を生きる』(天田)

天田です。以下、老い研MLと同文。
ええ加減にしろや、という方は削除をお願いします。

こちらで時間的制約の中で提供できる情報はお伝えしていますので、皆さん、どうぞ宜しく。

引用の「悪徳老人病院の告発記事……」は昨日お知らせした「三郷中央病院事件」などです。こちらについての情報は別便でも送付します。また、老人保健法前後の歴史的文脈についても確認することができます。

「資料」として読み解きつつ、使えるものは使うといった感じで進めるのがよいです。
その他も諸々ありますが、別便にて。

――――――――――――――――
◆新福 尚武 監修 20040521 『老いと死を生きる――老人病院医師へのインタビュー』,老人病院情報センター ,223p. ISBN-10: 4990198301 ISBN-13: 978-4990198305 2100.
http://www.amazon.co.jp/dp/4990198301/
http://bookwebpro.kinokuniya.co.jp/wshosea.cgi?W-NIPS=997858823X&REFERER=0
※以下、http://www32.ocn.ne.jp/~rojin_byouin_ic/rhic0145.htmlから引用(一部、加筆・修正)。

これまで語られることのなかったテーマ!
自分の死、親の看取り、患者の看取りを
老人病院の医師5人が語る

目次
まえがき
よく老い、老いをよく生きる
老人病院医師への九つの質問

第一章 天本宏(天本病院理事長) 在宅重視の二四時間体制コミュニティケア
自分の死――わがまま体制を整え、セルフィッシュを貫く
親の看取り――看取りにいたるまでの関わりを重視
患者さんの看取り――在宅ケアの条件は本人の意思決定
医師になった理由――広島で被爆
高齢者医療に向かっていった動機――高齢者の地域調査がきっかけ
老人病院の建設――付き添いなしのトータルケア
印象に残った死――祖父の死、先輩の死
家族へのアドバイス――時代のニーズは自由な環境
宗教――自分の物差しを持つのに役立つ
インタビューを終えて

第二章 漆原彰(大宮共立病院理事長) 医療、介護施と在宅支援のシステムづくり
自分の死――発達した裁量の医療を受けたい
親の看取り――医師としてよりも子どもとして
患者さんの看取り――苦痛をとるターミナルケア
医師になった理由――建築家か医師か
高齢者医療に向かっていった動機――核家族時代にバックアップ体制
老人病院の建設――医療と福祉の合体を先がける
印象に残った死――眠るように逝った祖母
家族へのアドバイス――家族観の変化と階後の社会化
宗教――袈裟を着て診察する自分の姿
インタビューを終えて

第三章 新貝憲利(成増厚生病院院長) 痴呆専門病院を開設、痴呆老人のケアと看取り
自分の死――僕は寂しがりや、日替わりメニューできてほしい
親の看取り――居心地の良い空間を用意
患者さんの看取り――孤立感、孤独感のない最期
医師になった理由――医師である父への反発
高齢者医療に向かっていった動機――僕が痴呆を治す
老人病院の建設――痴呆老人のターミナルケア
印象に残った死――数えきれないほど立ち会った
家族へのアドバイス――病気・障害・人間性をみる
宗教――僕の宗教観はあるがまま
インタビューを終えて

第四章 大塚宣夫(青梅慶友病院理事長)
大往生・終いの住処としての施設
自分の死――死はいつもすぐ隣りにある
親の看取り――親をみるために病院を建てた
患者さんの看取り――家族も医療者も後悔しない看取り
医師になった理由――一族のなかに医師をひとり
高齢者医療に向かっていった理由――長生きした罰・人間収容所にショック
老人病院の建設――家族も癒される施設
印象に残った死――厳かな死
家族へのアドバイス――設備、技術、知識、システムの揃った施設の活用
宗教――人は一度しか死なない
インタビューを終えて

第五章 新福尚武(元東京慈恵会医科大学精神医学科教授)
大正・昭和・平成の時代を生きて
年齢とともに死生観が変わってきた
不可知なるものの存在
宗教と精神医学の一体化
二一世紀の精神医学の目指すもの
活発に生きるヒント
挨拶をして穏やかに死を迎える
インタビューを終えて

あとがき


【書評】
斉藤弘子 20060625 「語り考える人生の最期/『老いと死を生きる――老人病院医師へのインタビュー』」『北海道新聞』(2006年6月25日)
http://www5.hokkaido-np.co.jp/books/20060625/1.html

■『老いと死を生きる――老人病院医師へのインタビュー』(新福尚武監修 老人病院情報センター 二一○○円)
<略歴>しんふく・なおたけ 1914年生まれ。精神医学者。著書に「さわやかに老いる知恵」など。

語り考える人生の最期
 誰も避けることができない「老いと死」という事象に、どう向き合っていけばよいのか。親の看(み)取りや迫りくる自らの老いを前にして、これは中高年世代にとって切実な問題である。本書は、そういった命題に対し、高齢者医療の草分けともいえる五人の医師が「自分の死、親の看取り、患者さんの看取り、印象に残った死、家族へのアドバイス」などの問いに答える形で自らの思いを語ったインタビュー集である。
 介護を必要とする高齢者を抱えた家族のために、病院情報を中心にした相談業務と情報提供を行っている「老人病院情報センター」の設立十五周年記念出版であり、同センター代表の川添みどり氏がインタビューを行っている。それゆえ、「自分の親がこの病院に入院したら」という視点でこれまで多数の老人病院を取材してきた川添氏の姿勢が随所に表れている。そのひとつは、「自分の親にしてもらいたくないことを患者さんにしてはならない」という大塚宣夫医師(青梅慶友病院理事長)の言葉への共感であり、川添氏はこの言葉を高齢者医療や介護職の関係者にぜひ伝えたいと強調する。
 高齢者医療の先駆者たちの考え方や生き方をはじめ、現場の移り変わりを知るためにも、また医療・介護の仕事に携わる人にとっても、本書は貴重な資料になる。また、「老いと死」に向き合った多くの高齢者とその家族の姿をみつめてきた医師の言葉には、現場を背景にした生と死の哲学がある。とくに「老年精神医学の父」といわれる監修者・新福尚武氏のメッセージには、「よく老い、老いをよく生きる」ためのヒントが含まれている。ただ、自らの老いや死を受容する過程で、葛藤(かっとう)する高齢者の心、家族と織りなす人間模様なども描き込まれれば、生と死の哲学にもっと深みが出たのではないか。
 家族観や高齢者をとりまく介護・医療事情の変化とともに、いま、「老いと死」はお任せではなく自ら創(つく)る時代になった。本書は、ケアを受ける側にとってもケアを提供する側にとっても、最終ステージの生き方を考えるうえでの指南書になるだろう。
評・斉藤弘子(ノンフィクションライター)


「天本 一九八五年に『老人の専門医療を考える会』は、できました。僕や青梅慶友病院の大塚先生が、病院を建てたのは一九八〇年です。その頃は、悪徳老人病院の告発記事が新聞に掲載されて、老人病院バッシ<35<ングの時代です。我われのやっていることすべてが否定されました。
 お世話料の問題もそうですし、付き添いもつけないでやってるとか、痴呆症の人にリハビリさせているとか。必要な治療としての点滴注射もぜんぶカットされ、仲間の医者からも否定された。我われは現場で医療、ケア、リハビリも必要だと思うからしているんだけど、学問的にも誰も肯定しないし、いろんなことで叩かれた。
 それに憤りを感じた人達が集まってきた。なんとなく集まってというふうにしていたら、そこに青梅慶友病院の大塚宣夫先生がいて僕がいた。老人病院の中でも真剣に取り組んでいる姿を、当時の厚生省の人がみていて、中核になるような人に声をかけたんじゃないでしょうか。
 ある意味では『老人の専門医療を考える会』で、大塚先生と僕がやってきたことが今のような形になってし、組織をつくって良くしていかなきゃいけないという発想でした。そして僕がその会の初代の会長になりました。」(天本 2004:35-36[新福監修 2004:35-36])

「――(聞き手は川添みどり) 漆原先生は病院だけではなく、いろいろな施設やシステムをつくって、患者さんの希望する介護体制を支援します、という形をとってらっしゃいますね。先生ご自身は死について、どう考えておられるかうかがいにまいりました。ご自身の死について考えたことはありますか。具体的にどういうふうな死に方をしたいと思っていますか。
漆原 基本的には考えたことはありません。正直いって考えたくないっていうか。(中略)<50<
 治療が必要な状態になって死ぬならば、無理に医療を在宅に持ち込んで死のうとは思わない。在宅での死って突然死に近い状態か、長期の要介護状態の先にある死だけだと思うな。家族の負担もあるし。でも家族には見送ってほしいとは思うけどね。
―― 事故だとか、重篤な病気とかじゃなくて、ある程度人生を全うしたであろうお年寄りの死と、若い人の死とは違いますよね。
漆原 それはまったく違いますね。若い人の場合は普遍的な経過や自然さがないからね。高齢者の死は誰もが早晩避けられないものだと知っ<51<ていて、ある程度は本人も周りも自然に受容してくるものだと思う。死に対する恐怖や不安といったものは確立が高まる分だけ高齢者のほうが強く自覚していて、死に直面するといろんな反応をあらわすんだ。高齢者でも加齢によってだけ死ぬことは少なくて、医学的には病的な状態をへて死ぬと考えていいんだと思うな。人生を全うした先の死だとしても自然で安楽な死って、ほとんどないと思ってるけど、違うかな。」(漆原 2004:50-52[新福監修 2004:50-52]/過括弧内補足は引用者)

「――(聞き手は川添みどり) この頃、胃ろう造設が増えてきました。食べ物が飲み込めず、口からの栄養補給が難しい人に、嚥下訓練をするには非常にいいそうですね。食べられるようになればやめられますから。また、生きたいと願う本人の思いが強ければ、胃ろうの造設も当然の処置だと思います。けれど本人の意思も確かめられない状態で、胃ろうの造設手術をしますと担当医からいわれて、困惑している家族も多いようです。入院するまではいっていた特別養護老人ホームは、胃ろうをすれば再入所が可能だというそうですが、本人は意思表示ができないのに、本人以外の誰かが決めるのは難しいですよね。
漆原 そんな時、決めているのは実際は家族なんだけど、本人以外の<76<家族や介護者が決めていいのかどうかは疑問だよね。医師に、これをしなければ死にますけどどうししますかっていわれると、とりあえずはやってくださいという。それと患者さんや家族と医師の関係には、まだまだ温度差があるよね。患者さん側には医師のすすめる処置を拒否できない雰囲気があるよね。胃ろうをすすめられたさっきのケースのように、その後のケア施設の入所がかかっている場合など、本人や家族のほんとうの気持ち以外の要因で決められることになる。結構多いよ、そういうこと。
――そうなんです。だからこの本をつくったのは、自分の死に方を決めておこうということと、親の死に方に対しての覚悟を決める時に、胃ろうや気管切開などの処置が、どういうことかを知っておこう、そういう想いからです。
漆原 胃ろうだって気管切開だって必要な医療処置の手段段だよ。ただ、どんな状態で、なんの目的で行なうかが問題だと思う。本人が判断できないんなら、やっぱり家族だよね決めるのは。死に直面してい<77<る状態や、回復が望めない状態なのは、担当の医師にはわかっているんだけど、医師によっても捉え方や死が迫っている基準が少しずつ違う。生きている価値観なんだ相当違うからね。今は正解なんてないんだ。医師はそれを決める家族に十分情報提供をして、制約をつけないで考えてもらうのがいいと思う。聞かれれば意見はいうけど、最後の延命的な処置をどこまでするかくらいは、元気のうちに自分のことも家族のことも話し合って、決めておけるようになればいいと思うよ。」(漆原 2004:76-78[新福監修 2004:76-78]/過括弧内補足は引用者)

「――(聞き手は川添みどり) それが今の老人病院(青梅慶友病院)のはじまりですね。何年のことですか。
大塚 一九八〇年、昭和五五年です。この頃っていうのはね、老人病院花盛りなんですよ。あちこちにたくさんできたけど、行き場のないお年寄りを預かってベッドに縛りつけて点滴する、大量の薬を服ませる。介護といえば、家族が直接雇った付き添いまかせの状態でした。今朝までご飯を食べていたお年寄りが、入院した途端に突然点滴されて、しばらくすると動けなくなって、それで床ずれができて、1ヶ月もすると肺炎を起こして死んじゃう。これがお決まりだったんですよ。
―― 社会問題になりましたよね。<141<
大塚 ある新聞が告発記事を書いたこともあって、それで老人病院=悪徳病院という図式ができてしまいました。だから私が老人病院を建てるといった時は、「お前ねぇ、そんなにしてまでお金儲けがしたいのか」っていわれましたよ。
 だけど、病院を始めてみて、実際にはいってくる人は寝たきりに加えて脱水状態であったり、低栄養状態であったりする。あるいは大声を出すとか、徘徊する、暴力をふるうといった、活発な問題行動を伴う痴呆老人が大部分でした。ところが、対応する方法といえば、我われが知っているのは医療技術だけですから、それを駆使して、なんとかこの人の状態をコントロールしようと思う。そうるすと、落ち着く先は点滴でったり、強い鎮静剤という話になるわけですよ。
 ある時、気がついたら、私は一生懸命やっているのに、よその悪徳病院といわれるところと結果はそんなに違わなかった。これが結構ショックだったんです。ほどなく医療保険の支払い機関から、お前の病院は医<142<療費がかかりすぎて怪しからんと呼びだしを受けたんです。私としては治療でお金を稼ぐためにやっているわけじゃなかったのに。そこで、もうそんなにいわれるなら、点滴もなにもしないで様子をみてやるよとばかりに、ぜんぶやめてしまったんですよ。医師や看護師はやることがないから、患者さんの傍に行って遊んだり、寝ている患者さんを起こしてレクリエーションなんかするでしょ。それまでは入院してだいたい1ヶ月もすると寝たきりになっていたのが、寝たきりにならなくなってきた。痴呆の人なんかも薬を使わなくても結構落ち着いてきた。
 この体験でケアの大切さを知り、今までの医療を中心とした対応が、いかに無力かというよりも、有害かを思い知らされた。
 もうひとつ、病院をはじめて半年くらいで大きな発見をしました。それは、老人病院というのはお年寄り本人というより、家族のための施設だということです。家族が困り果てて連れてくる。病院を選ぶのも、その後お金を払ってくれるのも、病院の評判を外部に伝えてくれるのも<143<家族。となれば家族の要望に、しっかりとこたえる運営にすればいいと考えた。当時の家族の要望は、ずっと入院させてくれること、預けることに後ろめたさを感じなくてもいいような対応をしてくれるkと、本人に痛い思いや辛い思いをさせるような医療を、しないことだと知ったことです。二、三年してヨーロッパの老人施設をみて、また大ショックを受けた。同じような状態のお年寄りを対象にしながら、対応がまったく違う。寝たきりや点滴をしている人が皆無。私がなんとなく思っていたことを決定的に裏づけた。ともかく、もう全員ベッドから離して起こした方がいい。ケアの大事さ、生活環境を整えるのが大事だっていうのがわかってきた。」(大塚 2004:141-144[新福監修 2004:141-144]/過括弧内補足は引用者)

「新福 (中略)もうひとつは精神学会が、『老年の精神医学』のシンポジウムを持ったことです。それに大阪大学の金子仁郎教授、横浜私立大学の猪瀬正教授、そして私の三人が演者になった。一九五五年ですが、これが日本の老年精神医学の研究にも、私どもの研究にも大きな弾みになりました。」(新福 2004:194[新福監修 2004:194])

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【関連情報】
■1983(昭和58)年5月 「老人の専門医療を考える会」設立 (初代会長 天本宏/2代 大塚宣夫/3代 平井基陽)
http://ro-sen.jp/
http://ro-sen.jp/tokai/nenpyo.html
http://ro-sen.jp/tokai/history.html
 「老人の専門医療を考える会」設立の発端は、昭和50年代後半、老人医療の理想と現実が大きくかけ離れていたことにある。高齢化が急速にすすむわが国で老人病院の数が増大する中、昭和58年2月1日(1983年2月1日)に老人保健法が施行され、診療報酬が一部包括化された特例許可老人病院が生まれた。しかし、老人医療の現場では、質の確保、財政面など様々な課題を抱えており、このような社会背景の中で、全国から老人医療の専門性の確立を目指して意を同じくする有志数名が勉強会を始めた。昭和58年(1983年)、8名が世話人代表となり「老人の専門医療を考える会」を立ち上げ、事務分担は、東京都の天本病院、青梅慶友病院、上川病院で行うこととした。初代会長は天本宏氏。
  その設立目的は、「今後急速に進むであろう高齢化社会の中で老人病院の果たす役割と専門性を考え、わが国における理想的な老人医療のあり方を追求し、全ての老人が安心してより良い医療を受けられる環境を実現させること」であり、25年目の現在も変わっていない。記録が確かな昭和60年以降の老人の専門医療を考える会の歩みをたどってみよう。(肩書きは当時のもの)

■20061116 老人の専門医療を考える会.「高齢者の終末期ケアのあり方について――老人の専門医療を考える会の見解」
http://ro-sen.jp/tokai/terminalcare.html
「…(略)…したがって、管の挿入や人工呼吸器の装着については、開始するかどうかにすべてが掛かっていると言っても過言ではなく、この時点での患者・家族およびスタッフとの合意が、すべてである。少なくとも医師一人の判断で、生命維持に直結する処置の中止は厳禁であると心得るべきである。…(略)…」(老人の専門医療を考える会 20061116)

「…(略)…現在の慢性期医療費抑制策は、二木立氏が指摘するように「日本療養病床協会が介護力強化病院の時代から営々と築いてきた高齢者への『良質な慢性期医療』の提供が根底から崩され、30年前の『悪徳老人病院』が復活する可能性」の危機に瀕している。今回の提言が「高齢者の尊厳ある死」の実践に役立てば幸甚である」(老人の専門医療を考える会 20061116)

■大熊由紀子.200503.「第12話 「悪徳」老人病院からの脱出」『月刊・介護保険情報』2005年3月号.
http://www.yuki-enishi.com/kaiho/kaiho-12.html

「(略)
 この出会いが一つのきっかけになって、天本会長、吉岡事務局長、小山・勝手連的広報担当の「老人の専門医療を考える会」が誕生することになりました。
 会誕生のきっかけは、もう2つありました。
埼玉県の老人福祉課長として三郷中央病院を徹底的に究明した荻島國男さんが83年4月、老人保健課の課長補佐になって厚生省に戻ってきたのです。荻島さんは、若くして、「いずれ厚生省の事務次官」と衆目の一致する人物でした。
 小山秀夫さんの父で社会保険審議会と老人保健審議会の会長だった路男さんと荻島さんは同じ高校の先輩後輩という縁もあって旧知の間柄。その上、荻島さんが秀夫さんの論文を読んでいたこともあって二人は意気投合しました。
 小山さんは、天本さんの1年後に青梅慶友病院を開設していた大塚宣夫さんを荻島さんに引き合わせました。ところが、その日のうちに大喧嘩になってしまいました。
 三郷中央病院の一件もあって医師不信状態の荻島さんが「患者をビジネスの対象にする、医者なんてロクなもんじゃない」と言ったのが始まりで、大塚さんが激怒。「僕は、オフクロにちゃんとした専門医療をしたいと思って始めた。あなたが見た病院のようなものばかりと思うなんて、許せない」
 そのころ、天本さんも、怒り心頭状態でした。「痴呆性老人に運動療法は妥当とは思えない」と診療報酬を大幅に削られたからです。
 2人のこの怒りが発火点になって、83年、「ほんとうの老人医療を極めて広めよう」と研究会が発足することになりました。
 荻島さんはこんどは、最大の理解者になりました。(略)」

――――――――――――――――
■天本宏(天本病院理事長)
http://sun.ten-ou-kai.or.jp/aisatsu.html

■漆原彰(大宮共立病院理事長)
http://www.omiya-kyoritsu.or.jp/html/goaisatu-annai.html

■新貝憲利(成増厚生病院院長)
http://www.mhcg.or.jp/narimasu/about/gaiyou.php

■大塚宣夫(青梅慶友病院理事長)
http://www.keiyu-hp.or.jp/outline/target.php
http://tateiwa.kir.jp/b1990/9009on.htm

■新福尚武(元東京慈恵会医科大学精神医学科教授)
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/%90V%95%9F%8F%AE%95%90/list.html

■341 ■071225 [ml-prosemip 6174] 老いてゆくアジア関連(天田)

天田です。
以下の書籍、売れているようです。
これらの書籍の内容は別にして、先日のプロジェクト予備演習の時にも話しましたが、「人口/少子高齢化」に関する研究は仕上げ方いかんでとてもオモシロイものになります。
→陳さん/老い研ほかの皆さんもこのあたりもぜひ。

――――――――――――――――
◆大泉 啓一郎 20070925 『老いてゆくアジア――繁栄の構図が変わるとき』,中央公論新社(中公新書), 204p. ISBN-10: 4121019148 ISBN-13: 978-4121019141 798.
http://www.amazon.co.jp/dp/4121019148/
◆小峰 隆夫・日本経済研究センター編 20071015 『超長期予測 老いるアジア――変貌する世界人口・経済地図』,日本経済新聞出版社