| ⇒天田城介(josukeamada.com)⇒立命館大学大学院先端総合学術研究科 |
| 2006年度 天田発の立命館大学大学院先端総合学術研究科「公共」領域ML一覧(その1) |
天田城介(AMADA Josuke)
2006.10.07
【101〜200までのML一覧】
http://www.josukeamada.com/gsce/ml-prosemip2006-2.htm
■立命館大学大学院における仕事・2006年度(天田メモ)
【001〜100までのML一覧】
■100 ■061007 [ml-prosemip 2874] Re: 17 日(火)日社予行+竹中さん宛て
■099 ■061005 [ml-prosemip 2849] 今週+来週の予定
■098 ■061003-3 [ml-prosemip 2833] 書誌の書き方・等(天田)
■097 ■061003-2 [ml-prosemip 2832] その先に何を言うか・2(吉村論文/天田)
■096 ■061003-1 [ml-prosemip 2829] どのように組み立てるか(杉原論文/コメント)
■095 ■061002-2 [ml-prosemip 2828] その先に何を言うか・1(北村論文/天田)
■094 ■061002-1 [ml-prosemip 2826] 『Core Ethics』コメント状況+いくつか
■093 ■061001 [ml-prosemip 2822] 論をどのように立てるか・1(坂下論文/天田)
■092 ■060929-4 [ml-prosemip 2808] 学振マニュアル・1
■091 ■060929-3 [ml-prosemip 2803] どの筋でいくか・等・2(田島原稿/天田)
■090 ■060929-2 [ml-prosemip 2802] どの筋でいくか・等(田島原稿/天田)
■089 ■060929-1 [ml-prosemip 2801] 幾つかについて(天田)
■088 ■060927-4 [ml-prosemip 2780] 確認しておくべきこと(天田)
■087 ■060927-3 [ml-prosemip 2775] Re: [ml-prosemip 2752] わかることについて
■086 ■060927-2 [ml-prosemip 2773] Re: [ml-prosemip 2772] おもに坂下さん(+天田さん)宛
■085 ■060927-1 [ml-prosemip 2765] Re: [ml-prosemip 2764] 17日(火)日社予行
■084 ■060926 [ml-prosemip 2763] 日本社会学会大会報告予行・予定?
■083 ■060924-2 [ml-prosemip 2731] Re: [ml-prosemip 2728] 日本社会学会大会報告予行?(天田)
■082 ■060924-1 [ml-prosemip 2719] 今週の予定+いくつかのお返事等々・2(天田)
■081 ■060923 [ml-prosemip 2710] 京都学派関連(片山さん宛て)
■080 ■060922-5 [ml-prosemip 2706] いくつかのお返事等々(天田)
■079 ■060922-4 [ml-prosemip 2686] 高齢者介護殺人事件
■078 ■060922-3 [ml-prosemip 2685] 高齢者介護と労働
■077 ■060922-2 [ml-prosemip 2684] いくつかの情報提供
■076 ■060922-1 [ml-prosemip 2683] 永田さん+川口さんの情報への補足(天田)
■075 ■060919 [ml-prosemip 2670] 今週の予定(天田)
■074 ■060909 [ml-prosemip 2642] 認知症ケア研究会(案内)
■073 ■060905 [ml-prosemip 2620] 9月の予定(天田)
■072 ■060830 [ml-prosemip 2585] 今週の予定・受付終わり
■071 ■060829-3 [ml-prosemip 2584] 今週の予定・再送
■070 ■060829-2 [ml-prosemip 2583] 家族社会学会のMLの転送
■069 ■060829-1 [ml-prosemip 2581] Re: [ml-prosemip 2579] 村上潔です
■068 ■060828 [ml-prosemip 2578] 今週の予定
■067 ■060826-2 [ml-prosemip 2569] 障害者の「就労」関連資料
■066 ■060826-1 [ml-prosemip 2568] 物語(論)/記憶(論)
■065 ■060824 [ml-prosemip 2562] Re: [ml-prosemip 2559] 構築/構築主義
■064 ■060818-2 [ml-prosemip 2541] 閑話・1(天田)
■063 ■060818-1 [ml-prosemip 2540] 本日より九州巡業・再び
■062 ■060813 [ml-prosemip 2507] 学会誌等への投稿締切日などを掲載・2(天田)
■061 ■060812-2 [ml-prosemip 2503] めずらしくHP更新(天田)
■060 ■060812-1 [ml-prosemip 2502] 学会誌等への投稿締切日などを掲載(天田)
■059 ■060811 [ml-prosemip 2490] 日本社会学理論学会のお知らせ
■058 ■060805-2 [ml-prosemip 2458] 老い関連本・2
■057 ■060805-1 [ml-prosemip 2457] 米沢本+老いの本・1
■056 ■060803-3 [ml-prosemip 2431] 立教大学社会学シンポジウムの案内(天田)
■055 ■060803-2 [ml-prosemip 2430] 明日からの巡業について・再送(天田)
■054 ■060803-1 [ml-prosemip 2429] 研究倫理について・1
■053 ■060728 [ml-prosemip 2400] 「コミュニケーションとしての研究の倫理」の案内(天田)
■052 ■060719 [ml-prosemip 2365] 病や障害をめぐる言説を追うこと・3+別件
■051 ■060718-4 [ml-prosemip 2360] Re: [ml-prosemip 2356] 本のいくつか
■050 ■060718-3 [ml-prosemip 2359] 8月の巡業について
■049 ■060718-2 [ml-prosemip 2358] 病や障害をめぐる言説を追うこと・2(天田)
■048 ■060718-1 [ml-prosemip 2357] 病や障害をめぐる言説を追うこと・1(天田)
■047 ■060717 [ml-prosemip 2356] 本のいくつか
■046 ■060713 [ml-prosemip 2336] 第37回 PaSTA研究会の案内の転送(天田)
■045 ■060707-2 [ml-prosemip 2305] 国際シンポジウムのご案内の転送(天田)
■044 ■060707-1 [ml-prosemip 2304] 安倍フェローシップ奨学研究者募集の転送(天田)
■043 ■060629 [ml-prosemip 2270] 研究会の詳細について
■042 ■060628-2 [ml-prosemip 2260] 今週・来週の予定(天田)
■041 ■060628-1 [ml-prosemip 2259] (財)小平記念日立教育振興財団「家庭教育研究所奨励金」の案内
■040 ■060627 [ml-prosemip 2248] 「〈差別論〉を考える」研究会のお知らせ・2(天田)
■039 ■060622 [ml-prosemip 2213] 「〈差別論〉を考える」研究会のお知らせ(天田)
■038 ■060619 [ml-prosemip 2201] 学会報告などについて・2
■037 ■060611 [ml-prosemip 2151] 学会報告要旨などについて
■036 ■060604 [ml-prosemip 2120] 医の倫理学教室雑誌の原稿募集の転送(天田)
■035 ■060528 [ml-prosemip 2111] 医療制度改革と現在の事態について
■034 ■060528 [ml-prosemip 2110] 認知症ケア研究会(案内)2
■033 ■060527-2 [ml-prosemip 2104] Re: [ml-prosemip 2101] 認知症ケア研究会(案内)
■032 ■060527-1 [ml-prosemip 2102] 今後の予定(天田)
■031 ■060527 [ml-prosemip 2101] 認知症ケア研究会(案内)
■030 ■060522 [ml-prosemip 2080] 学振書類について・8(天田)
■029 ■060519 [ml-prosemip 2059] 学振書類について・7(天田)
■028 ■060516 [ml-prosemip 2047] 学振書類について・6(天田)
■027 ■060515 [ml-prosemip 2045] 学振書類について・5(天田)
■026 ■060210 [ml-prosemip 2016] Re: またしても遅い返信→田島さん(天田)
■025 ■060506 [ml-prosemip 2000] Re: いくつかの件に関して(天田)
■024 ■060504 [ml-prosemip 1994] Re: 田島さんへのご質問に対して(天田)
■023 ■060501 [ml-prosemip 1987] 学振書類について・5(天田)
■022 ■060501 [ml-prosemip 1980] 途轍もなく遅い返信(天田)
■021 ■060501 [ml-prosemip 1979] 学振書類について・4(天田)
■020 ■060425 [ml-prosemip 1961] 学振書類について・3(天田)
■019 ■060426 [ml-prosemip 1960] Re: 仕事の中身について(天田)
■018 ■060423 [ml-prosemip 1958] 気づいたこと2点(天田)
■017 ■060426 [ml-prosemip 1956] 学振書類について・3(天田)
■016 ■060423 [ml-prosemip 1943] ちょっとお尋ね+転送のお願い(天田)
■015 ■060420 [ml-prosemip 1925] 学振書類について・2(天田)
■014 ■060417 [ml-prosemip 1898] Re: 学振関係→返信:安部さん
■013 ■060417 [ml-prosemip 1899] ホームページ更新(天田)
■012 ■060416 [ml-prosemip 1894] Re: 学振関係+その他について
■011 ■060413 [ml-prosemip 1887] めずらしくHP更新(天田)
■010 ■060412 [ml-prosemip 1886] Re: PDFについて質問(天田)
■009 ■060412 [ml-prosemip 1885] 学振関係(天田)
■008 ■060407 [ml-prosemip 1845] Re: [ml-prosemip 1844] 予備「宴」のお知らせ→了解(天田)
■007 ■060326 [ml-prosemip 1798] Re: 学振について(天田)
■006 ■060322 [ml-prosemip 1781] 今週末から始動します(天田)
■005 ■060301-02 [ml-prosemip 1649] Re: 尊厳死思想と「当事者」性のもつ外的・内的なからくり?
■004 ■060301-01 [ml-prosemip 1643] Re: ローティについて
■003 ■060228 [ml-prosemip 1637] Re: 認知症本より(続)の追加情報
■002 ■060224 [ml-prosemip 1608] お礼+いくつかの件に関して
■001 ■060201 [ml-prosemip 1526] どうぞ宜しくお願い致します
■001 ■060201 [ml-prosemip 1526] どうぞ宜しくお願い致します
立命館大学大学院先端総合学術研究科「公共」領域の皆様
はじめまして。天田城介と申します。
立岩さんにご紹介いただきましたように、現在、熊本学園大学という大学で教員をしております。
来年度より大学院GPの「論文指導スタッフ」として皆さんと関わらせていただくことになりました。私も「一から修行しなおす」つもりで研究に臨みたいと思っていますので、どうぞ宜しくお願い致します。皆さんに多々教えていただきながら、よい仕事ができればと思っております。少しでも皆さんの研究のお手伝いができればと思っておりますので、遠慮なくご相談して頂ければと思っています(きちんとお手伝いができるかどうかは甚だ不安ではありますが)。
また、プロジェクト予備演習2の非常勤としてもお世話になります。先端総合学術研究科の雰囲気やどのように講義を進めるのかの方法などの事情については全く分かっておりませんので、皆さんから多々教えて頂きながら、進めていきたいと思っています。こちらもどうぞ宜しくお願い致します。
このML等を通じて、あるいは研究科のホームページ等から、皆さんの研究テーマについて(徐々にではありますが)了解しつつあります。皆さん、大変刺激的な研究テーマに取り組まれており、私のほうでどこまで皆さんのお手伝いができるかどうか甚だ不安ではありますが、自らも一から勉強しつつ、一緒に取り組んでいきたいと思っています。不足する点、行き届かぬ点、至らぬ点など多々あるかと思いますが、どうぞ宜しくお願いします。
◆
> 4月から仕事、になりますので
> (また現在の勤務校での仕事がとてもたくさんありますので)
> それまでは働かせないでください。
立岩さん、ご配慮いただき、誠に有り難うございます。感謝です。
ただ、2月中旬を過ぎればこちらはだいぶ落ち着くと思いますので、皆さんの論文等に対して拙いコメントをさせていただければと思っています。また、メール等で論文・学会報告要旨・レポート・その他諸々、送付いただければ、(2月中旬を過ぎれば)コメントを付して返信させて頂きます。できる限りのことはしたいと思っていますので、こちらもどうぞ遠慮なくご相談いただければと思っています。また、3月中旬には京都に引越しますので、その時にも直接お会いするなどの対応は可能です。
◆
京都には3月中旬に引越す予定です(3月16日前後になる予定?)。幾つかの仕事のため、数日は熊本に戻る予定ですが、基本的には京都にて皆さんの研究のお手伝いの準備を開始したいと思っています。
ただ、現在、(関西に住むのははじめてになりますため)引越先をどこにしたらよいか悩んでいます。子ども3人を引き連れての「大移動」になりますゆえ、立命館大学から近く(少なくともバイク等で20〜30分前後?)、保育所・小学校が整備されており、家賃がそこそこで、遅くまでやっているスーパーや総菜屋が近くにあれば最高です。情報をお持ちの方、「北区がよい」「いや西京区だ」などなどの情報提供をしていただければ大変有り難いです。どうぞ宜しくお願いします。(このような情報提供のお願いをこのMLに流してよいか迷いましたが、失礼がありましたらご容赦下さい)
長文・乱文、ご容赦ください。
今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
取り急ぎ。
■002 ■060224 [ml-prosemip 1608] お礼+いくつかの件に関して
立命館大学大学院先端総合学術研究科「公共」領域の皆様
熊本の天田です。
先日、メールにて図々しくも、引越先の情報提供をお願いしたところ、北村さん、崎山さんから貴重な情報提供をして頂きました。本当に有り難うございました。諸般の条件を鑑み、京都市右京区太秦蜂岡町(帷子ノ辻の駅から徒歩2分)に居を移すことになりました。ご連絡頂いた方々、ご配慮頂いた方々には心より御礼申し上げます。
以下、いくつかの件に関して、お誘い+お願い+ご案内を含めた、以下5点に関してご連絡させて頂きます。
■1 論文等へのコメントなどに関して
幾つか頂いている皆さんの論文等に対して徐々に(こちらの仕事の合間を見ながら)ですが、拙いコメントのほうを送付させて頂きます。天田発のML[ml-prosemip 1526] も書きましたが、メール等で論文・学会報告・要旨・レポート・その他諸々、送付いただければ、コメントを付して返信させて頂きます。できる限りのことはしたいと思っていますので、こちらもどうぞ遠慮なくご相談下さい。また、3月17日(金)に京都に引越しますので、その後直接お会いするなどもできるかと思います。
■2 BAS第8回研究会への参加申し込みに関して >北村さん
北村さん発のML「[ml-prosemip 1570] 3月18日(土)、BAS第8回の仮プログラム」にてご案内頂きました。2006年3月18日(土)午後1:30〜4:50からのBAS研究会に、宜しければ、私も参加させて頂ければと思っています。新参者ですが、どうぞ宜しくお願い致します。
■3 論文の掲載等に関して
立岩さんのML「[ml-prosemip 1589] 学位論文掲載」にありましたように、
http://www.arsvi.com/0r/2006p.htm#1589
> 本日思い立って(というか、前から時々思っていたのですが)
> http://www.arsvi.com/1ct.htm
> というファイルを作って載せました。ご参考まで。
> ここの研究科も、当然、これまでの予備論文の題名やら執筆者やら
> の一覧、HPに出すべきでしょう。事務方にはファイルあるはずなんで
> やろうと思えば30分ぐらいでできるはずです。
[略]
> まあ、天田さんの巨大博士論文もあるんですが。
> http://www.arsvi.com/0w/ts02/2006003.htm
私のほうの論文・雑文等も全て掲載をしていきたいと思っています。また、以下の「■4」ように、皆さんのホームページに関わるプロジェクトとも連動して情報提供等々を考えております。どうぞよいアイデアがありましたら、ご教示ください。
また、立岩さんのこちらのページでもこれまでの拙著全文の掲載をお願いしたところです。
http://www.arsvi.com/1cf.htm
(以上、立岩さんにも同様のことを記しましたが、MLでやりとりすることで情報の共有化が図られることもあると思って以上を記しております)
■4 ホームページ等のことに関して
また、ほとんど更新することのできていない、現在の勤務校のサーバーを使った
天田城介研究室のホームページ
http://www.kumagaku.ac.jp/teacher/josuke/ ×
→http://www.josukeamada.com (左記のURLはHPに掲載するにあたって追加)
があるのですが、こちらも移設等もあり、大幅に更新して行きたいと思っています。皆さんの教育・研究に寄与することができるようなものを作っていきたいと思っています。何かよいアイデアがありましたら、ご助言ください。
■5 認知症介護研究会へのお誘い
以下のような研究会が京都にてあります。
◆第11回認知症介護研究会
日時:2006年3月25日(土)14:00〜18:00
場所:高齢者福祉総合施設ももやま交流室(桃山駅徒歩1分)[予定]
http://www2.kumagaku.ac.jp/teacher/josuke/og/ssdc.htm#060325 ×
(なお、上記ホームページは3月上旬になくなり、別のところに移設します)
→http://www.josukeamada.com/og/ssdc.htm#060325 (左記のURLはHPに掲載するにあたって追加)
立岩さん発「[ml-prosemip 1592] 認知症本より」にて記されていた
小澤勲さん
http://www.arsvi.com/0w1/ozwiso.htm
も参加予定です(ただし、体調によって難しいかもしれません)。
研究会の参加者は、50音順に列記すると、春日キスヨさん、白石正明さん(上記の「認知症本」編集者)、出口泰靖さん、西川勝さん、浜田寿美男さん、浜田きよ子さん、山田尋志さん、鷲田清一さん、ほかです。
ボチボチやっていこうや〜系の小さな研究会ですが、関心のある方、のぞいてみようかなと思う方は、天田までご連絡頂ければ、事務局にその旨伝えておきます。
ただ、残念ながら、当日は、
「研究集会<死の法>――尊厳死法案の検証」
http://www.arsvi.com/0p/et-20063.htm
とも重なっているようですので、関心があるけど、今回は参加が難しいという方々は
◆第12回認知症介護研究会
日時:2006年6月3日(土)14:00〜18:00
場所:高齢者福祉総合施設ももやま交流室(桃山駅徒歩1分)[予定]
http://www2.kumagaku.ac.jp/teacher/josuke/og/ssdc.htm#060603 ×
→http://www.josukeamada.com/og/ssdc.htm#060603 (左記のURLはHPに掲載するにあたって追加)
に参加して頂ければと思っております。
長文・乱文、ご容赦ください。
取り急ぎ。
■003 ■060228 [ml-prosemip 1637] Re: 認知症本より(続)の追加情報
立命館大学大学院先端総合学術研究科「公共」領域の皆様
熊本の天田です。
新参者が図々しくもまたまたMLに投稿させて頂きます。加えて、なぜかいつも登場は「認知症」関連です。ご容赦下さい。
> さて、さっき終わった短文一つ
> http://www.arsvi.com/0w/ts02/2006004.htm
小澤勲さんらの「反精神医学」を「原因論/病因論(身体的要因/社会的要因)」として捉えるのではなく、「なおすこと」の視点から捉え返したのは立岩さんが最初であり(そうした視点から考えることはとても面白いと思うと同時に/HP掲載にあたり補足)、彼が仕事として関わってきた人たちは統合失調症・自閉症・認知症へと変わって来たのですが、そこには一定の「棒の如きもの」(本人談)があり、それはその通りなのですが、自らの実践を何がしかの<哲学>によって根拠づけないことに強烈に自覚的であると同時に、自らの知り得ること(のみ)を語るのであるという、文字通りの意味での「プラグマティック」な人であり、それはどのような道程なのかを考えてみると面白いと(私は)思っています。加えて、以前、立岩さんがどこかで書いていたローティの理屈との異同を考えると、私は(勝手に)面白いと思っています。
前便で研究会をご紹介させて頂きましたが、4月上旬に
http://www2.kumagaku.ac.jp/teacher/josuke/bk/bp9.htm ×
(このほとんど更新しないホームページは3月上旬に別のところに移転します)
→http://www.josukeamada.com/bk/bp10.htm (左記のURLはHPに掲載するにあたって追加)
→http://www.josukeamada.com/bk/bp11.htm (左記のURLはHPに掲載するにあたって追加)
のような、とてもできの悪い劣悪な拙稿が掲載された「小澤勲」本が出版されます。
出版されるものなので、ホームページには掲載できませんが、皆さんの中で関心があればと思って、草稿を添付します(校正で手を入れています)。ご関心のある方はお暇な時にでもご笑覧頂ければと思っています。(この本には私の担当部分ではダメ論文と対談がありますが、全体としては、そこそこ面白いのではと予測しています。つまり、私のどうしようもない論文は本選びの参考にしないで下さい、ということです)。
> 今日(=27日)の
> 大谷(い)報告に「掠る」(かする)部分がなくはないこともあり
> また
> http://www.arsvi.com/0r/2006p.htm#1592
大谷さん、はじめまして。大谷さんのご研究をきちんと把握していないので(論文はいくつか拝読させて頂いています)、このように書くことは大変恐縮なのですが、そしてすでにあまりにも初歩的な周知の事実を書くのかもしれませんが、1993年に日本尊厳死協会が「痴呆症の尊厳死」をリビング・ウィルの条項に加えようとしたことに対して、「呆け老人をかかえる家族の会」から抗議があったことはよく知られていますが、呆け老人をかかえる家族の会は(少なくともその会の少なからずの人たちは)「リビング・ウィル」それ自体に反対しているわけではなく、認知症(痴呆)が尊厳死の定義には入らないことを主張するものでした。だから、呆け老人をかかえる家族の会(の各支部)では日本尊厳死協会が(あとはお好きに選択ください的な、中立的な装いで)紹介されることが多々あります。
だから、少なくとも、上記の「抗議」の時のような「間違いを正す」ことはしても、呆け老人をかかえる家族の会では「安楽死」それ自体についての肯定(賛成)/否定(反対)に対しては常に躊躇してきたようにも思えます。このあたりの躊躇・戸惑い・逡巡が呆け老人をかかえる家族の会の人たちには(常にとは言えませんが)あります。
以上のことと、小澤勲さんのやってきた取り組みとはどのように同じで異なるのか、それはどんな仕掛けなのかを考えてみると(勝手に面白いと)思っています。ご論文、いつか拝読させて頂ければと願っています。
※
例えば、呆け老人をかかえる家族の会
■三宅貴夫(呆け老人をかかえる家族の会副代表理事/国際アルツハイマー病協会理事)の『認知症辞典』
http://www2f.biglobe.ne.jp/~boke/glossarymiyake.htm
でもこんな紹介のされ方をされていたりもします。
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リビングウイル
従来法的な裏付けのあるリビングウイル(Living Will)、または生前意思表示はない。しかし新しい成年後見制度の導入と共にこの遺言は効力を発することができるであろう。生前遺言とは、判断能力が適切な時期に死に至り本人の意思確認ができなくったような状態の時に本人の意思−生前の財産処分や延命治療の拒否などについての意思−を確認するものである。現在、日本尊厳死協会が発行している治療に関する意思表示がこのリビングウイルに当たるが法的な拘束力はない。
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長文・乱文、ご容赦下さい。
取り急ぎ。
■004 ■060301-01 [ml-prosemip 1643] Re: ローティについて
熊本の天田です。
安部さん、コメント頂き、誠に有り難うございました。
こちらこそ4月よりどうぞ宜しくお願い致します。
また、HPより安部さんがされている研究を興味深く拝見いたしました。
私はローティについては全くの「門外漢」ではありますが、私の印象ではローティはある種、アメリカ/プラグマティズムが産み出した「悪戯坊主」の印象です。ある種のローティの議論をめぐる「厄介さ」は、その乱暴さも含めて、何がしかの現実に対して「ではどうするんだ!」という問いを突きつけられた時、ローティ流のアイロニカルなリベラリズムの議論に付き合わざるを得ないところもあり、それに対して何を言うか/言わないかという問題でもあると思っています。
加えて、安部さんがご研究されている
> 社会的連帯の(不)可能性について
や「共感」やら「感情教育」やら「距離」や「境界」にも関わる事柄について、更には「コミットメント(帰属などを含む)」「リベラリズムの位置」について考えていく上で、一つにはローティを経由して考えていくこともできるのではないかという思いが私にはあります(私自身はローティには批判的ではあり、ローティの「厄介さ」はその論理の中身にあると言うよりはその位置や私たちが晒されている事態(ローティを読み込む場所)の厄介さにある、と考えているいます)。
もう一つ、「ケア」と呼ばれる何か、に関わる事柄について。
先述したように、ある現実を前に「ではどうするんだ!」と問いを突きつけられた時、ピースミール的なローティ流社会改良主義ではなく、実践を遂行している人たちが自ら引き受けてしまう/引き受けざるを得ないローカルな実践的な社会改良主義があるとすれば、「責任/無責任」(あるいは「負担」を)をどのように論じておくのか、という問題も考えてみることはできるのではないか、と思っています。その上で、小澤勲さんをどこに/いかにして位置付けるかというのが前便の中身です。
(※「医師・臨床家」としての位置から、自らの知りえることを知りえる限りにおいて、という構えをどのように考えるかでもあるのではないかと思ったりもします)
いずれにしても、私はどうしようもなく不勉強な状態にあります。安部さんに4月よりあれこれとお話お聞かせ頂ければ幸いです。
今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
取り急ぎ。
■005 ■060301-02 [ml-prosemip 1649] Re: 尊厳死思想と「当事者」性のもつ外的・内的なからくり?
熊本の天田です。
大谷さん、大変な時期にわざわざお返事頂き、誠に有り難うございました。
私のほうこそ、昨年の日本保健医療社会学会大会では(文字通り、あちこちを飛び回っており)ご報告を聴くことがかないませんでした。
大谷さんの博士論文のほう、是非とも拝読させて頂ければと願っています。今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
◆
> 「刑法教科書類の「尊厳死」概念の分析という,ぜんぜん保健医療社会学
> っぽくない演題ですが(笑)。」
このようなテーマこそが、今の保健医療社会学会に(も)必要だと思います。
今年(こそ)は、大谷さんをはじめ、院生の皆様の学会での発表をじっくりと聴きたいと思っています。
(とは言え、もともと私はほとんど学会に参加しない人間なのですが、今年の保健医療社会学会は以下のような理由で参加します)
ちなみに、今年の第32回日本保健医療社会学会大会(於:立教大学)は
http://square.umin.ac.jp/medsocio/box/info.htm
は下記の通りです。
なお、5月13日(土)15:40〜18:00はメインシンポジウム「病い・老い・トラウマを生きる―保健医療の対象者像(他者像)の再発見」は、立岩さん司会で、私が報告というものです。下記参照。
----------------
5月13日(土)15:40〜18:00
メインシンポジウム「病い・老い・トラウマを生きる―保健医療の対象者像(他者像)の再発見」
シンポジスト 天田 城介(熊本学園大学社会福祉学部)
朝倉 隆司(東京学芸大学養護教育講座)
溝田 友里(東京大学大学院健康社会学)
司会 立岩 真也(立命館大学大学院先端総合学術研究科)
中川 薫 (首都大学東京 都市教養学部)
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このタイトルで何を話せばよいのか、というところもありますが、きっと、老い衰えゆく身体の意のままならなさ(制御不可能な身体)について、そして構築主義と呼ばれるものが立ち止まらざる得ない場所(構築の先を問い得ないこと/問おうとすれば厄介なことになること)についてお話しようと思っています。以上、広告でした(すみません)。
→http://www.josukeamada.com/bk/bsp91.htm 参照(HPに掲載するにあたって追加した情報)
◆
> 松田論でとりあげた「老いと病と障害」の分節と錯綜
とても刺激的なお話です。どこかで論文、読ませてください。お願い致します。
博士論文の執筆で大変しんどい時にお返事を頂き、誠に有り難うございました。
取り急ぎお礼まで。
■006 ■060322 [ml-prosemip 1781] 今週末から始動します(天田)
天田です。
先日のBAS研究会では大変興味深い発表をお聞きでき、また院生の皆さんともお話することができ、大変充実した時間を過ごすことができました(発表された植村さん、樋澤さん、本当にご苦労様でした)。4月になりましたら発表されたお二人以外の方々の研究もじっくりとお聞かせ頂ければと思っています。どうぞ宜しくお願い致します。
今年度、私は「論文指導スタッフ」という立場で、4月から皆さんと関わらせていただくようになりますため、
http://www.arsvi.com/0r/2006p.htm#1524
論文・学会発表・研究構想その他もろもろについて、皆さんのお手伝いをさせていただくことになります。
ようやく引越作業も終わり、後片付けやあれこれの役所等への手続きも完了しましたので、今週末からは始動したいと思っています。少しでも皆さんのお力になれればと思っています(本日と明日は、熊本学園大学の学位授与式にかかわる仕事のため、熊本に行きますが、24日(金曜日)の午後以降は(他の用事がなければ)ほぼ毎日大学に行く予定です)。何かお手伝いすることがありましたら、どうぞ声を掛けてください。宜しくお願いします。
なお、自宅連絡先ならびに携帯電話番号を以下に記しておきます。何かあればどうぞ。
[略]
取り急ぎ。
天田
■007 ■060326 [ml-prosemip 1798] Re: 学振について(天田)
天田です。
皆さん、昨日のガイダンス&学振の説明会、ご苦労様でした。
私のほうも(事情と経緯を把握したいと思って)参加させて頂きました。
> あと、これからその「指導」ってのを天田さんなどに
> かなりやってもらわにゃならんのですが、そのためにも
> とにかく、HPに自分のファイルを載せてください
私に「指導」なぞできるとは思えませんが、相談にはのれます。
書式等も私の頃(私が院生だった頃)と大きな違いがないようですので、皆さんと(宝くじのようなものではありますが、ちょっとでも当たる確率をあげるための)あの手この手を考えていきたいと思っております。お気軽にご相談ください。(なお、早めにご相談して頂けると、とても助かります)
取り急ぎ。
* 以下、連絡先です。ご参考までに。
[略]
■008 ■060407 [ml-prosemip 1845] Re: [ml-prosemip 1844] 予備「宴」のお知らせ→了解(天田)
天田です。
>安部さん
ご多忙中にご連絡頂き、誠に有り難うございました。
> お知らせが遅くなりましたが、明日の予備演習終了後、天田先生と
> 崎山先生の歓迎会をかね、有志で酒席を設けたく存じます
> 両先生、突然こんなこと言い出してますがご都合大丈夫でしょうか?
多々ご配慮頂き、誠にありがとうございます。私はOKです。私のほうでは、時間等も含めて皆さんのご都合のよい設定をして頂ければと思っています。
◆
別件で恐縮ですが、以下、お知らせです。
前の大学の研究室のホームページをそのまま移設しただけの内容の、
http://www.josukeamada.com
なる、自分のフルネームをドメインにするという、この上なく恥ずかしいホームページを開設しました(苦笑)。
その上で、今年度の仕事のあくまでも「個人的メモ」として、
◆立命館大学大学院における仕事・2006年度
http://www.josukeamada.com/scheduleGP2006.htm
なるものを作っていました。
(ただし、現時点では、どこにもリンクは張っていません)→後日、http://www.josukeamada.com/gsce.htm からリンク張りました。
(また、苗字でも名前の掲載は不可という方はお知らせください)
こんな感じで仕事をしている、ということを皆さんに了解して頂ければと思っています。
取り急ぎ。
■009 ■060412 [ml-prosemip 1885] 学振関係(天田)
天田です。
本日、14:00〜16:00まで小林さん、16:00〜18:00まで山本さんと面談をしました。
小林さん、山本さん、ご苦労さまでした。場所はいずれも創思館3階307論文指導室にて。
これまでの状況については、
■立命館大学大学院における仕事・2006年度
http://www.josukeamada.com/scheduleGP2006.htm
をご参照ください。
なお、決してあせらせるわけでも、あおっているつもりもありませんが、日本学術振興会特別研究員(平成19年度分募集)提出期間は、5月16日(火)から5月23日(火)17:00まで(時間厳守)とのことです。
できるだけ早めにご相談していただければ、じっくりと対応することが可能です。5月16日(火)の週に急遽お願いというのは(ちょっと)厳しいですので、できればお早めにご相談いただければと思います。
また、完成度の高い申請書を書いてからご相談していただく必要はありません。むしろ、何を書けばよいか迷っているとき/判断に躊躇しているときにこそ声をかけていただければと思っています。
また、学振のみならず、論文や学会発表等でどのようにしたらよいのか、等々についても事前にご相談していただければと思います。
今後も適宜状況・経過報告をするようにいたします。
取り急ぎ。天田
■010 ■060412 [ml-prosemip 1886] Re: PDFについて質問(天田)
天田です。
すでに青木さんが下記に書かれている通りですが、
> 編集するためのソフトはAdobeAcrobatというもので
> かなり高額なソフトウェアです。
> PDFファイルで見た目は一緒でも、テキストベースのものと
> 画像ベースのものがあります。[略]
> 後者の場合、テキスト抽出は不可です。
アクロバットでも編集が面倒なものも多々あります。それと、ネット上ではGoogleなどで検索すればキャッシュに残っているものをテキスト化するという方法もあります。この場合、アクロバットは必要ありません。こちらのほうが面倒もないかもしれません。(例えば、Googleで cache:http://www.****(URL) と入力して検索)
ただ、植村さんの調査方法についての問い合わせを含めて言えば、日本社会学会のホームページにおいて『「質的な分析の方法に関する科目」の授業内容に関する調査報告書』という名の報告書が
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jss/edu/situteki.pdf
ダウンロードできるようになっていますが、このPDFファイルはキャッシュに残らないような設定になっており、またアクロバットでのテキスト化するにも面倒な作業をともなうような設定してあります。(学会はこれでいったいなにをプロテクトしたいのやら?、です)
> あと、PDFが使われるのは、プロテクトの問題です。
> パスワードで閲覧を制限したり、編集できなくしたり
> コピーして抽出できなくしたり、印刷できなくしたり、いろいろできます。
そして、上記のような設定にしているためになかなかテキスト化できないもの、あるいは(図表が多い報告書などは)画像ベースでPDF化しているためにスキャナーで読み取るしかないものもあります。
取り急ぎ。
天田
■011 ■060413 [ml-prosemip 1887] めずらしくHP更新(天田)
天田@子持ちがこんな時間にMLです、です。
以下、最近の論文等だけですが、めずらしくHPを更新。今後は(気持ちを入れ替え)更新していく予定です。関心のある方はご参照下さい。
取り急ぎ。天田
----------------
■25■「抗うことはいかにして可能か?――構築主義の困難の只中で」
日本社会学会発行.『社会学評論』219号(Vol.55, No.3).P223〜P243.2004年12月.
http://www.josukeamada.com/bk/bpp25.htm
■29■「無数の呼びかけへの応答を突き動かしてきた「何か」に貫かれた小澤勲の《物語》――【書評】小澤勲・土本亜理子.2004.『物語としての痴呆ケア』三輪書店.」
社会福祉法人京都市社会福祉協議会・京都市長寿すこやかセンター発行.『平成16年度京都市高齢者介護等調査研究事業報告書』.P**-P**.2005年3月.
http://www.josukeamada.com/bk/bpp29.htm
■30■「第3回日本社会学会奨励賞【著書の部】受賞者「自著を語る」/受賞作:天田城介,2003,『〈老い衰えゆくこと〉の社会学』多賀出版」
日本社会学会発行.『社会学評論』221号(Vol.56, No.1).P214〜P215.2005年06月.
http://www.josukeamada.com/bk/bpp30.htm
■31■「「生命/生存の維持」という価値へ――「公共圏/親密圏」という構図の向こう側」
家族問題研究会発行.『家族研究年報』30号.P17〜P34.2005年7月.
http://www.josukeamada.com/bk/bpp31.htm
■34■「書評 『ALS――不動の身体と息する機械』立岩真也著、医学書院、2004年」
立教大学社会福祉研究所発行.『紀要 立教社会福祉研究』25号.P35〜P42.2006年03月.
http://www.josukeamada.com/bk/bpp34.htm
■35■「書評 山田富秋編著『老いと障害の質的社会学――フィールドワークから』(世界思想社、2004年9月30日出版、A5版、273頁、1,800円)」
福祉社会学会発行.『福祉社会学研究』第3号.P**〜P**.2006年**月.
http://www.josukeamada.com/bk/bpp35.htm
■08■第U章「私を探す/私から自由になる」(栗原彬氏との共著)『人間学』(二訂).
栗原彬編.日本放送協会学園.2006年04月01日.非売品.
http://www.josukeamada.com/bk/bp8.htm (URL修正につきHP掲載にあたり一部修正)
■09■第X章「やりとりする/ケアする」『人間学』(二訂).
栗原彬編.日本放送協会学園.2006年04月01日.非売品.
http://www.josukeamada.com/bk/bp9.htm (URL修正につきHP掲載にあたり一部修正)
■10■「小澤勲の生きてきた時代の社会学的診断――ラディカルかつプラグマティックに思考するための強度」『ケアってなんだろう』
小澤勲編.医学書院.2006年05月01日.A5版.294頁.ISBN:4-260-00266-5-X.2,000円(税込価格2,100円).
http://www.josukeamada.com/bk/bp10.htm
■11■「治らないところから始める」『ケアってなんだろう』
小澤勲編.医学書院.2006年05月01日.A5版.294頁.ISBN:4-260-00266-5-X.2,000円(税込価格2,100円).
http://www.josukeamada.com/bk/bp11.htm
■012 ■060416 [ml-prosemip 1894] Re: 学振関係+その他について
天田です。
今週、学振関係書類について以下のように面談をします。場所はいずれも創思館3階307論文指導室にて。
これまでの状況については、
■立命館大学大学院における仕事・2006年度
http://www.josukeamada.com/scheduleGP2006.htm
をご参照ください。
以下の面談受付中は、どなたでもOKということです。
とりわけ、23日(日)のプロジェクト演習では発表することが日程上困難でありながらも、学振の申請を行う予定の方々は、是非とも(私などで宜しければ)使って頂ければと思います。下記に示したスケジュールの中で日程調整が可能な日時を指定して頂ければ、その時に面談をしたいと思っています。どうぞ宜しくお願い致します。
--------------------
[略]
--------------------
また、以上のスケジュールでは日程調整が困難な方々は、事前に言って頂ければ、他の日程でも調整をします。
また、そろそろ学会シーズンでもありますので、学振のみならず、論文や学会発表等でどのようにしたらよいのか、等々についても事前にご相談していただければと思います。
あれこれとしんどいことも多いかと思いますが、頑張ってください。
取り急ぎ。
■013 ■060417 [ml-prosemip 1899] ホームページ更新(天田)
天田です。
今となっては、思い出したくもないような、恥ずかしい論文ばかりですが、ホームページにて掲載しました。
皆さんもこれを読んでこんなひでぇものが論文になっちまうんだと思って頂ければこんなものでも多少はお役に立てるかと。
http://www.josukeamada.com/bk/bpp5.htm
http://www.josukeamada.com/bk/bpp7.htm
http://www.josukeamada.com/bk/bpp14.htm
http://www.josukeamada.com/bk/bpp16.htm
http://www.josukeamada.com/bk/bpp17.htm
>立岩さん
これまでの拙稿を全てホームページにて掲載した上で、ファイルをそちらに送付します。どうぞ宜しくお願いします。雑文の類はホームページの掲載のみとします。
取り急ぎ。
天田
■014 ■060417 [ml-prosemip 1898] Re: 学振関係→返信:安部さん
安部様 皆様
天田です。
MLにてお返事をして頂き、誠に有り難うございます。また配慮して頂き、感謝です。どうも有り難うございました。
> ついては、まだ空いておりましたら、「21日の14時から」の枠で面
> 談をお願いしたく考えます。
了解です。4月21日(金)14:00〜ということで、宜しくお願いします。
ただいま、返事待ちの方、更なる日程調整をして頂いている方には「?」が付いていますが。現在のスケジュールとしては以下の通り。
http://www.josukeamada.com/scheduleGP2006.htm
場所は創思館307ということでお願い致します。
安部さんのご都合が宜しいようであれば、返信無用です。
なお、他の方々で面談を希望される方は今週は
04月19(水)10:30〜 於:創思館307
04月20(木)16:00〜 於:創思館307
であれば可能です。来週は面談受付中の箇所をご参照下さい。
> 当日「炎上すること必死」の草稿の方は、前日(20日)夜までに添
> 付ファイルでお送りする予定です
> なお、分科/細目については、哲学/哲学・倫理学で出そうと考え
> てますので、それ向けの作文になってます
了解しました。申請書の草稿のほう、お待ちしています。
年度始めであれこれとしんどいことも多々あるかと思いますが、できるところまではがんばっていきましょう。
ではでは。
■015 ■060420 [ml-prosemip 1925] 学振書類について・2(天田)
天田です。
昨日19日(水)は藤原さん、本日20日(木)は小宅さん、橋口さんと面談。お三方、ご苦労さまでした。
明日21日(金)は青木さん、安部さんと面談予定。
(>立岩さん+高田さん メールの件、了解です)
なお、これまでの状況については以下参照。
■立命館大学大学院における仕事・2006年度
http://www.josukeamada.com/scheduleGP2006.htm
来週では学振関係書類あるいはその他に関する面談受付中の日時は以下の通りです。場所はいずれも創思館3階307論文指導室にて。
ただ、あくまでも目安ですので、28日(金)の夕方なども調整可能です。25日(火)は車両登録の変更で近畿運輸局に行きますので、不在です。
--------------------
[略]
--------------------
皆さんの中で、以上のスケジュールの中で日程調整が可能な日時を指定して頂ければ、その時に面談をしたいと思っています。どうぞ宜しくお願いします。
あれこれとしんどいことも多いかと思いますが、頑張ってください。
取り急ぎ。
天田
■016 ■060423 [ml-prosemip 1943] ちょっとお尋ね+転送のお願い(天田)
天田です。夜分に申し訳ありません。
[ml-bc-life]にも同様の内容について書きましたが、こちらの公共のMLでも同様の状態にありますゆえ、ポストさせて頂きます。
この1週間、数日ML届くのがなぜかとても遅く、翌日になって届いたりしております。(サーバーの使用容量は十分にあるので、理由は不明ですが、一応、サーバーのほうを空にするなどして対処をしてあります)
昨日からは、
■片山さん発の2006年4月22日 16:46/Re: [ml-prosemip 1937] 遅れた自己紹介
から
■北本さん発の2006年4月22日 20:26/[ml-prosemip 1940] Re: 「労働の義務」?
のあいだの1938、1939のメーリングリストが未到着です。
どなたか理由・状況等についてご存知でしたが、教えて頂ければ幸いです。
(ちなみに、ニフティのアドレスに送付して頂くようにしています)。また、上記のナンバーをどなたか転送等をして頂けると大変有り難く存じます。
お手数ですが、どなたかご存知の方、どうぞ宜しくお願いします。(こちらでは一定の対処をしましたが、理由は分からず、です)
取り急ぎ。夜分に失礼をお騒がせ致しました。ご容赦下さい。
天田
■017 ■060426 [ml-prosemip 1956] 学振書類について・3(天田)
天田です。
皆さん、ご苦労さまです。
下記のようにMLにポストしたものが(今度は)送付さえできず、です。
青木さんから、別のプロヴァイダーから(さもニフティから送ったかのように見せかけて)送信する方法でいけるのではないかと教えて頂いたので、実験もかねて送付させて頂きます。数時間後、あるいは数日後に同様のものが届くようでしたら、ご容赦ください。
----- Original Message -----
From: "天田城介" <josuke.amada@nifty.com>
Subject: 学振書類について・3(天田)
天田です。
皆さん、ご苦労さまです。
これまでの学振書類作成の相談を含む面談等の状況は以下のようにやっています。多くの方々、ご苦労さまでした。
http://www.josukeamada.com/scheduleGP2006.htm
今週あるいはGW中・明けの、学振関係書類あるいはその他に関する面談受付中の日時は以下の通りです。場所はいずれも創思館3階307論文指導室にて。繰り返しますが、あくまでも下記は天田の「予定」ですので、ご連絡頂ければ、可能な限り皆さんのご都合に合わせて調整します。
--------------------
[略]
--------------------
皆さんの中で、以上のスケジュールの中で日程調整が可能な日時を指定して頂ければ、その時に面談をしたいと思っています。どうぞ宜しくお願いします。(あるいはGW中がよい場合にはご都合のよい日時を指定してください)
なお、先日のMLに書きましたように、(そして青木さんがあれこれと管理・対処してくださっておりますが)現在、MLが未着、あるいは数日後に届くというような事態にあります。したがって、諸連絡は(しばらく)MLではなく、天田まで直接メールして頂けると大変助かります。
皆さん、あれこれとしんどいことも多いかと思いますが、頑張ってください。
取り急ぎ。
天田
■018 ■060423 [ml-prosemip 1958] 気づいたこと2点(天田)
天田です。
たびたび申し訳ありません。
青木さんから教わった方法で、(つまり別のプロヴァイダーから、(さもニフティから送ったかのように見せかけて)送信する方法で)MLが即送れましたので、問題はニフティかと。→青木さん、有り難うございました。
それと同時にもう一点気づきました(知らなかったのは私だけかもしれませんが)。
大学構内でメールをする場合には、ニフティなどの他のプロヴァイダーのメールアドレスでのやり取りはできないと情報システム課?から聞いていたので(つまり立命館アドレスしか使用できないと聞いていたので)、上記のように立命館のメールを(さもニフティから送ったかのように見せかけて)送信していたのですが、この方法でもMLにポストできることが分かりました。(MLによってはこの見せかけは通用せず、完全にはじいてしまう場合もあるのですが、このMLはそうなっていないということになります。)
つまり、
@現時点では他のプロヴァイダーから(さもニフティから送ったかのように見せかけて)送信する方法だと問題(特段に不便なこと)もなさそうであること、
A大学構内からMLする場合、上記と同様に、立命館大学のメールから(ニフティから送ったかのように見せかけて)MLにポストすることが可能であること、
以上の2点について記させて頂きました。
取り急ぎ。
天田
■019 ■060426 [ml-prosemip 1960] Re: 仕事の中身について(天田)
天田です。
樋澤さん、こちらこそ3月のBAS研ではお世話になりました。
また、本来であれば、私のほうからきちんと遠隔地の方々、あるいは休学中の方々などにお答えするべき点を質問して頂きまして、誠に有り難うございました。
> この面談というのは例えば学振関係に限らずとも、
> 例えば漠然としたような、この大学院での今後の
> 身の振り方といったような内容のことでもよろしい
> ものなのでしょうか?また私は今年度1年間は休学
> (前向き)することにしたのですが、休学中でも面談
> 申し込みは可能でしょうか?
もちろんです。大よそ、いつでも、誰でも、どのようなお話でも可能です。(「お金貸して」とかの話以外は概ね可能かと思います)
あるいは、遠隔地の方々であれば、論文その他の件についてメールでのやり取りでつめていくことも可能かと思います。そして、休学中の方々などとも今後の研究構想や論文執筆に向けてどのようにしていくことが最も合理的/建設的なものとなるのか等々について直接お話すること(あるいはメールでやり取りをすること)はもちろん可能です。
是非とも、遠慮なくご相談/お話頂ければと思います。
> 無論在籍されている方が優先であることはわきまえ
> ております。お教えいただけますとありがたいです。
私の中ではこのような優先順位はないものと理解しています。むろん、状況や推移によって、あるいはこれまでの経緯や事態等々から様々に判断せざるを得ないことがあるやもしれませんが、基本的には(この研究科に何らかの形で関わっている/関わったことのある方であれば)誰でも、いつでも、概ねどのような話でもご相談にのる方向で考えています。
◆
なお、挙げられた雑誌ですが、以下のものかと。
日本民族衛生学会機関誌『民族衛生』
http://www.jshhe.com/index.htm
学会の幹事、評議員等に社会学者もいるようです。
以下、連絡先です。
取り急ぎ。
■020 ■060425 [ml-prosemip 1961] 学振書類について・3(天田)
天田です。
皆さん、ご苦労さまです。
これまでの学振書類作成の相談を含む面談等の状況は以下のようにやっています。多くの方々、ご苦労さまでした。
http://www.josukeamada.com/scheduleGP2006.htm
今週あるいはGW中・明けの、学振関係書類あるいはその他に関する面談受付中の日時は以下の通りです。場所はいずれも創思館3階307論文指導室にて。繰り返しますが、あくまでも下記は天田の「予定」ですので、ご連絡頂ければ、可能な限り皆さんのご都合に合わせて調整します。
--------------------
[略]
--------------------
皆さんの中で、以上のスケジュールの中で日程調整が可能な日時を指定して頂ければ、その時に面談をしたいと思っています。どうぞ宜しくお願いします。(あるいはGW中がよい場合にはご都合のよい日時を指定してください)
なお、先日のMLに書きましたように、(そして青木さんがあれこれと管理・対処してくださっておりますが)現在、MLが未着、あるいは数日後に届くというような事態にあります。したがって、諸連絡は(しばらく)MLではなく、天田まで直接メールして頂けると大変助かります。
皆さん、あれこれとしんどいことも多いかと思いますが、頑張ってください。
取り急ぎ。
■021 ■060501 [ml-prosemip 1979] 学振書類について・4(天田)
天田です。
たびたび申し訳ありません。
学振申請書類に関する面談は概ね順調に進んでいるかと(勝手に)思っています。概ねこのまま順調に進め、できれば早めにそれぞれの本業にテイクオフしていくのがよいかと(勝手に)思っています。
http://www.josukeamada.com/scheduleGP2006.htm
繰り返しになりますが、私はあせらせるつもりも、あおるつもりも全くありませんが、皆さんが希望されるのであれば、できる限りは、お手伝いさせて頂くつもりです。遠慮されている方がいましたら、どうぞ気軽に声を掛けてください。(以上は学振申請書作成に関わるもの以外での本業を(も)想定しています)
(なお、学振申請書類の作成とは言っても、書類作成に関わるテクニカルな事柄についてお話しするというよりは、博士論文に向けての全体的構想やそのための展開、更には全体の構図やアウトライン等を精緻化させていく作業を平行してやっているつもりです。したがって、学振申請書類の作成とは無関係の方でも、ご希望されるのであれば、遠慮なく声をかけて頂ければと思います)
皆さん、あれこれとしんどいかと思いますが、がんばってください。
取り急ぎ。
天田
■022 ■060501 [ml-prosemip 1980] 途轍もなく遅い返信(天田)
天田です。
◆
> [ml-prosemip 1963] ご返信御礼
今頃返事をしてどうするのか、といった感じですが、樋澤さん、いつでも声をかけてください。(他の方々もどうぞお気軽に)
◆
> [ml-prosemip 1972] 本の紹介を一つ
> http://www.arsvi.com/0w/ts02/2006006.htm
こちらも今頃MLにポストしてどうする、といった感じですが、立岩さん、取り上げて頂き、有り難うございました。
また、北村さんにMLにてアナウンスして頂いたとおり、院生共同研究室201号室の書架に置いてあります。(北村さん、有り難うございました)
関心のある方は、お時間がある時にでも是非どうぞご笑覧下さい。
上記の対談・論文に関して、今後、考えるべき(と私が勝手に)思っている事柄について以下で要点のみ記させて頂きます。
また、上記は、天田発のML【2006年2月28日 20:58 [ml-prosemip 1637]Re: 認知症本より(続)の追加情報】の続きでもあります。
「小澤勲の生きてきた時代の社会学的診断」という、実にふざけた、傲慢極まりないタイトルを恥ずかしげもなく付した論文
http://www.josukeamada.com/bk/bp10.htm
の222頁にて、小澤勲さんの道程と論理を私は以下のように強引にまとめています。そこからどのように論理の道筋が分かたれる(ことが可能な)のかということについて書いてみます。これはおそらく、どのように論を展開していくかということを考える上で、意外に重要なことではないかと(勝手に)思っています。僅かでも皆さんのご参考になれば幸いです。(以下の事柄について真面目に考えようとすれば、おそらく本が4〜5冊書けるのではないかと思います。その意味で、大風呂敷を広げた問題提起であるという意味で、どうしようもない問題提起でもあります)
-----------------------
いずれにしても、小澤は、@「病者」「障害者」が作り出されている構造を問い、A《自己の思考の枠組の解体から惹起する対象との新たな関係性に賭ける戦略》を採り、B「医師・専門職」としての《立ち位置》から「不断の苦痛に満ちた作業」である「わかろうとすること」を断念することなく実践し、Cその実践の中においても自らの立脚する「思考の枠組」への懐疑を保ち続け、Dその「思考の枠組」に潜在する《排除の思考》と「価値なき存在を創出・抹消せんとする欲望」を駆動する所有の規則と価値の配置の政治を根底から問うたのである(第1節)。そして、E「悪い状態=なおさない(なおせない)状態」における当事者たちの「かけがえのない自己表出」によって立ち現われる世界を肯定しつつ、F同時に、その世界を生き抜く中での当事者たちの「生き難さを少しだけ楽にするお手伝い」=《ケア》に拘泥しながら――そしてその遂行を「技術・論」として定位させながら――、G「価値の配置をめぐる政治」の只中にあって「『できる私』であり続けなければならないという規範から自由になれる場所」を創り出すという実践を示してきたのだ。
-----------------------
■主として@に関わる事柄について
@-1 「言語論的転回」や「語用論的転回」などといった小難しい言い回し方をせずとも構築主義云々に通底するような「○○」は作り出されたといったお話はすでにたくさん言われてきたし、そこで問われていたのはむしろ往々にして《排除の思考》といったものであったことがまずは言えるし、言うべきである。そして、両者の異同はどこにあるのかについても指摘し得るかと。
@-2 加えて、立岩さんが明確に指摘し続けているように、「作られたこと」は「事のよしあし」を意味せず、「作られた」という事実は「否定すべきである」という価値を導かないということもあります。そして、リベラリズムの位置をどのように考えるかという問題も含み込みます。
cf.http://www.arsvi.com/0w/ts02/2004033.htm
@-3 更には、「作られた」と指摘してきた人の「足場」はどこにあったのかを(すでに語られてきたことを追尾することを通じて)勝手に考えていくことは可能であるかと思います。それは「その人(たち)」にとっては「そんなことまで考えたことねえよ。デッチあげるなよ!」といった批判をされるかもしれないが、そこから自らの論理を作っていくことは可能であるかと思います。
■主としてAに関わる事柄について
A-1 《自己の思考の枠組の解体から惹起する対象との新たな関係性に賭ける戦略》それ自体は(さしあたり)よしとしても、そのような言説は精神医療の領域・領野においてのみ語られてきたのか、調べてみることが可能かと思います。例えば、同時代において何が語られてきたのかといった事柄について。
A-2 そもそもなぜ《自己の思考の枠組の解体》などを言ったのか(言う必要があったのか)を考えていくことも可能かと。そこでの「問い直し」にせよ「意思申し立て」にせよ、「何がそもそも問われていたのか」の根っこを考えていくこともできるかと思っています。
■主としてBCに関わる事柄について
こうした問いは精神医療だけだったのか、それ以外の領野において同様の問いがなされていたとしたらそれはどのような言説であったのか。あるいは、当時の人々はそれらをどのように今考えているのか。等々。私は老いの領域しか知りませんが、その他の領域も調べると面白いことがたくさんあるのではないかと思っています。
■主としてDに関わる事柄について
D-1 【「思考の枠組」に潜在する《排除の思考》と「価値なき存在を創出・抹消せんとする欲望」を駆動する所有の規則と価値の配置の政治を根底から問うたのである】とすれば、往々にして(私も含めた人たちが)後者を問うことに傾斜してしまったのはなぜか。そして、そこで多くの人たちが、なぜか、上記から逸走/離脱する可能性として「自己を超越するもの(あるいは関係性)」といった、言うなれば「超越・主義」「関係性・主義」へと着地してしまうのは、どのようなカラクリになっているのか。
D-2 「価値なき存在を創出・抹消せんとする欲望」を駆動する所有の規則と価値の配置の政治が(兎にも角にも)否定できたとして、例えば、特段にケアなるものを必要としていない(つまり他者や機械等による補いを必要としない)ある人Aさんが「死にたい」と言っている場合、それは(突き詰めた場合)どこまで否定することが可能であるのか。上記をを否定してしまうことで(かえって)否定してしまう論理とは何であるのか(何でないのか)、等々。
■主としてEに関わる事柄について
E-1 「悪い状態=なおさない(なおせない)状態」における当事者たちの「かけがえのない自己表出」によって立ち現われる世界を肯定する、とはどのようなことか。例えば、「認知症」と呼ばれる高齢者が「かつての私(の同一性)」に拘ることによってかえって厄介な事態を出来させてしまうことは全くの「正解」だとしよう。そして、そのことによって生きることの困難があることもまた認めたとしよう。だが、それをみた(特段にケアなるものを必要としない)人が、「俺だって、日々の生活に追われて、「自分」であろうとして、とてもつらい思いをしている」と言ったとしよう。すると、その生き難さはやはり「ケアなるもの」の対象となるのか。そうではないのか。
E-2 「かけがえのない自己表出」の中身が他者への危害(あるいは周囲にとって不快な感情を抱かせるような暴力的行為)であったとしよう。すると、その「かけがえのない自己表出」はどのように許容されるのか。一つには「相手は(専門職)なので金をもらっているので、許容するのが当然」という回答がかえってくることがあるが、「専門職であれば当然許容すべきなのか?」。
E-3 そうした「かけがえのない自己表出」によって立ち現れる世界を肯定することを(さしあたり)認めるとしよう。すると、よくよく考えると(考えなくとも)、私たちも日々の自らの多くの営みによって「かけがえのない自己表出」によって立ち現れる世界を生きていると言えよう。すると、その世界が肯定されるのであれば、「病や障害によって(つまり、ここでは認知症によって)立ち現れた世界」と「私たちのかけがえのない自己表出」によって立ち現れた世界」とは論理的には等価となる。だが、果たしてそうなのか。それはどのようにして論理的に説明し得るのか。等々。
■主としてFに関わる事柄について
F-1 「治療/反治療」「リハビリの肯定/リハビリの否定」「療法の否定/療法の肯定」を論理的にどのように説明し得るのか。往々にしてこの時に「文脈によって決まる」といった着地のされ方がなされてしまうが、果たしてその「文脈・主義」によっていったい何を語ったことになるのか。
F-2 あるいは、上記に関連して、最終的な「落としどころ」として「そこによい関係が紡ぎ出されば」と「関係性・主義」で着地させたり、あるいは「地域のネットワーク云々」 といった「地域・主義」によって乱暴に片付けてしまうことがあるが、それはどのような仕掛けになっているのか。
■主としてGに関わる事柄について
G-1 この点に関して考えるべきことは山ほどあるが、ここでは少しだけ。【「価値の配置をめぐる政治」の只中にあって「『できる私』であり続けなければならないという規範から自由になれる場所」を創り出すという実践】に「効果」があることは認めよう。そして、そのような実践に「救われた」と思う人たちもまたいることもまた認めたとしよう。だが、このような方法によって〈政治〉と〈実践〉を接続することによって、何が見えなくなって しまうのか、あるいはこのような〈政治〉と〈実践〉の「接続」は容易にも上記の「超越・主義(私は常に私を(自己)を超越するものを感受しているといったお話)」か、あるいは「関係性・主義(私は(自己)は私(自己)の世界を生きていると同時に、〈私たち〉の世界の生きているといったお話)」へと結合してしまうのはなぜか(あるいはどのようにしてか)。
G-2 更には、そこでは往々にして<政治>と<倫理>を切断する方法が採られてしまうことがあり、また「現場(臨床)の場において試行錯誤を重ねてきたゆえ」といったお話に着地してしまうが(立岩さんの指摘の通り、当人はそれでよいとしよう)、それはどのようなカラクリになっているのか。等々。
G-3 そうした<政治・事実>と<倫理・価値>を余りにも不用意に接続することへの批判として、しばしばそうした<政治・事実>と<倫理・価値>の「切断」が語られ、日常の人々の実践という「事実」を淡々と記述していく方法(こうした仕事は大切な仕事ではある)か、自らの根拠とすべき場所についての基礎づけは自ら「断念」するということがあります
が、それはどのようなことなのか、どのような構図となっているのか、等々。これらについても考えるべきことは山積していると思っています。(とてもできの悪い論文として以下の拙稿があります)
http://www.josukeamada.com/bk/bpp25.htm
と、まぁ、考える事柄が山ほどあって、私はしばらくこのあたりについて真剣に考えたいと思っています、という自己表明をここで記させて頂きました。(上記は現在の仕事で考えている事柄でもあります)
長文・乱文、ご容赦下さい。
取り急ぎ。
天田
■023 ■060501 [ml-prosemip 1987] 学振書類について・5(天田)
天田です。
多くの方々、メール有り難うございました。
GW明けは、学振申請書類に関する面談、以下のように進めます。
http://www.josukeamada.com/scheduleGP2006.htm
(GW明けの翌週は★のみ空いています。その翌週は概ね面談可能)
-----------------------------------
[略]
-----------------------------------
しつこいようですが、上記はあくまでも「予定」です。遠隔地の方々、仕事のため調整困難な方々は(学振以外の件でも)別途声を掛けて下さい。
皆さん、あれこれとしんどいかと思いますが、がんばってください。
取り急ぎ。
天田
■024 ■060504 [ml-prosemip 1994] Re: 田島さんへのご質問に対して(天田)
天田です。
田島さん、コメント頂き、有り難うございました。どこかで先日のMLの内容について(も)じっくりと議論することができればと願っています。
自分の仕事をまとめていた状況もあって、「今後、このあたりを考えます」的な自己表明的な内容でしたので、ここのMLをこのように使ってよいものかと多少反省をしておりました(「わけのわからんことを書くな」と思われた方々がいらっしゃいましたら、お詫び致します)。ただ、少なくない方々の研究にも(その深度はそれぞれにしても)関係するとも思いましたので、その点を汲み取って頂ければ大変有り難く存じます。
> その中でちょっと(私が)わかりずらい部分があったものですから
すみません。本当にわかりづらい文章でした(これは内容のせいではなく、たんに私の文章力による問題です)。
>> ■主としてDに関わる事柄について
>> D-1 【「思考の枠組」に潜在する《排除の思考》と「価値なき存在を創出・
>> 抹消せんとする欲望」を駆動する所有の規則と価値の配置の政治を根底
>> から問うたのである】とすれば、往々にして(私も含めた人たちが)後者を
>> 問うことに傾斜してしまったのはなぜか。
> この「後者」というのは、どの部分にあたるのでしょうか。
> 「所有の規則」の比べて「価値の配置の政治」ということですか。
ご指摘の通り、ここでの「後者」は「価値の配置の政治」を指し示しています。
補足すると、もはや古典的な図式ではありますが、「再配分の政治/アイデンティティの政治」(更には「経済的正義(分配的正義)/文化的正義(承認の正義)」、そして「差異の抹消・通約/差異の承認」といった図式まで含む)にも関係するかと思います。例えば、ヤング、フレイザー、バトラーの論争なども含めて、このあたりをどのように言うか、という問題に関わるかと。
と書いて、何か参考になるものはないかとGoogleで検索したら、立岩さんのところに以下のようなファイルがありました。
http://www.ritsumei.ac.jp/acd/gr/gsce/dw/young.htm
http://www.ritsumei.ac.jp/acd/gr/gsce/dw/fraser.htm
http://www.ritsumei.ac.jp/acd/gr/gsce/dw/benhabib.htm
http://www.arsvi.com/2000/031122ns.htm
(すでに立岩さんの講義・演習等にて詳細に議論されたのかもしれませんが、一応、挙げさせて頂きました)
まあ、平たく言えば、往々にして「アイデンティティの政治」といったテーマで考えられてきた事柄は間違いでないにせよ、そこに傾斜してしまっている(してきた)のはなぜか/どのような仕掛けによってか、という問題です。
>> そして、そこで多くの人たちが、なぜか、上記から逸走/離脱する可能性
>> として「自己を超越するもの(あるいは関係性)」といった、言うなれば「超越・
>> 主義」「関係性・主義」へと着地してしまうのは、どのようなカラクリになって
>> いるのか。
> 「超越・主義」というのは、例えば、どのようなことなのでしょうか。
すみません。造語を勝手に作ってしまいました。
小澤さんの『ケアってなんだろう』に限定して説明するとすれば、以下のような箇所になるかと思います。
---------------
「小澤―私は、現世の秩序や規範から離れた世界が見えていないと、あるいはそういうものを現実と同等に見据えることができないと、認知症のケアってできないと思うんですよ。何の役に立つのかと言い出したら、彼らへのケアの意味は飛んでいってしまいます。政治家は「そういう大変な人たちを専門家がみておかないと国民の労働力が低下するから」とかいろいろ言うかもしれないけども、実際にケアにあたっている者はそういう考え方ではない。認知症の人と自分とのあいだに起こっている出来事が、現実のいろいろな規範なり常識なり価値観みたいなものを超えている。そんな「違う世界」に没入することもよしと考えられない人にはケアはできませんよね。(第1章「ケアと異界」pp.32-33)」
---------------
「現実の規範・常識・価値観みたいなものを超えている」ような「違う世界」を私たちが(どこかで)感受していることは(かりに)言えたとして、そのことによってどこまで説明することが可能かを問うてみるべきかと思います。(ただし、念のため説明しておくと、小澤さんはその「違う世界」をことさらに持ち上げているわけではありませんが、上記のような論脈にて「ケアなるもの」を語ってしまう粗っぽい議論もあるかと思います。)
例えば、その「違う世界」の感受によって「日々の日常のケアが可能になっている」と言えるかどうか、あるいは(更には)それによって「なぜ高齢者をケアしなければならないのか」という根拠を指し示すことは可能であるか。私はこの部分の説明ではうまくいかないだろうと思っています。などなど。
それと、「関係性・主義」と私が勝手に捏造した造語に関係するあたりのことは第三章「情動・ことば・関係性」のあたりで言及されています。
(更に、大風呂敷を広げて言うのであれば、「超越・主義」は小澤さんの言うような「違う世界」だけではなく、「共同性」であるとか、「伝統」「文化」といった問題をどのように位置づけるか/位置づけないかということにも関わる事柄かと思っています)
いずれにしても、きちんと説明もせず、勝手な自己表明をしておりました。
田島さんにご指摘して頂き、大変有り難かったです。有り難うございました。
上記の小澤本が田島さんの手元にないようでしたら、関係しそうな箇所をコピーして送付します。
取り急ぎ。
天田
■025 060506 [ml-prosemip 2000] Re: いくつかの件に関して(天田)
天田です。
新田さん、田島さん、コメント有り難うございました。また、お返事遅くなりましたこと、お詫び致します。
以下、思いつきでざっと列記します。僅かでもご参考になる方がいれば幸いです。
■1 言説の位置に関して
言説の位置に関してはその位置をどのように考えているのかも含めて考えることが可能であり、それはとても大切なことかと思います。
■2 アイデンティティの政治に関して
私自身が博士論文を執筆する上での経験として(つまり、拙著『〈老い衰えゆくこと〉の社会学』では明らかに射程し得なかった問題性として)、「アイデンティティの政治」との異同をどのように設定するか、という問題がありました。ただし、結果的には、自らの力不足もあり、「その先」をきちんと問うことができなかったと思います。その意味でも、多くの問題点が山積した(今から思えば甚だ恥ずかしい)愚書であります。
ちなみに、立岩さんは独自の立場から「所有の規則」と「価値の配置の政治」を順接可能にする論理を展開していると思います。ただ、すんなりといかない問題もあり、それは『ALS』でも鮮やかに描出されていたかと思います。このあたりをどのように考えることが可能か。
http://www.josukeamada.com/bk/bpp34.htm
すると、問うべきは、一つにはその「所有の規則」と「価値の配置の政治」をどのように順接することが可能かを問うことであり、そして両者を接続することが困難な事柄に対して何を/どのように言うことが可能か、という問題があるかと思います。
(→これは「感情」に関する事柄でもあり、崎山治男さんが詳しいかと)
付言すると、天田発のML【[ml-prosemip 1980] 途轍もなく遅い返信(天田)】での、E-1、E-2、E-3の問題に深く関わる事柄でもあるかと(勝手に)考えています。これは(少なくとも私にとっては)なかなかに厄介な問題です。このあたりは(とりわけ)「病・障害系」の人たちにとっては考える値する問題かと(勝手に)思っています。更には「ケア」の位置価をどのように定位させるのかという問題も含みこんでいるかと思っています。
もう一つには、(自ら天に唾を吐くことですが)なぜ「アイデンティティの政治」といったテーマへと傾斜してしまう事態が生じたのか、といった言説の配置=配分がどのような力学の下にあって構成されているのかという問題を考えてみてもよいかと思っています。(つまり、どのような仕掛けによってそのような配置が可能になっているのかという問いです)
■3 「違う世界」の感受について
事実として、「違う世界」を感受することがあることはあると思いながら、同時にそれを含みこんだ(つまりは、そうした人たちの感受を含みつつ、さりとて「違う世界」の感受性にひどく乏しい人たちの感受している何かをも含みこんだ)価値/論理を指摘することは可能であるかと思います。このあたり、うまく言えないものかと考えあぐねております。
取り急ぎ。
天田
■026 ■060210 [ml-prosemip 2016] Re: またしても遅い返信→田島さん(天田)
天田です。
またしても、今頃返信してどうする、といった感じですが、一応、お返事と情報提供をさせて頂きます。
> 天田先生が、小澤さんご自身より
> 小澤さんを知ってるのではないか?
とんでもないです。途轍もない「知ったかぶり」をしたインタビュー&論文です。
加えて、インタビューでは根掘り葉掘りと質問し、「困った奴だ」という顔をされていました。なお、インタビュー部分をを読んだ友人からは「すぐに答えを求めようとするお前はまだ若造だ」という(実に的を得た)批判を受けました。私もその通りだと思います。
> そうした力学を明るみにしたうえで
この先をどのように問うことが可能かはなかなかに厄介な話になるのかもしれないと勝手に思っています。今年一年はこのあたりを真面目に考えてみたいと思っています。
◆
小澤本の編集者から以下の情報を頂きました。当該箇所を貼付します。関連するか(もしれない)と思い、貼り付けさせて頂きました。
----------------
小澤さんへのインタビュー番組が5月15日(月)20:00〜NHK教育テレビで放映されます。以下に担当ディレクターからの案内を貼り付けておきますので、どうぞ。
…………
小澤先生の「認知症ケア学」を真正面からうかがった番組の放送が決まりましたので、お知らせします。
宇治のご自宅に近い萬福寺、重要文化財の方丈をお借りして、お話をうかがいました。ご覧いただけましたら幸いです。
題名 福祉ネットワーク
認知症 その人の心に寄り添う
精神科医 小澤勲
聞き手 町永俊雄アナウンサー
本放送 5月15日(月)20:00〜20:30 NHK教育テレビ
再放送 5月22日(月)13:20〜13:50 NHK教育テレビ
----------------
取り急ぎ。
天田
■027 ■060515 [ml-prosemip 2045] 学振書類について・5(天田)
天田です。
ご存知の通り、明日5月16日(火)から学内での提出開始(5月23日(火)17:00まで締切/時間厳守)となるようです。学振書類作成に関わっている方々、あれこれと大変かと思いますが、時に、一気にやりきることも大切かと思います。がんばってください。
今週の私の予定は以下の通りです。
http://www.josukeamada.com/scheduleGP2006.htm#5
[略]
場合によっては、18日(木)も可能ですが、基本的には17日(水)までに「完成版」ができあがっているようにしたほうがよいかと思います。
皆さん、あれこれとしんどいかと思いますが、がんばってください。
取り急ぎ。
天田
■028 ■060516 [ml-prosemip 2047] 学振書類について・6(天田)
天田です。
いよいよ学振書類を提出する人は大詰めといった感じで、何名かの方々から面談の問い合わせを頂いています。今週はほとんどの面談枠が埋まっていますため、16日(火)、17日(水)、19日(金)は朝9:30〜の面談枠を急遽設定しました。朝早くてもOKという方はご連絡頂ければと思います。
なお、今週の私の予定は以下の通りです(随時更新)。
http://www.josukeamada.com/scheduleGP2006.htm#5
[略]
繰り返しになりますが、学振書類作成に関わっている方々、あれこれと大変かと思いますが、時に、一気にやりきることも大切かと思います。がんばってください。
なお、私は今週が終われば、しばらく「休眠状態」に入らせて頂きます。むろん、何か必要あらば、自由に声をお掛け頂ければ、大学院GPの論文指導スタッフである堀田さん、太寿堂さんと調整をしつつ、皆さんの論文作成等のお手伝いをさせて頂きます。どうぞよろしく。
取り急ぎ。
天田
■029 ■060519 [ml-prosemip 2059] 学振書類について・7(天田)
天田です。
私も皆さんもやれるところまでやることは、時に、よいことかもしれない、と(勝手に)考えている天田です。タイムリミットまでしつこく粘るというのは決して見苦しいことではないと思いますので、皆さん、がんばってください。
◆明日19日(金)
[略]
20日(土)は所用のため面談困難ですが、21日(日)は、私も「病いの哲学」合評会に参加させて頂くこともあり、午前からフル稼働可能です。また、当初は明日が終わったら「休眠」と思っていましたが、そうともいかない感がありますので、22日(月)、23日(火)午前も可能といえば可能です。
http://www.josukeamada.com/scheduleGP2006.htm#5
をご参照下さい。こちらで進捗状況ならびに全体状況を鑑みつつ、面談を設定させて頂きます。なお、この数日は、返信が遅くなりますので、その点どうぞ了解ください。
学振申請が終わりましたら、本当に「休眠状態」に入りますので、あくまでも23日(火)までは遠慮せずどうぞ。
立岩さんがMLに書かれたように、
> これからの1年〜、何をして、
> 何を言うかを集中的に考え、表現する
> というのはわるいことではありません。
一気にやってしまうことはわるいことではなく、時に、とても意味をもつこともあります。したがって、この数日は私の時間(の多く)を提供します。
取り急ぎ。
天田
■030 ■060522 [ml-prosemip 2080] 学振書類について・8(天田)
天田です。
本日(も)大学に行って仕事をすることも考えましたが、創思館307は備え付けてあるプリンターが使えないこともあり、また自宅のほうが(全体状況をみつつ)多くの方との連絡が可能になるため、自宅にて作業を行いたいと思っています。何かあれば、メールを頂ければと思います。
立岩さんのMLの通り、
> 研究の中味はよいのに、文章がうまくなくて
> 損している書類がたくさんあります。
だと思います。
> 天田さんも私も鋭意なおしを指示していますが
> 多くの場合、細部でなおしてよいところは
> 実際にはもっとたくさんあります。
> 院生間で相互に点検などしてすこしでも
> よくしてください。
(提出する方全てに)ぜひともお願いしたいと思います。
多くの人とは(数回の面談をしましたが)文章表現まで修正しきれていません。まだまだおかしな表現・表記がありますが、おそらく基本的なラインを確認するほうが先決なこともあり、そこまで届かない人たちも多しの状況、です。
よって、皆さんで相互でじっくりと時間をかけて点検するなどの作業をして頂ければと思います。本日もチェック作業にあたりますが、時間的にも限られますので、(院生間で相互にチェックして頂きますよう)どうぞ宜しく。
取り急ぎ。
天田
■031 ■060527 [ml-prosemip 2101] 認知症ケア研究会(案内)
天田です。
前回もお知らせしましたが、以下のような研究会があります。何度もアナウンスして申し訳ありませんが、一応、ということでご容赦下さい。
http://www.josukeamada.com/og/ssdc.htm#060603
6月3日(土)は障害学会などと日程的に重なるため、多くの方は参加が難しいかと思いますが、関心のある方はどうぞご参加いただければと思います。
ただし、本当に、少人数規模でやっている研究会ということもありますので、少しでも関心のある方は事前に天田まで言って頂ければ事務局にその旨お伝えするようにします。また、研究会後は毎回「懇親会」という名の飲みの席がありますので、そちらも参加可能な方はどうぞご参加頂ければと思います。
今回の報告者の西村ユミさんは看護学が専門で、
『語りかける身体――看護ケアの現象学』
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4946509259/250-6079733-3399410?v=glance&n=465392
といった本を書いている方のようです(私は直接的な面識はありません)。
現在は、大阪大学コミュニケーションデザイン・センター)
http://www.cscd.osaka-u.ac.jp/
に所属している方です。
なお、会場の、高齢者福祉総合施設 ももやま 交流室
はJRももやま駅から徒歩1分のところにあります。
以下、事務局からのML転送。
[略]
取り急ぎ。
天田
■032 ■060527-1 [ml-prosemip 2102] 今後の予定(天田)
天田です。
学振書類作成、ご苦労さまでした。
本日、問い合わせを受けましたので、今後の私の予定をご連絡させて頂きます。
この1ヶ月半の仕事量を踏まえて、しばらく「休眠状態」に入ります、とメールしておりましたが、全く大学に来ないということではありませんし、学会シーズンに入る(入っている)こともありますので、基本的には金曜日は常時、それ以外の曜日も日程調整をさせて頂きつつ、面談をしていくようにしたいと思っています。
また、遠隔地の方々、社会人の方々とはメールでのやりとり等を中心にして、進めていきたいと思っています。
基本的な日程は以下に記すようにいたします。
http://www.josukeamada.com/scheduleGP2006.htm
※
川口さん、今頃の返信で申し訳ありません。
> たしか、英論文校閲の指導教員が
> 今年からおられるとお聞きしてます。
英文チェックをしてもらえる方(タッドさん)は毎週金曜日9:00〜17:00、創思館307で面談されています。詳細は分かりませんが、メールでのやり取りも可能かもしれません。直接お尋ねになられるとよいかと思います(私はタッドさんのメールアドレスを存じ上げていません。すみません。)。
取り急ぎ。
天田
■033 ■060527-2 [ml-prosemip 2104] Re: [ml-prosemip 2101] 認知症ケア研究会(案内)
天田です。
たびたび申し訳ありません。
いい加減な地図のURLを書いていました。正確には以下の通りです。お詫び致します。
> 高齢者福祉総合施設 ももやま 交流室
[略]
ももやま・高齢者福祉総合施設 特別養護老人ホームももやま
075-605-5666
075-605-5678
京都市伏見区桃山町 立売1-6
■034 ■060528 [ml-prosemip 2110] 認知症ケア研究会(案内)2
天田です。
研究会の案内が不親切だったので、補足説明を。
>川口さん
わざわざ東京から研究会に参加というのは大変かと思いますので、もし必要でしたら録音することも可能です。その場合は言って頂ければ、録音し、送付するようにいたします。
なお、研究会の中身については
http://www.josukeamada.com/og/ssdc.htm
にあります。
また、前回は今井さん(表象)が参加してくれました。もしご関心のある方はどうぞご参加下さい。
◆
立岩さん発の【[ml-prosemip 2109] バックナンバーを】
http://www.arsvi.com/0r/2006p3.htm#2109
を受けつつ、前回私が発信したMLの案内を貼付したほうがよいかと思い、以下に貼り付けさせて頂きます。
前回の研究会の案内については以下の通り。(ただし、HP移設にともないURLを修正といくつかのURLを追加)
----- Original Message -----
From: "天田 城介" <josuke.amada@nifty.com>
Subject: [ml-prosemip 1608] お礼+いくつかの件に関して
[略]
◆第11回認知症介護研究会
日時:2006年3月25日(土)14:00〜18:00
場所:高齢者福祉総合施設ももやま交流室(桃山駅徒歩1分)
http://www.josukeamada.com/og/ssdc.htm#060325
立岩さん発「[ml-prosemip 1592] 認知症本より」
http://www.arsvi.com/0r/2006p.htm#1592
にて記されていた
小澤勲さん
http://www.arsvi.com/0w1/ozwiso.htm
も参加予定です(ただし、体調によって難しいかもしれません)。
研究会の参加者は、50音順に列記すると、春日キスヨさん、白石正明さん(上記の「認知症本」編集者)、出口泰靖さん、西川勝さん、浜田寿美男さん、浜田きよ子さん、山田尋志さん、鷲田清一さん、ほかです。ボチボチやっていこうや〜系の小さな研究会ですが、関心のある方、のぞいてみようかなと思う方は、天田までご連絡頂ければ、事務局にその旨伝えておきます。
ただ、残念ながら、当日は、
「研究集会<死の法>――尊厳死法案の検証」
http://www.arsvi.com/0p/et-20063.htm
とも重なっているようですので、関心があるけど、今回は参加が難しいという方々は
◆第12回認知症介護研究会
日時:2006年6月3日(土)14:00〜18:00
場所:高齢者福祉総合施設ももやま交流室(桃山駅徒歩1分)
http://www.josukeamada.com/og/ssdc.htm#060603
に参加して頂ければと思っております。
■035 ■060528 [ml-prosemip 2111] 医療制度改革と現在の事態について
天田です。
お返事遅くなりました。申し訳ありません。
川口さん、有り難うございました。
以下、極々簡単なお返事で恐縮ですが、一応。
> 一般市民には、在宅介護は高値(高嶺)の花ということです。
> このような人たちは、現在の制度では長期入院が難しいので、
> 呼吸器装着後に、自宅に帰されるんですが、
> どうしても、家族では介護ができないという家族が最近多くて、
> 最初から24時間ヘルパーでやって欲しいといわれて、
> 自費では、これだけになります、というと、やっぱり病院だわ、
> ということになり、遠くの病院に入院させられてしまいます。
> 患者さんがかわいそうなので、何とか、障害者手帳が取れる
> ようにいろいろ指示し、実際に動いてます。障害認定をする医
> 師と、行政側のケースワーカーがどれほど患者寄りかによっ
> て、等級が違ってくるので運不運があります。今かかわってい
> る患者さんは、いわゆる遷延性意識障害なんですが、障害者
> 手帳3級しかでていません。でも、胃ろう、呼吸器、コミュニケー
> ション障害、手足は動くけど、自分の意思で何かができるとい
> うわけではありません。
このあたり、ALSの方々だと、どのような制度(間のすきま)を使わざるを得ないのかについての詳細な部分についてご存知かと思いますので、是非、どこかで教えて頂ければと思います。
私は高齢者のことしか(ことも)知りませんが、難病の高齢者、人工呼吸器等の高齢者など、現状の制度設計においては、つまりは(多くの場合、介護保険では)在宅介護が難しい場合、
特殊疾患療養病棟
[略/グーグル検索結果のURL]
老人性認知症疾患療養病棟
[略/グーグル検索結果のURL]
などなど、を使うという感じになっています。むろん、それ以外にもあれこれの制度を使って(家族が)何とか入院生活を確保するということになります。
上記以外にも川口さん書かれているように障害者手帳を何とか取れるように動いており(あるいは病院にとってもそのほうが益になるという事情もあって、MSWがそのように動くということもありますが)、いくつかの制度を駆使しつつ、ようやくという事情ではあります。ただ、おっしゃるように、行政担当者の場当たり的な判断に委ねられているという状況ではあります。
このあたり、難病政策と高齢者医療政策と障害者政策の絡まりというか、現実に起こっていることを記述することがとても大切だと思い、私のほう、現在、フィールドワークなるものをしております。このあたりの政策系の議論はとても重要なことかと思っています。
と同時に、川口さんが書かれているような以下のような事態・状況を接続する論理が大切かと思っています。
> ヘルパーらは、長時間滞在するようになるとご家族同様に、
> 三山型のALS患者やうちの母のような重度コミュニケーション
> 障害の患者(TLS)が何をして欲しいのか
> 「そのように分かってしまう」ようになります。
> しかし、医師には「植物状態」なので、痛みも感情もない、というように
> 言われてしまいます。治療停止しても感じないとか。
簡単で申し訳ありませんが、取り急ぎ。
天田
◆
他の方々にも一応分かるような経緯について極々メモ的に記すと、以上のような背景には以下のような医療制度改革と介護保険改革等々の経緯があります。
●2000年04月 診療報酬改正での「包括払い方式」
●2000年10月 老人一般病棟入院医療費管理料対象の特定患者扱いとする。(俗に言う「90日ルール」)
●2002年04月 「180日間を超える入院」が特定療養費制度へ(俗に言う「180日ルール」 )
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/sensiniryo/index.html
そして、(いきなり飛びますが)
●2006年04月 平成18年度の診療報酬改定における主要改定項目
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2006/02/dl/s0215-3v01.pdf
があり、2006年 診療報酬改定 リハビリテーション
[略/グーグル検索結果のURL]
といった状況。
どなたかよくご存知の方々、補足して頂ければ幸いです。
本当に極々簡単で申し訳ありません。
■036 ■060604 [ml-prosemip 2120] 医の倫理学教室雑誌の原稿募集の転送(天田)
天田です。
大阪大学大学院医学系研究科 医の倫理学
http://www.med.osaka-u.ac.jp/pub/eth/index.htm
の霜田さんから以下のようなメールあり。
関係ある方々は(別のところで発表したものとあわせて)投稿することもありかもしれません。
取り急ぎ。
天田
――【以下、転送】――
■医の倫理学教室雑誌の原稿募集
次号執筆要項は以下の通りです。
テーマ:医療倫理、生命倫理、看護倫理に関連するあらゆる問題
形式:論文、文献紹介、研究動向紹介、事例報告・検討
枚数:400字50枚程度まで
原稿:ワード・ファイル(テキスト・ファイルも可)
エントリー期限:2006年8月末日(テーマをお知らせください)
原稿締め切り:2006年11月末日
発行予定:2007年3月20日
バックナンバーの目次は下記参照。
http://www.med.osaka-u.ac.jp/pub/eth/printedjournal.htm
■037 ■060611 [ml-prosemip 2151] 学会報告要旨などについて
天田です。
本日のBAS研に参加された方々、ご苦労さまでした。
来週から仕事を再開します(私のほうは状況に応じて適宜休みます)。
多くの人たちが発表する予定となっている第79回日本社会学会大会報告申込締切が近づいています。(6月20日(火)消印有効)
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jss/research/conf79_2.html
報告する方々は、報告要旨(1400字程度)と報告原稿(4000字程度)を提出することになるかと思います。前者は要旨集に掲載されることになりますが、後者はあくまでも現時点での原稿ですので(以下のように、追加資料の配布は自由ですので、実際には大幅に書き直したものを配布すること可と思います)、むしろ前者に力点を置いて、現時点で考えられる報告内容の「筋」を書いておくとよいかと思います。
-----------HPからの引用
@報告原稿(4000字程度)とは、大会当日に聴衆に配布する原稿のことです。書式などの詳細は申込要領をご覧下さい。
A報告者は、大会当日の報告時に、上記@の報告原稿のコピー(50部以上)を配布することを義務づけられます。追加資料の配付は自由です。
-----------
◆
したがって、日本社会学会をはじめ、秋季の学会報告を考えている方々(で希望される方々)との面談を行いたいと思います。
必要な方はご希望の日時を(できれば第一希望〜第三希望まで書いて下さい)ご指定して頂ければと思います。
ちなみに、私の来週の予定は以下の通りです。
http://www.josukeamada.com/scheduleGP2006.htm#6
[略]
取り急ぎ。
天田
■038 ■060619 [ml-prosemip 2201] 学会報告などについて・2
天田です。
皆さま、ご苦労さまです。
日本社会学会での報告は、私が確認している限りでは、安部さん/青木さん/大谷(通)さん/小林さん/小宅さん/竹中さん/能勢さん/橋口さん/藤原さん/山本さん/李さんの11名かと思います。
本日、立岩さんのMLにありましたように、
立岩さんが安部さん、竹中さん、能勢さん、藤原さんにコメント。堀田さんが、李さん、小宅さん、青木さんにコメントをしています。
私のほうは、06/13(小林さん)、06/16(青木さん、小宅さん)と面談し、コメント。本日06/19(山本さん、安部さん、橋口さん、小宅さん)にコメントをしました。明日06/20は、小林さん(福祉社会学会発表)、藤原さん、大谷(通)さんと面談し、コメントをします。
http://www.josukeamada.com/scheduleGP2006.htm#6
◆
なお、本日は山本さんと13:00にお会いする約束でしたが、子どもが嘔吐下痢症になり、病院等に連れて行っていたため、15:00〜となり、山本さんには多大なるご迷惑をお掛けしてしまいました。>山本さん、本日は本当に申し訳ありませんでした。深謝します。
私、こういう事態になることがありますので、その場合には、独立研究科事務室に私から連絡しておきますが、それでも連絡がつかない場合には、皆さんから天田の携帯電話090-●●-●●までご連絡いただけると大変助かります。
◆
以上で発表する皆さんにコメントができた/できるかと思います。
要旨(1400字)と報告原稿(4000字)への優先順位については立岩さんがMLに書かれたとおりかと思います。
なお、部会の希望(第一希望、第二希望、第三希望を書く)は以下のようになっておりますが、概ね皆さんの考えている通りでよいかと思います。悩んでいるようでしたら、ご相談下さい。
---------------------------------------
[1] 学史・学説 [2] 理論 [3] 研究法・調査法
[4] 人口 [5] 家族 [6] 農山漁村
[7] 都市 [8] 地域社会・地域問題 [9] 産業・労働・組織
[10] 階級・階層・移動 [11] 権力・政治 [12] 社会運動
[13] 環境 [14] 災害 [15] 知識・科学
[16] 文化・社会意識 [17] 宗教 [18] 情報・コミュニケーション
[19] 教育 [20] 社会病理・逸脱 [21] 福祉・保健・医療
[22] 性・ジェンダー [23] 子ども・青年・中高年 [24] 差別・マイノリティ
[25] 民族・エスニシティ [26] 国際・エリアスタディ [27] 歴史・社会史・生活史
---------------------------------------
取り急ぎ。
天田
■039 ■060622 [ml-prosemip 2213] 「〈差別論〉を考える」研究会のお知らせ(天田)
天田です。
来週になりますが、研究会のアナウンスを一つ。
→http://www.josukeamada.com/bk/bsp94.htm (HP掲載するにあたり追加した情報)
なお、以下の研究会に参加希望される方は(必ず)事前に天田までご連絡下さい。
というのも、主催者によると、第一に、@会場の人数的キャパシティの問題があり(社会学のゼミ室を使うので20人入るときついとのこと)、A懇親会の数読みの2点があるため、事前に人数を確認しておきたいとのことです。
したがって、研究会へ参加を希望される方は、研究会のあとの懇親会にも参加するかどうかを含めて天田まで(できるだけ早めに)ご連絡頂ければ幸いです。なお、主催者からは数名程度なら参加可能です、と言って頂いています。ということで、参加希望の方は今週中に天田までご連絡頂きますようお願い致します。
◆以下、転載◆
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[研究会のお知らせ]
<差別論>を考える (著者に聞くシリーズ・その1)
●報告者: 佐藤 裕
●討論者: 倉本 智明
天田 城介
○企画・司会: 中河 伸俊
●日時: 2006年7月1日(土) 14:00〜17:30
●場所: 京都大学文学部棟(新館)5F L521社会学共同研究室(予定)
[企画の趣旨(文責=中河)]
昨年末に刊行された佐藤裕の『差別論−−偏見理論批判』 (明石書店) は,差別と排除の社会理論にとって,画期的といっていい著作だと思う。 佐藤の「差別の三者関係モデル」論文(1990)は,ここ十数年,差別論の著述では必ずといっていいほど言及される文献だったが,本書ではそのモデルを,エスノメソドロジーのカテゴリー化論なども念頭におきつつ拡張整理し,排除が立ち上がる場の相互行為的メカニズムをたくみに捉え (さらに,それを捉えるのに従来の「偏見」理論は邪魔になるだけだということを明らかにし) たのち,排除に抗する“ワクチン”についての考察を行う。
この度の研究会では,まず佐藤氏に自著の要点について簡潔にレクチャーしてもらったのち,障害学の推進者の一人で編著に『障害学の主張』『 セクシュアリティの障害学』, 著書に『だれか,ふつうを教えてくれ!』などがある倉本智明,高齢者医療の新進研究者として注目を集め,『<老い衰えゆくこと>の社会学』『老い衰えゆく自己の/と自由』などの著作がある天田城介の両氏に,討論者として質問やコメントをしてもらう。それを皮切りに,少人数のもよおしであることを生かして,フロアをまじえた充実した討論を行いたい。
----------------------------
アクセス関係ですが、場所は、京都大学吉田キャンパス、文学部棟(新館)5F L521、社会学共同研究室でやるそうです。百万遍(東大路×今出川)の角から入るといちばん近いとのこと。マップと交通機関の情報は以下の通りです。
http://www.kyoto-u.ac.jp/access/kmap/map6r_y.htm
建物には、百万遍の側と反対側(表)と両方に入り口があって、当日はどちらも鍵が開いているとのこと。百万遍よりから入った場合、エレベーターは、それとは反対側のほうのしか動いてありません。順路やそのへんの事情については、当日、貼り紙をしておいていただける手はずになっている、ということです。
以上、関係する人もいあるかと思い、アナウンスさせて頂きました。
取り急ぎ。
天田
■040 ■060627 [ml-prosemip 2248] 「〈差別論〉を考える」研究会のお知らせ・2(天田)
天田です。
立岩さん、Subject: [ml-prosemip 2217] Re: [ml-prosemip 2213] 「〈差別論〉を考える」研究会のお知らせ(天田)
http://www.arsvi.com/0r/2006p3.htm#2217
にて補足頂き、有り難うございました。
立岩さんに補足頂いた通りの面々の報告者・討論者・司会者になります。若干私のほうからも補足させて頂きます。
なお、前便でお知らせした内容は以下に掲載。
http://www.josukeamada.com/bk/bsp94.htm
また、事前に佐藤さんにいくつかの討論したいポイントをメールにて送付しますので、そちらも明日あたりに掲載する予定です。
> 報告者: 佐藤 裕
http://www.hmt.toyama-u.ac.jp/socio/satoh/satoh.htm
(なお、主催者が「企画の趣旨」にて引用していた佐藤さんの「差別の三者関係モデル」論文(1990)は以下で読めます)
http://www.hmt.toyama-u.ac.jp/socio/satoh/ronbun/sansha.htm
その他は以下で読めます。
http://www.hmt.toyama-u.ac.jp/socio/satoh/ronbun/ronbun.htm
> 討論者: 倉本 智明
http://www.arsvi.com/0w/krmttmak.htm
http://d.hatena.ne.jp/r-ribot/ (倉本さんのブログ)
> ○企画・司会: 中河 伸俊
http://homepage2.nifty.com/tipitina/index.html
中河さんの論文のいくつかも以下で読めます。
http://homepage2.nifty.com/tipitina/papers.html
ちなみに、今のところ、参加希望者は植村さん。他の方で希望される方は天田まで明日あたりまでにご連絡下さい。(先方に連絡をしなければなりませんので)
どうぞ宜しくお願い致します。
取り急ぎ。
天田
■041 ■060628-1 [ml-prosemip 2259] (財)小平記念日立教育振興財団「家庭教育研究所奨励金」の案内
天田です。
皆さん、暑い中、あれこれとご苦労さまです。
家族社会学会のMLにて以下のような奨励金の募集の案内がありました。関係する方々もいるやもしれないと思い、以下、転載させて頂きます。詳細について私は存じませんが、一応、情報提供ということで、ご了承下さい。
取り急ぎ。
天田
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(財)小平記念日立教育振興財団
「家庭教育研究所奨励金」の募集案内
(財)小平記念日立教育振興財団より、「家庭教育研究所奨励金」の募集案内がきています。若手研究者を対象とする家族関係等に関する研究奨励金で、採択されますと1件につき10万円の奨励金が支給され、同財団の紀要への論文執筆の機会も与えられます。期限が迫っていますが、大学院生をはじめとする若手の会員のみなさんの応募を期待します。 日本家族社会学会事務局
詳細は、下記の同財団HPをご参照ください。
http://www.hitachi.co.jp/Int/skk/hsk11600.html
■042 ■060628-2 [ml-prosemip 2260] 今週・来週の予定(天田)
天田です。
たびたび申し訳ありません。
先日のMLにてお知らせした
「〈差別論〉を考える」研究会
http://www.josukeamada.com/bk/bsp94.htm
への参加申し込み、メール頂きました。
植村さん、山本さん、大谷(通)さんの3名が参加します。
◆
なお、明後日30日(金)は的場さん、山本さんと面談の予定です。来週は以下の通り。
http://www.josukeamada.com/scheduleGP2006.htm#7
学会報告、学会誌等への投稿、その他の仕事に取り組んでいたり、研究構想の段で行き詰ったりした感があれば、ご連絡下さい。
取り急ぎ。
天田
■043 ■060629 [ml-prosemip 2270] 研究会の詳細について
天田@京都の梅雨、クーラーなしの部屋はしんどい、です。
皆さん、ご苦労さまです。
先日のMLにてお知らせした
「〈差別論〉を考える」研究会
http://www.josukeamada.com/bk/bsp94.htm#5
に事前に佐藤さん+中河さんに送付したコメント掲載。その他の書誌データや目次も掲載。
研究会に参加される方々、読んで頂ければ幸いです。
なお、場所等も各自で確認してください。
取り急ぎ。
天田
■044 ■060707-1 [ml-prosemip 2304] 安倍フェローシップ奨学研究者募集の転送(天田)
天田です。
家族社会学会のMLにて以下のような募集が掲載されておりましたので、転送を致します。
以下の募集はまだ直接皆さんに関わるものではないやもしれませんが、一応、情報提供ということで、ご了解下さい。
取り急ぎ。
天田
◆以下、転送◆
----------------
安倍フェローシップ奨学研究者募集
国際交流基金日米センターと米国社会科学研究評議会 (SSRC)は安倍フェローシップ奨学研究者を公募します。安倍フェローシップは個人の調査研究プロジェクトを支援するプログラムです。その目的は、社会科学と人文科学の分野における高度な政策指向型研究を促進し、日米の研究者間の新しい協働関係とネットワークを形成すること、また、比較研究あるいは国境を越える視点に立った研究への取り組みを引き出していくことにあります。学者、研究者、また学界以外の分野(ジャーナリズム・法曹界等)の専門家からの応募を歓迎します。応募資格は日米いずれかに研究の拠点を持ち、博士号ないしは専門分野での同等の経験を有していることです。募集人員は15名前後。奨学金支給額は定額方式ではなく提出される予算計画書によって個別に決定されますが、一般に研究費、渡航費、滞在費、および給与補償分が支給されます。支給期間は最短3ヶ月、最長12ヶ月間です。
また、プログラム内容およびオンライン・アプリケーションについての疑問点にお答えする安倍フェローシップ申請説明会を以下の要領で開催いたします。当日は過去の安倍フェローを講師として迎える予定です。お問い合わせは下記までご連絡ください。
7月20日(木) 18:00-19:30 国際交流基金日米センター会議室
東京都港区赤坂1-12-32アーク森ビル20階
http://www.jpf.go.jp/j/about_j/access03.html
7月30日(日) 14:00-15:30 京都大学百周年時計台記念館 会議室W
京都市左京区吉田本町
http://www.kyoto-u.ac.jp/top2/11-top.htm
申請はSSRCのウェブサイトにてオンラインでのみ受付ています。締め切りは9月1日です。
詳しくは以下のリンクをご覧下さい。
公募詳細情報: http://www.abefellwship.info
申請受付: http://applications.ssrc.org
SSRC安倍フェローシップ・プログラム東京事務所
〒107-6021 東京都港区赤坂1-12-32アーク森ビル20階
国際交流基金日米センター内
Tel: (03) 5562-3506 Fax: (03) 5562-3504
Email: ssrcABE@gol.com
■045 ■060707-2 [ml-prosemip 2305] 国際シンポジウムのご案内の転送(天田)
天田です。
度々失礼をします。
数理社会学会のMLにて以下のようなシンポジウムの案内がありましたので、転送を致します。
ほとんどの方には関係ないような気がしなくもないのですが、これもまた、一応、情報提供ということで、ご了解下さい。
取り急ぎ。
天田
◆以下、転送◆
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2006年度国際シンポジウム
Cultural and Adaptive Bases of Human Sociality
人間の社会性の文化的・適応的基盤
北海道大学21世紀COEプログラム「心の文化・生態学的基盤」
http://lynx.let.hokudai.ac.jp/COE21/
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■日時:2006年9月9日(土)、10日(日) 9:30〜18:30(9:00受付開始)
■場所:国際文化会館(東京都港区六本木5‐11‐16 Tel:03-3470-4611)
http://www.i-house.or.jp/jp/
■ご挨拶
拠点リーダー:山岸俊男(北海道大学文学研究科)
本年9月9日(土)、10日(日)の両日にわたり、国際文化会館(東京・六本木)にて、国際シンポジウム "Cultural and Adaptive Bases of Human Sociality"を開催いたします。私どもの21世紀COEプログラム「心の文化・生態学的基盤」の大きな役割の一つは、心理学、経済学、人類学、生態学、社会学などといった既存の社会・自然科学間の境界を越えた、社会行動理解への新たなアプローチを生み出すためのフォーラムを提供することです。そこで本シンポジウムでは、文化、生態、制度などをキーワードとした諸分野で先端的な研究を行っている海外の第一線の研究者をお招きし話題提供していただくとともに、こうした諸分野で活躍されている国内の研究者の皆様方による研究発表(口頭、またはポスター)を募集いたします。こうした交流を通じて、新たな学問的融合を生み出すきっかけとなる場を設けたいと考えています。
多くの皆様の御参加をお待ちしています。
■スピーカーとコメンテーター
Leda Cosmides(進化心理学、カリフォルニア大学サンタバーバラ校)
Avner Greif(経済史、スタンフォード大学)
Joseph Henrich(進化人類学、ブリティッシュ=コロンビア大学)
Shinobu Kitayama(文化心理学、ミシガン大学)
Mary C. Brinton(社会学、ハーバード大学)
Yoshihisa Kashima(社会心理学・文化心理学、メルボルン大学)
山岸俊男(社会心理学、北海道大学)
亀田達也(社会心理学、北海道大学)
■参加および研究発表の募集
国内からの発表者(口頭・ポスター)を募集しております。口頭ないしポスターでの発表には事前申し込みが必要です。また、スペースに制限がありますので、参加のみご希望の方も事前にお申し込みください。事前に参加申し込みをされていない方も、スペースに余裕がある限り、当日のご来場を歓迎いたします。
※遠方の大学院生の発表に関わる旅費については、予算の許す範囲で補助できる可能性があります。補助を希望される方は、発表申し込みの際にその旨をお知らせ下さい。
参加ないし発表の申し込みは、2006年8月1日までに、下記のウェブサイトからお願いします。
■ウェブサイト
本シンポジウムの特設ウェブサイトを立ち上げました。プログラムの詳細が随時アップデートされるとともに、参加および研究発表の申し込みができます。
http://lynx.let.hokudai.ac.jp/COE21/symposium2006/
■お問い合わせ先
〒060-0810 札幌市北区北10条西7丁目
北海道大学 大学院文学研究科 行動システム科学講座内
21世紀COEプログラム「心の文化・生態学的基盤」事務局(担当:結城)
E-mail: symposium2006@lynx.let.hokudai.ac.jp
■046 ■060713 [ml-prosemip 2336] 第37回 PaSTA研究会の案内の転送(天田)
天田です。
2005年9月に京都大学大学院文学研究科21世紀COEにて話をすることがあり、
http://www.josukeamada.com/bk/bsp69.htm
(全く不十分なファイルです。どこかで資料も含めて掲載します)
それ以降、毎回案内を頂いております。以下はその研究会の次回の案内の転送です。
全く関係がない人もいないこともないと思い、転送させて頂きます。
取り急ぎ。
天田
◆以下、転送◆
--------------------------------
============
次回の研究会
============
第37回 PaSTA研究会:フランス哲学のコンテキストにおけるベルクソン
日時:7月16日(日)午後 2:00〜6:00
会場:京都大学文学部東館4階 COE研究室
講演:
三宅岳史 氏(文学研究科哲学専修OD)
「計算不能なエネルギーと非決定性の座としての神経系」
鈴木泉 助教授 (東京大学大学院人文社会系研究科)
「ネオ・モナドロジーの系譜──その二つのライン──」
杉山直樹 助教授(学習院大学文学部哲学科)
「ベル・エポックのフランス哲学とプラグマティズム──ベルクソンとその周辺から」
講演概要等に関しては下記の website をご覧ください。
http://www.hmn.bun.kyoto-u.ac.jp/pasta/announce.html#060716
==========
今後の予定
==========
次々回の PaSTA 研究会に関してご連絡いたします。
-7月22日(土) 午後 2:00〜5:00
Prof. Mark Siderits (Illinois State University)
"The Logic of Emptiness"
現時点での詳細は下記の website をご覧ください。
http://www.hmn.bun.kyoto-u.ac.jp/pasta/announce.html#060722
以上の研究会に関して、ご不明な点などありましたら、
佐野まで折り返しご連絡ください。
どうぞよろしくお願いいたします。
PaSTA 研究員
佐野勝彦
[略]
■047 ■060717 [ml-prosemip 2356] 本のいくつか
天田@幾つかの状況でバタバタでした、です。
本のいくつかについてのご連絡。今頃なんだ、という状況ですが、一応ご連絡を。
ご連絡が遅くなりましたこと、お詫び致します。
■マーサ・ミノウの本
>立岩さん
[ml-prosemip 2349] ミノウ『復讐と赦しのあいだ』他
http://www.arsvi.com/0r/2006p4.htm#2349
> (だれかもっていっていませんか?)
> マーサ・ミノウ『復讐と赦しのあいだ』
ご連絡遅くなりましたが、私、持っています。ですが、複数あるダンボールの中のどこかに眠っています。来週中ごろまでには見つけますので、そのあたりでも宜しければ見つかり次第お渡しします。
■お貸しした本2冊
それと、別件ですが、先日、田中さんに(直接研究テーマに関係するものではありませんが、デュルケムなどの社会(学)的構想力をどのように考えうるのかについての本として)お貸しした2冊。とりわけ後者は入門書的なものですが、ご参考まで。
◆重田 園江 2003/10 『フーコーの穴――統計学と統治の現代』木鐸社.
281ページ.ASIN: 4833223376
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4833223376/249-7142729-5025151?v=glance&n=465392
◆佐藤 俊樹 2006/04 『言説分析の可能性――社会学的方法の迷宮から』東信堂.
256ページ.ASIN: 4887136544
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4887136544/249-7142729-5025151?v=glance&n=465392
■お貸しできる本
立岩さん発
【Subject: [ml-bc-life 1018] 掲載(Re: [ml-bc-life 1003] 戦後日本病人史、他一冊)】
http://www.arsvi.com/0r/2006p4.htm#2344
>> 『戦後日本病人史』『公共哲学19−健康・医療から考える公共性』の2冊
> 一部繰り返しになりますが、私は、両方とも
> 別の意味で、あまり評価できません。
私の手元にもありますが、前者は立岩さんの指摘の通りかと。後者はどうなんでしょうか。むしろ、発表者の行間にそのしんどさを感じるという意味では、マニアックな人には面白いかもです。いずれもお貸しできます。遠慮なくどうぞ。
今頃のご連絡で申し訳ありませんが、取り急ぎ。
天田
■048 ■060718-1 [ml-prosemip 2357] 病や障害をめぐる言説を追うこと・1(天田)
天田です。
度々失礼します。
以前からのプロジェクト予備演習にて話題にもなっており、また7月8日(土)に田島さんにお伝えしたことにも関係することかと思い、やや長文になりますが、以下記させて頂きます。
>田島さん
1960年代以降、「リハビリテーション」をめぐって誰が(どの業界の人の誰が)何を、いかに語ってきたのかという歴史=現代史を記述すること、そして、それと深く関連する制度=政策史をも射程にすることが面白いのではないかとお伝えしたことに関連する事柄でもあります。(以前コピーをお渡しした『自閉症とは何か』との関係でもありましたので、以下に記しておきます)
さらには、立岩さんが
【Subject: [ml-prosemip 2327] 情報追加(Re: [ml-prosemip 2326] 『戦後日本病人史』他)】
http://www.arsvi.com/0r/2006p4.htm#2327
にて記されていた論文
「現代史へ――勧誘のための試論」
http://www.arsvi.com/0w/ts02/2003035d.htm
にも関係するかと。
◆
なお、以下に記す文献は、前回のBAS研究会のあいまに喫煙場所(本当はそうではない場所)で立岩さんから教えて頂きました。(>立岩さん、有り難うございました)
小澤勲さん
http://www.arsvi.com/0w1/ozwiso.htm
の『自閉症とは何か』(絶版)
http://bookwebpro.kinokuniya.co.jp/wshosea.cgi?W-NIPS=9840979019&REFERER=0
の一部について言及がされている
村瀬学さん
http://www.arsvi.com/0w/mrsmnb.htm
の新著『自閉症――これまでの見解に意義あり!』(ちくま新書)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4480063072/249-7142729-5025151?v=glance&n=465392
は考える/批判すべき幾つかの点を含んだよい本だと思いましたので、以下、その点に関わる事柄についての私見を記させて頂きます。
また、
佐藤幹夫さん
http://www.arsvi.com/0w1/stumko.htm
の『自閉症裁判――レッサーパンダ帽男の「罪と罰」』
http://www.arsvi.com/0w/ts02/2005046.htm
(以上はその本についての立岩さんの途轍もなく長い書評)についての言及もあります。
なお、村瀬学さんには以下の書のほか、多数あり。
村瀬学 2004/10/08 『カップリングの思想―「あなた」の存在論へ』平凡社.
199p 19cm(B6) ISBN:458270252X NDC:914.6 \2,000 (税込\2,100).
http://www.amazon.co.jp/gp/product/458270252X/249-7142729-5025151?v=glance&n=465392
村瀬学 1995/10/05 『「いのち」論のひろげ』洋泉社.
254p 19cm(B6) ISBN:4896911741 NDC:114.3 \1,942 (税込\2,039).
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4896911741/249-7142729-5025151?v=glance&n=465392
村瀬学 1991/02/01 『「いのち」論のはじまり』JICC出版局.
223p 21cm(A5) ISBN:4796600647 NDC:114.3 \1,553 (税込\1,631).
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4796600647/249-7142729-5025151?v=glance&n=465392
などなど
◆
村瀬さんの(上記の書での)基本的な立場は村瀬(1995:1)にて「『いのち』はいつでも常に『いのち論』としてある。どこかにわかりやすい『いのち』が『いのち』の格好をして存在しているわけではない。私たちが『いのち』と呼ぶものは、私たちがそう呼ぶことによって見出している『ある見方』の産物である。つまりそういう論なのである」と記しているように、「見方/見え方」によって作られている「論」をみていきましょう、というところかと思います。
それで、今回の新書でも「この論考は、もともとは『「自閉症論」のおわり』」と題されていて、『自閉症』を論じるというのではなく、『自閉症論』の『おわり』を論じるというスタンスで書かれてきたものであった」(村瀬 2006:230)と記しています。(その意味でシンプルといえばとてもシンプルな組み立てです)
で、簡単に「第3章 これまでの『自閉症論』批判」の箇所についてのみ言及すると、要するに、@自閉症論の場合、「診断的枠組そのものがもっている先験的な思想性、政治性の『強さ』が問題にされることなく、そういう『診断』によって創り出された『観察』や『症例』の方だけがこれまで問題にされつづけたのである。その歴史が『自閉症』の最も本質的な部分だったのである」(村瀬 2006:143)と自らの立場を定めた上で、Aいずれの学説も「生活=社会関係」の視点を欠如したものであると批判すると同時に、Bそれらの学説が制度/政策との密接に絡み合うことを痛烈に批判する(「『医療の囲い込み』から『福祉の囲い込み』」や「国家政策批判」への箇所など)。その上で、C全ての学説を批判した上で、「でも、確かに『対応のすれ違う感じの残る子』はいる。そうした『感じ』がいつまでも残るために、常に医療がつけ込むスキを与えることになり、また…『自閉症研究』を延命させる根拠を与えつづけることになってきた」(村瀬 2006:154)と言及する。
極めて乱暴に結論を論じると、結局のところ、その人たちの「関係/生活史/くらし」をみましょう、といったオチになっています。
◆
病や障害をめぐる言説を集め、分析する時、上記のように、「見方/見え方」主義?から、その「思想性/政治性」について考え、それらを政策との関係から論じるのは大切だと思いながらも、現実には、上記のようには事は単純ではなく(あるいはその主張が無効化される批判がなされてしまうと成り立たなくなってしまう)、その上で、何を/どのように言及するかが問われるかと思います。(このあたりの丁寧な記述が重要かと)
加えて、たとえば「自閉症裁判」についての「何」について言及されているのか、といったことについて考えることも可能かと思います。
ただ、同時に、どのようなところに着地させていくかということも常に問われる作業でもありますが(「関係」とか、「生活」とか、「くらし」とか、そういうところに落としてしまうのではなく、宙吊りにさせておくということも可能ですが、それはそれとして考える必要があるかと思います)、それを自ら考えるのはなかなかしんどいこともありますので、さしあたり、「言説」において誰が何をどのように言っているかを追っていく作業を遂行することはそれはそれで大きな仕事だと思います(かつ、その構図のようなものが書けるとなおよいかと。
上記を読みつつ、言説を収集し、分析することを通じて、「事はそう単純ではない」と主張することも一つ重要な作業かと思いました、という感想です。
なお、どうでもよい話ですが、小澤勲の『自閉症とは何か』(コピー)を希望される方は言って頂ければお渡しすること、可能です。
取り急ぎ。
天田
■049 ■060718-2 [ml-prosemip 2358] 病や障害をめぐる言説を追うこと・2(天田)
天田です。
度々失礼します。
前便と関係する主題として、病気について、「医療社会学」という業界の中で何が過去に言われてきたのか、ということについても考えてみることもできるかと思います。たいしたことが言われていないということが分かります。(→そして、それを言う「私」などは全く何も言っていない/していない、ということが分かります)
◆
高城和義『パ−ソンズ――医療社会学の構想』
岩波書店.2002/01出版.233, 20cm.ISBN:4000244094
http://bookwebpro.kinokuniya.co.jp/wshosea.cgi?W-NIPS=9975466664&REFERER=0
の(とてもザックリとした)書評
http://www.josukeamada.com/bk/bpp36.htm
を依頼されて書きました。(とても短い時間で何も考えず書いたという、許しがたい書評です。)
◆
また、最近の関連する本としては
進藤雄三さん
http://www.arsvi.com/0w/snduyuzu.htm
『近代性論再考――パーソンズ理論の射程』
世界思想社.2006/04/25出版.240p 19cm(B6).ISBN:4790711803
http://bookwebpro.kinokuniya.co.jp/wshosea.cgi?W-NIPS=9980665661&REFERER=0
があるかと思います。
加えて、パーソンズそれ自体ではないのですが、
大野道邦・油井清光・竹中克久『身体の社会学――フロンティアと応用』
世界思想社.2005/07/25出版.362p 19cm(B6) ISBN:4790711382
http://bookwebpro.kinokuniya.co.jp/wshosea.cgi?W-NIPS=9979726709&REFERER=0
も関係する主題でもあるかと。(前回、BAS研究会に出席された後藤さんも書いています)
更には、小泉さんの『病いの哲学』(ちくま新書)
http://www.arsvi.com/b2000/0604ky.htm
の「第5章 病人の役割――パーソンズ」にも、とても重要な指摘をした言及があります。
◆
なお、立岩さんファイルや大学院のファイル
「パーソンズ」
http://www.arsvi.com/0ww/parsons.htm
http://www.ritsumei.ac.jp/acd/gr/gsce/dw/parsons.htm
にも関連情報が掲載されています。
◆
ただ、前便のような研究は社会学(とりわけ医療社会学)と呼ばれる領域にはとても少なく(私がこう書くのは天に唾を吐く行為ですが)、その意味でもそうした仕事はとても意義のあることかと思います。
取り急ぎ。
天田
■050 ■060718-3 [ml-prosemip 2359] 8月の巡業について
天田です。
何度もすみません。
気がつけば、7月下旬ですが、私の予定は以下の通りです。
http://www.josukeamada.com/scheduleGP2006.htm#7
なお、7月31日(月)は研究倫理について話をします。
http://www.josukeamada.com/bk/bsp96.htm
(時間の制約上、とてもザックリとした話になるかと思います)
また、8月上旬は「地方巡業(どさ回り)」のため(そんなことをしている場合ではないのですが)、08/04(金)〜08/10(木)は不在となります。どうぞご了承下さい。
http://www.josukeamada.com/scheduleGP2006.htm#8
したがって、何かある方々は7月中、あるいは8月11日(金)以降に言って頂ければと思います。
8月〜10月の巡業(をはじめ全ての予定について)は全て上記のページに記してありますので、そちらをご参照頂ければと思います。
なお、ファイルは以下(詳細は近くなったら記します)。
http://www.josukeamada.com/bk/bsp97.htm
http://www.josukeamada.com/bk/bsp98.htm
http://www.josukeamada.com/bk/bsp99.htm
http://www.josukeamada.com/bk/bsp100.htm
http://www.josukeamada.com/bk/bsp101.htm
http://www.josukeamada.com/bk/bsp102.htm
http://pe-med.umin.ac.jp/25th_meeting.html.htm
加えて、12月にも熊本での地方巡業があります。
様々な経緯からこのような状況になっていますが、どうぞご了承下さい。
取り急ぎ。
天田
■051 ■060718-4 [ml-prosemip 2360] Re: [ml-prosemip 2356] 本のいくつか
天田です。
昨日のMLの訂正です。
>> マーサ・ミノウ『復讐と赦しのあいだ』
> 来週中ごろまでには見つけます
今週中(明後日あたりまでに)に見つけます。
です。
> ◆佐藤 俊樹 2006/04 『言説分析の可能性――社会学的方法の迷宮から』東信堂.
の中の第1章
遠藤知巳
http://www.arsvi.com/0w/endutmm.htm
「言説分析とその困難(改訂版)―全体性/全域性の現在的位相をめぐって」
でした。
取り急ぎ。
天田
■052 ■060719 [ml-prosemip 2365] 病や障害をめぐる言説を追うこと・3+別件
天田です。
杉原さん、田島さん、有り難うございました。
>杉原さん
> 見方/見え方の背後の思想性や政治性など
前々便に書きましたが、こうした批判的検討は大切だと思いながら、その多くは「では、なぜそう言えるのか」といったことを問わないところがあり、そのあたりをどのように考えるかがあるかと思います。
>田島さん
> 多少尻切れトンボであっても
> へんにまとめようとしない、安易な着地点へ持っていかない
> 方が、自分的にも逆に納得いったり、ということもあるかな
> と思いました。気をつけねば、ですかね。
このあたりはとても難しいところでもありますので、兎にも角にも書いてみる、書きながら考えるということもありかと(だいたい、私自身がきちんと書いたことなどありませんし、全くできておりません)。
◆
歴史系、言説分析系の人には関連するやもしれないと思いつつ一点。
博士論文?ゆえに高価(5,300円)なので購入にはどうかと思うところはありますが、最近読んだものの中では
野上元さんの
http://gnogami.hp.infoseek.co.jp/
野上元.2006/02/28.『戦争体験の社会学―「兵士」という文体』弘文堂.
284p 21cm(A5).ISBN:4335551088.NDC:910.26.\5,300 (税込\5,565)
http://bookwebpro.kinokuniya.co.jp/wshosea.cgi?W-NIPS=9980480157&REFERER=0
での言説分析は(筆者が自ら言及するように)第3章の途中で記述や方法意識上の分断線が走っているものではありますが、あれこれと考えさせられる本でした。関係する人にはお薦めかもです。
◆
それと、全く別件ですが(前便に書き忘れましたが)、私のほう、8月・9月は基本的には「自宅作業」でよいということですので、そのように仕事をする予定です(自分の仕事をしたいと思います)。ただ、何か必要あれば、言って頂ければと思います。ということで、以下予定を再掲。
http://www.josukeamada.com/scheduleGP2006.htm#8
http://www.josukeamada.com/scheduleGP2006.htm#9
取り急ぎ。
天田
■053 ■060728 [ml-prosemip 2400] 「コミュニケーションとしての研究の倫理」の案内(天田)
おはようございます。
天田です。
来週7月31日(月)に以下のような研究会があり、そこで
「研究の遂行をめぐるいくつかの困難――葛藤・摩擦・亀裂・断絶・対立」
http://www.josukeamada.com/bk/bsp96.htm
(下のほうに配布資料をアップしてあります)
などいう、よくわからないタイトルをつけた事柄について話をします。
まだまだ話す内容については考え中ですが、この社会における「利害」や「コンフリクト」について書くことは面白いが、時として面倒なこと(それとは別に、あるいはその面倒を差し引いても、楽しいこともありますが、それはそれでよいことなので、それについては話をしません)にも巻き込まれるので、そのためにさしあたりできることはしておきましょう、といったことについて話をする予定。
更には、突きつめて考えると、実は「厄介で難しい問題」を孕んでいる(と勝手に思っている)ので、まずはそれらについて考えていくことを確認すると同時に、まずはその手前の作業として、さしあたりやっておくべき「お約束事」について共通了解しておきましょう、といった話にもなるかと。
取り急ぎ。
天田
========
「コミュニケーションとしての研究の倫理」
日 時:2006年7月31日(月)16:30〜18:30
場 所:立命館大学衣笠キャンパス 創思館3F 創303・304
講演者:
望月昭氏(本学 応用人間科学研究科 教授)
「研究行動の機能から考える倫理」-行動分析的対人援助学の立場から−
天田城介氏(本学 先端総合学術研究科 GP担当)
「研究の遂行をめぐるいくつかの困難−葛藤・摩擦・亀裂・断絶・対立」
海外事情紹介:
大野カヤ氏(クラーク大学大学院生)
「アメリカにおける被験者募集の際の同意の取り方」
コメンテーター:
サトウタツヤ氏(本学 文学部 教授)
中村正氏(本学 応用人間科学研究科 教授)
■054 ■060803-1 [ml-prosemip 2429] 研究倫理について・1
天田@3人の子どもが同時に高熱で子守りに明け暮れております、です。
先日の研究会での補足を一つ。
http://www.josukeamada.com/bk/bsp96.htm
私が基本的にお伝えしたかったことは以下の通り。
@基本的に「書きたいことを貪欲に書くことほうがよい」が、それを書くことによって調査協力者(紹介者や対象組織を含む)との軋轢・亀裂が生じる場合がある。ただし、きちんと事前に、適宜、状況に応じて、説明をしておくことによってそうした「面倒なこと」の諸々に巻き込まれることは概ね回避可能である。ただし、やはり、それでも(了解していたように見えたがそうではなかったり、予期せざる事態になったことによって)「面倒なこと」に巻き込まれることはある。ここはきちんと諸手続きを踏んだ上であれば、そのことを再度説明し、理解してもらうようにする。それでもダメな場合もあり、その場合には「腹を括って」何らかの判断を下すしかない。(したがって、諸手続きを踏んでいれば、むしろ「不安」になる必要は全くないし、むしろ自らがどこまで何を書きたいかが明確になるという意味でもとても大切なことかと思います)
A上記の「調整・対応(事前の調整/適宜の説明/書き方の工夫などなど)などの技術的な問題」は「面倒なこと」への対処としては重要なことではある。また、諸々の説明をすることによってかえって複雑な状況になることもあるが、そのことも含めて、(副次的な効果であるが)相手が置かれた現実がよく分かることもあったりもする。ただ、以上は「心構え論」「手続き論」の範疇であり、それらを通じた「トラブルを適宜回避するための有効な方法」ということである(それ以上でもそれ以下でもない、とも言える)。だとすれば、「調整・対応可能なこと」は「倫理的であること」それ自体を意味しない。(両者がどのように接続するかは考えておく必要があるが、私のようにきちんと考えられない人間は、さしあたりできることを適宜やっておくようにするとよいと思います)
B例えば、説明し、同意を得ることが困難な人たちを対象に調査はしてはならないとは言えないし、あるいは調査によって相手が何らかの「利得」を得ながらも、同時に大きな「損失」を(予測に反して被ってしまった場合)そうした調査は絶対に公表してはならないとも限らないであろう。すると、俗に「研究倫理」において語られる「同意と説明」「プライバシー」などなど(だけ)では射程・照射できない問うべき事柄があるとも言える。そのようなことを踏まえると「(おおよその場合)トラブル回避のための手続き」と「研究において倫理的であること」はさしあたり分けて考えることができるし、その上で、両者がどのように関係するかについて考えることもできるであろう。そんなことを話しました、です。
Cまあ、平たく言えば、「一定の手続きを踏んでおけば問題なし。それでもダメな場合にはダメなものはしゃあないと覚悟を決める」。そう腹を括った上で、(自らにおいて)研究において「倫理的であること」は「手続き」のお話に還元されるような問題ではないし、「厄介で難しい問題」を孕む後者の問いについてはどこかで考えていく必要があるだろう(あるいは、私のような人間はどこかで誰かが考えてくれるのを待つことになる)。そういう(極めて単純な)ことをお話しました。
◆
時間がかなり限られていましたので、具体的なお話ができずに残念でした。機会があれば、どこかで個別具体的にお話したいと思っています。
植村さんらからどこかで話をする機会を、とのご提案を頂いておりますが、それらのことについては別途相談させてください。
取り急ぎ。
天田
■055 ■060803-2 [ml-prosemip 2430] 明日からの巡業について・再送(天田)
天田です。
先日お伝えしたように、明日8月4日(金)より「地方巡業」(私は相撲取りか?)のため、1週間近く不在となります。どうぞご了承下さい。
http://www.josukeamada.com/scheduleGP2006.htm#8
巡業の詳細または使用する資料等は以下に掲載。
http://www.josukeamada.com/bk/bsp97.htm
(九州国立看護教育学会にてお話。おそらくレジュメとは別のお話を(も多く)します)
http://www.josukeamada.com/bk/bsp98.htm
(私は非会員ですが、日本質的心理学会にてコメンテーターをします。そのシンポジウムの情報掲載)
http://www.josukeamada.com/bk/bsp99.htm
(立教大学大学院コミュニティ福祉学研究科にて集中講義。「資格」に絡む講義なので、さしあたりは、とてつもなく平板なレジュメを作成。話す事柄は大きくこれと異なります→後日、別のページにてアップします)
メールはチェックしておりますので、何かありましたら
メールにてご連絡頂ければと思います。
取り急ぎ。
天田
■056 ■060803-3 [ml-prosemip 2431] 立教大学社会学シンポジウムの案内(天田)
天田です。
立て続けに失礼します。まだずっと先の話ですが、一応、アナウンスしておきます。
立岩さん発のML
「Subject: [ml-prosemip 2413] 調査についての座談会」
http://www.arsvi.com/0r/2006p4.htm#2413
にもありました、
奥村隆さん
http://www.arsvi.com/0w/okmrtks.htm
からの依頼で、
立教大学社会学部シンポ「社会学は『未来』をいかに語りうるか?」
http://www.josukeamada.com/bk/bsp102.htm
にて話をします。
---------------------
http://rikkyo.daigaku.co.jp/tn/topics.php?id=682からの引用
内容
《挨拶》 木下康仁(立教大学社会学部長)
《基調講演》
◆「未来構想の社会学」
見田 宗介氏(東京大学名誉教授・共立女子大学教授)
http://www.arsvi.com/0w/mtmnsk.htm
◆「自由はいかにして語ることが可能か?――社会学の位置」
天田 城介氏(立命館大学大学院先端総合学術研究科講師)
◆「創造環境としての都市」
松本 康(立教大学社会学部教授)
司会 奥村 隆(立教大学社会学部教授)
http://www.arsvi.com/0w/okmrtks.htm
高木 恒一(立教大学社会学部助教授)
---------------------
私は「未来」についてはさっぱり分かりませんし、「社会学は未来をいかに語りうるか」について何も語ることはできません。ましてや、「社会学の未来」についてはかいもく見当がつきません。が、話をすることになってしまいました。
奥村さんの話だと、受講料は無料で、申し込みは不要とのこと。
わざわざ京都から参加する必要はないかと思いますが、知人・友人で関心のある方がいましたら、お伝え下さい。
取り急ぎ。
天田
■057 ■060805-1 [ml-prosemip 2457] 米沢本+老いの本・1
天田@熊本です。
米沢慧さんの著書、
立岩さんが書かれていたように、
http://www.arsvi.com/0w/ts02/2006080.htm
意味不明、
大谷さんが書かれていたように、いつもの如く甚だ「倒錯」的でした。
■米沢慧. 1979/03.『都市の貌』冬樹社.(絶版)
■米沢慧.1982.『<住む>という思想』冬樹社.(絶版)
のあたりは、
吉本隆明さん
http://www.arsvi.com/0w/ysmttkak.htm
に強く影響を受けつつ、都市論・住居論を展開。
(このへんに関心のある方は以下の論文に一部言及あり。
北田暁大・野上元.2005/12.『カルチュラル・ポリティクス1960/70』せりか書房
273p 22cm ISBN:4796702695 NDC:210.76 税込\2,625
http://www.serica.co.jp/269.htm
特に、「1.日常生活批判の60/70年代 祐成保志」部分。)
その後、
芹沢俊介さんとの共著で、
http://www.arsvi.com/0w/srzwsnsk.htm
■芹沢俊介・米沢慧.2002.『老いの手前にたって』春秋社
219p 20cm ISBN:4393331990 NDC:367.7 税込\1,785
にて老いについて書いていますが、
私にはその内容は甚だ意味不明、耐え難い文章でした。
★
ちなみに、芹沢俊介つながりでの老い関連本は以下があり。
■芹沢俊介.2004/04.『死のありか』晶文社
274p 19cm ISBN:479496613X NDC:914.6 税込\2,415
■芹沢俊介.2003/03/20.『経験としての死――死の講義〈1〉』雲母書房
195p 19cm(B6) ISBN:4876721262 NDC:114.2 税込\1,680
■三好春樹・芹沢俊介.2003/03.『老人介護とエロス――子育てとケアを通底するもの』雲母書房
268p 20cm ISBN:4876721343 NDC:369.26 税込\1,890
(>的場さん 少なくとも老い関連本では、こういった本たちを出版している出版社です)
また、出版社は異なるが、吉本隆明つながりでは以下もあり。
■吉本隆明・三好春樹.2000/10.『〈老い〉の現在進行形――介護の職人、吉本隆明に会いにいく』春秋社
222p 20cm ISBN:4393331893 NDC:367.7 税込\1,680
(川本隆史さん編の『ケアの社会倫理学――医療・看護・介護・教育をつなぐ』)
http://www.arsvi.com/b2000/0508kt.htm
にもなんちゃらというものを書いています。
以上、米沢慧−吉本隆明−芹沢俊介−三好春樹つながりで挙げた、老い関連本、いずれも私には意味不明なものでした。なぜでせうか。
★
更に、おまけの情報ですが、最後の三好春樹さんがそれなりに関係している場所に
宅老所よりあい
http://www7.ocn.ne.jp/~yoriaiyo/
がありますが、その第一よりあいの代表である、
下村恵美子さん
も含めたシンポジウムが
http://www.josukeamada.com/bk/bsp98.htm
明後日あります。
■下村恵美子・高口光子・三好春樹.2005/08.『あれは自分ではなかったか――グループホーム虐待致死事件を考える』筒井書房
139p 21cm ISBN:4887204841 NDC:369.26 税込\1,260
■下村恵美子.谷川俊太郎(詩).『九八歳の妊娠――宅老所よりあい物語』雲母書房
277p 20cm ISBN:4876721157 NDC:369.26 税込\1,890
ちなみに、第二よりあいの所長をしている
村瀬孝生さんには
■村瀬孝生.2001/11.『おしっこの放物線――老いと折り合う居場所づくり』雲母書房
202p 19cm ISBN:4876721165 NDC:369.26 税込\1,680
という本もあり、また以下に連載を掲載。
http://www.rironsha.co.jp/special/yoriai/main.html
(立岩さんも同じ理論社で連載を書いている)
このあたり、きちんと誰かが批判的に検討しなければいけません、と思っています(お前がやれ、と言われて早○○年)。
取り急ぎ。
天田
■058 ■060805-2 [ml-prosemip 2458] 老い関連本・2
天田です。
偶然、以下を発見。おまけに。
鷲田清一さん
http://www.arsvi.com/0w/wsdkykz.htm
の『医学界新聞』への特別寄稿
http://www.igaku-shoin.co.jp/nwsppr/n2006dir/n2692dir/n2692_03.htm
鷲田さんの死や老い関連本は以下。
■鷲田清一.2004/04.『教養としての「死」を考える』洋泉社
222p 18cm ISBN:4896918088 NDC:114.2 税込\756
■鷲田清一.2003/06.『老いの空白』弘文堂
252p 20cm ISBN:4335000537 NDC:367.7 税込\1,680
などなど。
◆
おまけのおまけに偶然、以下も発見。
http://d.hatena.ne.jp/woeswar/20060730/p1
キーワードは「闘争から痴呆へ」でしょうか。どうでしょう。
取り急ぎ。
天田
■059 ■060811 [ml-prosemip 2490] 日本社会学理論学会のお知らせ
天田@今朝、京都に戻りました、です。
日本社会学理論学会
http://wwwsoc.nii.ac.jp/gsr-scst/sst/
という学会が設立されたようで、その機関誌『現代社会学理論研究』の投稿等についてのアナウンスです。
投稿はエントリーを2006年10月9日(月)〜10月14日(土)(消印有効)に行った上で、2006年11月20日(月)〜11月25日(土)(消印有効)に投稿するということになっているようです。
学会への入会は各自のテーマに応じて判断するのが一番よいかと思います。
以上、一応のご連絡。
以下、その学会のニューズレターの転載。
取り急ぎ。
天田
(以下、転載)
[略]
■060 ■060812-1 [ml-prosemip 2502] 学会誌等への投稿締切日などを掲載(天田)
天田です。
私が加入している/知っている学会等の学会誌で、締切日等について知っているものだけを以下に記載。
http://www.josukeamada.com/scheduleGP2006.htm
(朱色にて表示しています)
ただ、わざわざ調べたりしていませんので、もしご自身の所属する学会誌等への投稿等を考えている方々がいましたら、広く情報を共有することがよいと思われますので、ML等でお知らせ頂ければ、上記に掲載するように致します。
なお、今回、私が掲載したのは以下(追加して、転送・転載することを奨励します)。
取り急ぎ。
天田
--------------------
08/31 木 ◎『障害学研究』3号・自由投稿論文締切 2006年8月31日
08/31 木 ◎『医の倫理学教室雑誌』投稿エントリー締切
09/07 木 ◎『福祉社会学研究』第4号の原稿募集締切(09/07必着)
09/30 土 ◎『保健医療社会学論集』第17巻2号(9月末日必着)
10/14 土 ◎『現代社会学理論研究』投稿エントリー締切(消印有効)
11/15 水 ◎『社会思想史研究』原稿締切
11/25 土 ◎『現代社会学理論研究』投稿締切(消印有効)
11/30 木 ◎『医の倫理学教室雑誌』原稿締切
12/01 金 ◎『家族社会学研究』19巻1号の原稿締切(12/01必着)
■061 ■060812-2 [ml-prosemip 2503] めずらしくHP更新(天田)
天田です。
度々申し訳ありません。
私にはめずらしくHPを更新しています。
この数日で別の仕事をしつつ、随時更新します。
8月・9月の予定(前便の情報等を追加)
http://www.josukeamada.com/scheduleGP2006.htm#8
http://www.josukeamada.com/scheduleGP2006.htm#9
また、立岩さんのML一覧を見ていて、これは院生にとってもよいことであると思い(重複も回避できるし、その他の観点からも極めて合理的であるとつくづく思い)、私も天田発の「公共」領域ML一覧を作成しました。
http://www.josukeamada.com/ml-prosemip2006.htm
(>立岩さん、パクッてしまってすみません。ご容赦)
(現時点ではリンク張っていません。不都合があれば修正しますので、数日内にご指摘下さい。お願いします)
その他もいくつか更新しています。
更新しましたら、逐次アナウンスするように致します。
取り急ぎ。
天田
■062 ■060813 [ml-prosemip 2507] 学会誌等への投稿締切日などを掲載・2(天田)
天田です。
前々便送付後、全く調べないのも不親切かと思い直し、皆さんが関係しそうな(するかもしれない)いくつかの学会誌の投稿締切日等について調べてみました。それらを(URLも含めて)以下に記載。
http://www.josukeamada.com/scheduleGP2006.htm
(朱色にて表示しています)
8月末、9月中旬〜下旬、10月〜12月、と様々あるよう。
http://www.josukeamada.com/scheduleGP2006.htm#8
http://www.josukeamada.com/scheduleGP2006.htm#9
http://www.josukeamada.com/scheduleGP2006.htm#10
http://www.josukeamada.com/scheduleGP2006.htm#11
http://www.josukeamada.com/scheduleGP2006.htm#12
取り急ぎ。
天田
--------------------
08/31 木 ◎『障害学研究』3号・自由投稿論文締切 2006年8月31日
◎『医の倫理学教室雑誌』投稿エントリー締切 http://www.med.osaka-u.ac.jp/pub/eth/onlinejournal.htm
◎『倫理学年報』原稿締切 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jse2/
09/07 木 ◎『福祉社会学研究』第4号の原稿募集締切(09/07必着) http://www.l.u-tokyo.ac.jp/~ws/jws.html
09/11 月 ◎『コア・エシックス』Vol.3の原稿提出締切 17:00厳守(提出はメール送付+独立研究科事務室に持参or郵送で提出)
09/20 水 ◎『日本認知症ケア学会誌』(第6巻第1号)投稿締切 http://www.yume-net.ne.jp/dome/chihocare/gakkaishi/gakkaishi.htm
09/30 土 ◎『保健医療社会学論集』第17巻2号(9月末日必着) http://square.umin.ac.jp/medsocio/box/contribution.htm
10/14 土 ◎『現代社会学理論研究』投稿エントリー締切(消印有効)
10/31 火 ◎『社会福祉学』(48巻2号)投稿締切 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jssw/
◎『解放社会学研究』投稿締切 http://www.kyy.saitama-u.ac.jp/~fukuoka/lhsr.html
11/15 水 ◎『社会思想史研究』原稿締切
11/25 土 ◎『現代社会学理論研究』投稿締切(消印有効)
12/01 金 ◎『家族社会学研究』19巻1号の原稿締切(12/01必着)
12/10 日 ◎『社会学史研究』公募論文投稿締切(当日消印有効) http://wwwsoc.nii.ac.jp/jashs/t_kitei.html
01/20 土 ◎『社会政策学会誌』第18号投稿申し込み(当日消印有効) http://oohara.mt.tama.hosei.ac.jp/sssp/tokoboshu0606.html
01/31 水 ◎『社会福祉学』(48巻2号)投稿締切 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jssw/
■063 ■060818-1 [ml-prosemip 2540] 本日より九州巡業・再び
天田です。
本日夕方より「九州巡業(第二弾)」に行ってきます。
京都に戻るのは8月21日(月)あるいは22日(火)になります。ノート型を持ち歩いていますので、何かありましたらメールにてご連絡ください。
私の8月以降の予定は以下の通りですが、
http://www.josukeamada.com/books.htm#8
今回は、19日(土)は前任校の時に教えていた学生さんがとてもお世話になった団体への恩義に報いるべく以下のまとめ役をやります。
そして、20日(日)はこれまた前任校の時に学生さんがお世話になった人からの依頼で話をしてきます。
(本来は自分の仕事に猛進するべき状況。ヤバイっす)
IBD九州大会in熊本のシンポジウム
http://www.josukeamada.com/bk/bsp100.htm
平成18年度筑豊ブロック法人社協連絡協議会
http://www.josukeamada.com/bk/bsp060820.htm
(レジュメ掲載できていません、後日掲載)
◆
なお、私のほう、別件で、8月24日(木)の朝から大学に行く予定です。何かあれば、午後は終日空いていますので、言って頂ければと思います。
取り急ぎ。
天田
■064 ■060818-2 [ml-prosemip 2541] 閑話・1(天田)
天田です。
巡業前にくだらん閑話を一つ。
別件の雑用をしている中で観ざるを得なかった映画を一つご紹介。時間のない方は削除してください。
「アカデミー賞最優秀外国映画賞」と取った有名な映画のようですので、知らなかったのは私だけかもしれませんが、一応、お知らせです。
(内容は何なんだろうな感の否めない感じがしつつも、それが受容されていることについて考えることは無駄ではないかもしれません。が、本来の仕事からの逃避行動に出たい方のみにちょっぴりだけお薦めします)
以上、くだらん情報提供、どうぞご容赦ください。
◆
もともとの原題は
”The Barbarian Invasions”(蛮族の侵入)
http://www.miramax.com/thebarbarianinvasions/index.html
という(9.11を意識しつつ付けられたタイトルの)映画でありながら、邦題では『みなさん、さようなら』などという実にトボけたタイトルになった映画があります。
更にどうでもよい情報ですが、安楽死を選んだ末期がんの父親(歴史学を教えていた元大学教員)の本棚には以下があり。
エミ−ル・M.シオラン.『歴史とユ−トピア』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%82%AA%E3%83%A9%E3%83%B3
プリ−モ・レ−ヴィ.『アウシュヴィッツは終わらない 』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%A2%E3%83%BB%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%82%A3
http://www.logico-philosophicus.net/profile/LeviPrimo.htm
http://www.ne.jp/asahi/imaju/taihen/kim/art-1.html
アレクサンドル・ソルジェニーツィン.『収容所群島』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%83%AB%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%84%E3%82%A3%E3%83%B3
サミュエル・ピープス.『サミュエル・ピ−プスの日記』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%94%E3%83%BC%E3%83%97%E3%82%B9
なんなんでせうか。この組み合わせは、と。
■ドゥニ・アルカン監督.2003年.『みなさん、さようなら』.
出演: レミー・ジラール, ステファン・ルソー.¥3,990 (税込み).
形式: Color, Widescreen, Dolby.言語 フランス語, 日本語.
リージョンコード: リージョン2 .画面サイズ: 2.35:1.
ディスク枚数: 1.販売元: アミューズソフトエンタテインメント.
DVD発売日: 2004/10/22.時間: 99 minutes.ASIN: B0001X9D4A
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B0001X9D4A/sr=8-3/qid=1155856588/ref=sr_1_3/503-3434189-7414334?ie=UTF8&s=gateway
http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=4562
http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD4771/
【商品の説明】
末期ガンの父の最後を「楽しいものにしてほしい…」と願う母親の言葉を受けた長男が、長年の父との諍いを終わりにして、幸せな最後を演出しようとする。設備の整っていない公立病院に父のための特別の病室を作らせ、父の親しい友人たちを集めて、最高の環境を作り、その中で、父は毒舌をはきながらも息子を受け入れていく…。
アカデミー賞最優秀外国映画賞を受賞した感動作。死に向かってゆく男の姿を、これほどユーモラスに楽しく感動的に描いた作品が、これまであっただろうか。主人公は人生諦めきれず、当然、悔やむ思いもある。しかし、それを家族がしっかり受け止め、愛情を降り注いで、彼の死をやさしさで包み込むのだ。誰もが主人公の最期をうらやましいと思わずにいられないだろう。(斎藤香)
取り急ぎ。
天田
■065 ■060824 [ml-prosemip 2562] Re: [ml-prosemip 2559] 構築/構築主義
天田@この酷暑でとうとう「車」が壊れました、です。
とても拙い論文の数々ばかりで恐縮ですが、
http://www.josukeamada.com/books.htm#3
「構築/構築主義」の関係で私が書いたものは以下に全文掲載してあります。参照する必要は「全く」ありませんが、一応、ご報告まで。
■025■「抗うことはいかにして可能か?――構築主義の困難の只中で」
日本社会学会発行.『社会学評論』219号(Vol.55, No.3).P223〜P243.2004年12月.
http://www.josukeamada.com/bk/bpp25.htm
■016■「構築主義の困難――自己と他者の〈語る〉場所」
現代社会理論研究会発行.『現代社会理論研究』第11号.P1〜P15.2001年11月.
http://www.josukeamada.com/bk/bpp16.htm
このごろ、「構築/構築主義」は批判される/されるべき対象のように扱われるような空気/雰囲気があり、私はそれ(それだけで)はまずいだろうと思っています。その「主義」が何を言い、何を言うことが困難であったのか、そしてその困難と限界はどのあたりなのか、についてちゃんと考えていく必要があると思っています。「過剰消費」されていたものが、結局、容易に「廃棄」されることはとてもよくないことだと思っています。
ただ、私自身はその点に関してきちんと何かを言うことができていませんし、上記の論文も「極めて」安直な落としどころに着地しているという、「極めて大きな問題」を抱えたものではあります。
もう一点。「真/偽」の位相において、「事実」を指摘するという、極めて平板のように思われがちな、淡々とした記述の営みは決して侮ってはいけないだろうと思います。「構築か否か」の手前で、あるいはその先において――つまり、作られて/創られていようが、そうでなかろうが――「事実」を丁寧かつ緻密に記述しておくことは、社会科学において、やはり常に大切な営みであろうと思っています。
簡単で恐縮ですが、取り急ぎ。
天田
■066 ■060826-1 [ml-prosemip 2568] 物語(論)/記憶(論)
天田です。
川口さん、どうも。札幌巡業、ご苦労さまです。
ごく簡単ですが、「記憶/物語」系のもので、ざっと思いついたものだけを列記します。また、バタバタしている中で書き記しておりますゆえ、あまりにも「基本的/基礎的」な本の紹介になりますので、詳しい方々が補足して頂ければ大変有り難く存じます。
私が「一応やっている」(やっていないとの噂あり)社会学の領域では
浅野智彦さんの
http://www.u-gakugei.ac.jp/%7Etasano/index.html
◆20010622 『自己への物語論的接近――家族療法から社会学へ』 勁草書房,258,18p,ISBN:4326652543 \2,940
や論文(以下で論文要旨や全文が読める)
http://www.u-gakugei.ac.jp/%7Etasano/papers.html
があり、また
野口裕二さんの
http://www.arsvi.com/0w/ngcyuj.htm
◆20020601 『物語としてのケア――ナラティヴ・アプローチの世界へ』 医学書院,シリーズケアをひらく,212p. ISBN:4-260-33209-0 2310
◆20050125 『ナラティヴの臨床社会学』 勁草書房,243,9p,ISBN:4326653027 \2,730
がまずは「入門書」として位置づけられるかと思います。
★
川口さん、ご指摘のように、「病」系でもナラティブが主張されているようで、
宮坂道夫さん
http://www.clg.niigata-u.ac.jp/~miyasaka/index.html
◆宮坂 道夫 20050315 『医療倫理学の方法――原則・手順・ナラティヴ』 医学書院,276p.,ISBN:4-260-33395-X \2940
http://www.clg.niigata-u.ac.jp/~miyasaka/hce/methodology/hce00.html
http://www.arsvi.com/0w/ts02/2005042.htm
などなどがいらっしゃると思います。
ただ、「物語/記憶」に対して懐疑的にならざるを得ない人たちもいて、想起される場/文脈あるいは語りが紡ぎだされる場/文脈における権力関係について、あるいは容易にも立ち上げられて(立ち上がってしまう)物語の危うさについても考えてきている人たちがいると思います。
その一つに
◆浜田寿美男.19920515→20050710 『自白の研究――取調べる者と取調べられる者の心的構図』(新版) 北大路書房,749p,ISBN:476282450X \8,190
(私は院生の時に1992年発行の「旧版」を読んだのですが、それはとても刺激的な内容でした)
また、時間がない方でも1〜2時間で読める新書として
◆浜田寿美男.20010319 『自白の心理学』 岩波書店,208p,ISBN:400430721X \735
がよいと思います。
(川口さん、先日、以下の学会の懇親会にてご紹介した浜田さんは上記のような仕事をしている方です)
http://www.josukeamada.com/bk/bsp98.htm
加えて、上記の著者に関係する心理学の人たちの仕事に
◆高木光太郎 20060525 『証言の心理学――記憶を信じる、記憶を疑う』 中央公論新社,202p,ISBN:4121018478 \777
◆山本登志哉編 20030520 『生み出された物語――目撃証言・記憶の変容・冤罪に心理学はどこまで迫れるか』(法と心理学会叢書) 北大路書房,219p,ISBN:476282318X,\3,570
★
なお、上記の本らにて言及されている「甲山事件」については、立岩さんのデータベースにおいても一部言及あり。
http://www.arsvi.com/1900/781008.htm
http://www.arsvi.com/0ds/1.htm
http://www.arsvi.com/0r/2005g2.htm#1293
更に更に、立岩さんが
http://www.arsvi.com/0w/ts02/2001000.htm
で取り上げていた
◆Young, Allan 1995 The Harmony of Illusions: Inventing Post-Traumatic Stress Disorder, Princeton University Press=20010215 中井 久夫・大月 康義・下地 明友・辰野 剛・内藤 あかね 訳,『PTSDの医療人類学』,みすず書房,441+29p. ISBN:4-622-04118-9 7000
http://www.arsvi.com/0w/ts02/2004002.htm
◆Kutchins, Herb ; Kirk, Stuart A. 1997 Making Us Crazy: DSM――The Psychiatric Bible and the Creation of Mental Disorders, The Free Press=20021025 高木 俊介・塚本 千秋 監訳,『精神疾患はつくられる――DSM診断の罠』,日本評論社,345p. ISBN:4-535-98195-7 2800
http://www.arsvi.com/0w/ts02/2004003.htm
そして、古くは/最近でも
◆エリザベス・F.ロフタス キャサリン・ケッチャム 200007 『抑圧された記憶の神話――偽りの性的虐待の記憶をめぐって』 誠信書房,425p,ISBN:4414302900 \3,990
◆カルース,キャシー 20050208 『トラウマ・歴史・物語――持ち主なき出来事』 下河辺美知子訳 みすず書房,209p,ISBN:4622071096 2,940
更には、昨年・一昨年あたり刊行の「政治学」系+諸々では
◆石田雄 200411 『記憶と忘却の政治学――同化政策・戦争責任・集合的記憶』 明石書店,313p,ISBN:4750390143 \3,990
◆米山リサ 200507 『広島――記憶のポリティクス』 岩波書店,302p,ISBN:400001935X \3,465
◆伊藤守 200507 『記憶・暴力・システム――メディア文化の政治学』 法政大学出版局,214,ISBN:458810005X \2,940
◆細見和之 200501 『言葉と記憶』 岩波書店,291p,ISBN:4000228528 \3,045
などが基本的なものとしてはあるかと。
また、「記憶」の問題系を考える上で、意外に見縊ってはならないものの一つとして、
◆ガザニガ,マイケル・S. 20060202 『脳のなかの倫理――脳倫理学序説』 梶山あゆみ訳,紀伊國屋書店,262p,ISBN:4314009993 \1,890
(なお、この本自体が面白いというより、それを踏まえてどう考えるかということです)
★
別件のようで、別件でない事柄ひとつ。
能勢さんの以下の言葉
> 「研究に戻ればどうですか」とたまにいっているが
> 子育てなどでそうもいかないらしい。残念なことです。
我事のように拝読。研究に(実質的に)いつまでも戻れない、残念な状態にいる人間がここにもいます(涙)。以上を念頭に上記をお読み頂ければ大変有り難いかと。
取り急ぎ。
天田
■067 ■060826-2 [ml-prosemip 2569] 障害者の「就労」関連資料
天田です。
ご存知の方々も多いかと思いますが、厚生労働省による障害者の「就労」関連資料は以下の通り。
■第1回福祉、教育等との連携による障害者の就労支援の推進推進に関する研究会資料
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=109963
■「就労移行支援のためのチェックリスト〜障害者の一般就労へ向けた支援を円滑に行うための共通のツール〜
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=110131
なんだかな、です。
天田
■068 ■060828 [ml-prosemip 2578] 今週の予定
天田です。
私の今週の予定は
http://www.josukeamada.com/scheduleGP2006.htm#8
http://www.josukeamada.com/scheduleGP2006.htm#9
明日8月29日(火)10:30〜青木さん、今週9月1日(金)13:00〜山本さんと面談の予定です。
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[略]
----------------------
学会誌への投稿論文、コアエシックス論文、等々、諸々の締切等で論文作成作業に追われていることと思います。私のほうは、上記の面談の前後であれば空いておりますので、ご都合が宜しい方々はどうぞ。天田までご連絡ください。
なお、以前、山本さんとの面談に大幅に遅れるといったことをしでかしたことがありましたが、
http://www.josukeamada.com/ml-prosemip2006.htm#038
(そして、27日(日)のBAS研もそのようなことでお休みさせて頂いたのですが)
私、時として、やむを得ぬ事情で、こういう事態になることがありますのゆえ、時間になっても天田が創思館307にいない時には、独立研究科事務室に私から連絡しておきますので、そこで確認して頂ければ幸いです。
また、皆さんから天田の携帯電話番号 090-****-****までご連絡いただけると大変助かります(以上の番号は院生間であれば自由に転送・転載して頂いて結構です)。
★
なお、もはやどうなっているのか自分でも分からなくなっていますが、様々な事情から、九州巡業(第3弾)が9月11日(月)〜9月17日(日)まであります。
http://www.josukeamada.com/bk/bsp060911.htm
諸々の事情からこのような状況になっておりますが、皆さんのほうでも多忙を極める時期かと思いますので、何かあればお声お掛けください。
取り急ぎ。
天田
■069 ■060829-1 [ml-prosemip 2581] Re: [ml-prosemip 2579] 村上潔です
天田です。
皆さん、この酷暑の中、お仕事、ご苦労さんです。
>村上さん
誤ってMLに送信、とのことですが、こういった情報も共有されてもよいかと思い、一応、こちらに返信を。
> 明日29日の16:00〜
了解しました。
> 日本女性学会の学会誌への投稿論文
可能であれば、事前に論文を送付して頂ければ、面談まで読んでおきます。間に合わないようでしたら、その場で15〜20分ほど時間を頂いて一読し、コメントを致します。
取り急ぎ。
天田
■070 ■060829-2 [ml-prosemip 2583] 家族社会学会のMLの転送
天田です。
家族社会学会のMLを転送します。一応、ということで。
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教員の公募について(和歌山大学教育学部)
和歌山大学教育学部から「家政一般(家族関係学)」担当教員の公募のお知らせが事務局に届きました。
詳しくは、日本家族社会学会のホームページのお知らせ/人事公募のページから御覧ください。
http://www.wdc-jp.com/jsfs/notice/060828_2.pdf
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ノルウェーの子ども・男女平等省 家庭政策・保育・男女平等局の局長による講演
スカンジナビア政府観光局から、ノルウェーの子ども・男女平等省 家庭政策・保育・男女平等局の局長による講演「世界一豊かな国、ノルウェー男女平等政策の挑戦」の案内が寄せられました。
詳しくは、学会のホームページを御覧ください.
http://www.wdc-jp.com/jsfs/notice/060828_1.pdf
■071 ■060829-3 [ml-prosemip 2584] 今週の予定・再送
天田です。
本日、青木さん(10:30〜14:00)、村上(潔)さん(16:00〜18:00)と面談しました。皆さん、あれこれの締切に向け、ご苦労さまです。
私の9月の予定は以下の通りですが、
http://www.josukeamada.com/scheduleGP2006.htm#9
さしあたりは、今週の09/01(金)の日に、藤原さん(10:30〜12:30)、山本さん(13:00〜15:30)、面談受付中(16:00〜18:00)となっています。
私としてはできれば「同一日」に面談ができると大変有り難いです。従いまして、上記の日の16:00からご都合のつく方で、ご希望される方はどうぞ。
取り急ぎ。
天田
■072 ■060830 [ml-prosemip 2585] 今週の予定・受付終わり
天田です。
今週の09/01(金)は
藤原さん(10:30〜12:30)、山本さん(13:00〜15:30)、
小林さん(16:00〜18:00)となりました。
http://www.josukeamada.com/scheduleGP2006.htm#9
今後(来週以降)のことは、別途またご連絡を致します。
取り急ぎ。
天田
■073 ■060905 [ml-prosemip 2620] 9月の予定(天田)
天田です。
私の9月の予定は
http://www.josukeamada.com/scheduleGP2006.htm#9
の以下の通りです。
先日のメールの通り、九州巡業(第3弾)を来週の9月11日(月)〜9月17日(日)までの1週間行います。
http://www.josukeamada.com/ml-prosemip2006.htm#068
http://www.josukeamada.com/bk/bsp060911.htm
その1週間は9:00〜16:30/18:00〜21:10までほとんど講義しておりますので、ノート型は持参しますが、きちんとしたお返事を出すことが難しいかと思います。
したがって、巡業(第三弾)明けの翌週、大学が始まる頃からは幾度か面談が可能になります。予定は以下の通りですが、基本的な想定としては学会発表、学会誌への投稿論文、予備論文等かと思います。
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[略]
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とりわけ、青木さん発のMLにもありましたように、10月下旬の日本社会学会にて発表する方はこのあたりで報告(+レジュメ)等について面談することは可能です。
取り急ぎ。
天田
■074 ■060909 [ml-prosemip 2642] 認知症ケア研究会(案内)
天田@子どもたち揃いも揃っておたふくにかかり、看病する私までも夏風邪でボロボロ、です。
以前から案内をさせて頂いている研究会のお知らせです。
http://www.josukeamada.com/og/ssdc.htm#060930
少人数の研究会ですので、参加希望の方は事前に天田までご連絡下さい。事務局にその旨お伝えするようにします。
また、研究会後は毎回「懇親会」という名の飲みの席がありますので、そちらも参加可能な方はどうぞ。
過去このMLには以下のようにアナウンスしました。
http://www.josukeamada.com/ml-prosemip2006.htm#002
http://www.josukeamada.com/ml-prosemip2006.htm#034
http://www.josukeamada.com/ml-prosemip2006.htm#031
明日より1週間ほど九州巡業で不在です。どうぞ宜しくお願いします(メールは夜に確認できると思います)。
取り急ぎ。
天田
■075 ■060919 [ml-prosemip 2670] 今週の予定(天田)
天田です。
お伝えしていたように、9月11日(月)から一昨日の9月17日(日)まで熊本での集中講義のため、1週間不在にしておりましたため、皆様にはご迷惑をお掛け致しました。お詫び致します。
また、メールのほう、熊本の地にて確認しておりましたが、連日、講義が09:00〜16:30(4コマ)+18:00〜21:10(2コマ)=1日合計6コマあり、それを1週間するという過酷な日程にありましたため、お返事がきちんとできずにおりました。お詫び致します。
私の今週の予定は
http://www.josukeamada.com/scheduleGP2006.htm#9
09月22日(金)13:00〜山本さん、16:00〜応用人間科学研究科の方と面談します。10:30〜13:00はあいていますので、ご希望の方はどうぞ。
◆
上記のような理由により、途轍もなく遅いお返事になって大変申し訳ありませんが、以下の皆様、ご連絡有り難うございました。
>後藤さん
お気遣い頂き、有り難うございました。御礼遅くなりましたこと、お詫び致します。
>樋澤さん
メール有り難うございました。御礼が遅くなりましたこと、お詫び致します。
>小林さん
原稿拝受。有り難うございました。
>北村さん
原稿拝受。ファイルは問題なく開けました。
>田島さん
日程、了解しました。詳細は別便にて。
取り急ぎ。
天田
■076 ■060922-1 [ml-prosemip 2683] 永田さん+川口さんの情報への補足(天田)
天田です。
永田さん、川口さんの情報の捕捉。
思うところは多々ありますが、一応、情報共有の意味でごく簡単な情報提供まで。
今回の受け入れは
社団法人国際厚生事業団
http://www.jicwels.or.jp/
入国後の研修は
財団法人海外技術者研修協会
http://www.aots.or.jp/
国際交流基金
http://www.jpf.go.jp/j/
が実施するとのこと。
分かりやすい記事は以下。
http://www.jil.go.jp/foreign/jihou/2004_7/phillip_01.htm
http://allabout.co.jp/career/careerwelfare/closeup/CU20060912A/index.htm?FM=rss
取り急ぎ。
天田
■077 ■060922-2 [ml-prosemip 2684] いくつかの情報提供
天田です。
以下、偶然に発見しましたので、ご連絡を。すでにご存知かと思いましたが、一応ということで。
>(特に)末岡さん
すでにご存知かと思いますが、以下の団体の季刊の雑誌にて野宿者と医療に関する特集もあり。知人がことぶき共同診療所に関わることになり、いくつか情報提供できそうです。
◆特定非営利活動法人 新宿ホームレス支援機構
http://homepage3.nifty.com/shelter-less/index.html
◆季刊 Shelter-lessの目次一覧
http://homepage3.nifty.com/shelter-less/shelter/shel_idx.html
以上の雑誌に以下の団体・人が文章を書いています。そして、特集などで医療や健康に関するものあり。
◆釜が崎支援機構
http://www.npokama.org/
◆自立支援センターおおよど
http://www.ooyodo.jp/
◆原昌平さん
http://www.arsvi.com/0w/hrsuhi.htm
◆ことぶき共同診療所
http://kyoudouclinic.com/index.html
◆季刊 Shelter-less No.27 2005 Winter
ミニ特集 「医療中心の支援」から「健康と生活を取り戻す支援」へ
◆季刊 Shelter-less No.11 2001 Winter
特集 野宿者の健康問題
>片山さん
先日から/昨日もお話した本は以下。既によくご存知の話も多いかと思いましたが、一応ということで。
◆高木隆郎/ローナ・ウィング編 1988/07出版 児童精神医学への挑戦
260p 22cm ISBN:4753388050 NDC:493.937 \4,000 (税込\4,200)
http://www.iwasaki-ap.co.jp/shoseki-isbn/isbn4-7533-8805-0.html
◆自閉症と発達障害研究の進歩 (特集:心の理論) vol.1(1997)
◆自閉症と発達障害研究の進歩 (特集:遺伝と疫学) vol.2(1998)
◆自閉症と発達障害研究の進歩 (特集:自閉症に合併する精神障害) vol.3(1999)
◆自閉症と発達障害研究の進歩 2000/Vol.4 特集:アスペルガー症候群
http://www.seiwa-pb.co.jp/search/bo05/bn204.html
◆自閉症と発達障害研究の進歩 2001/Vol.5 特集:自閉症の治療
http://www.seiwa-pb.co.jp/search/bo05/bn205.html
◆自閉症と発達障害研究の進歩 2002/Vol.6 特集:早期診断
http://www.seiwa-pb.co.jp/search/bo05/bn423.html
◆自閉症と発達障害研究の進歩 2003/Vol.7 特集:実行機能
http://www.seiwa-pb.co.jp/search/bo05/bn457.html
◆自閉症と発達障害研究の進歩 2004/Vol.8 特集:コミュニケーション
http://www.seiwa-pb.co.jp/search/bo05/bn491.html
◆自閉症と発達障害研究の進歩 2005/Vol.9 特集:転帰
http://www.seiwa-pb.co.jp/search/bo05/bn531.html
◆自閉症と発達障害研究の進歩 2006/Vol.10 特集:諸領域の最新の展望
http://www.seiwa-pb.co.jp/search/bo05/bn558.html
取り急ぎ。
天田
■078 ■060922-3 [ml-prosemip 2685] 高齢者介護と労働
天田です。
立て続けにすみません。
巡業中、昔の教え子の多くが退職していたことを知り、以前からの問題とは知りつつも、改めてあれこれ考えることもあり。
最近で関連する記事は以下。
◆高齢者介護 人手不足…仕事キツイ、給料安い(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/kaigo_news/20060918ik02.htm?from=os2
前々便にも、また他の問題とも深く関連することでもあり。
天田
■079 ■060922-4 [ml-prosemip 2686] 高齢者介護殺人事件
天田です。
夜中の4連発?、ご容赦ください。
最近も以下のような事件あり。
◆無理心中:敬老の日の朝に…悲劇 「認知症介護疲れた」夫婦死亡――愛知・蒲郡(毎日新聞)
http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/women/news/20060919ddm041040019000c.html
◆東根・無理心中 ひも使い2人絞殺? (読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news003.htm
こんなニュースを受け、その受容のされ方にも憤怒しつつ、その場の勢いで以下のような大変拙い文章を書きました。
いずれの場所でも殺されているのは認知症の人たちでもあり。
http://www.josukeamada.com/bk/betc23.htm
仕事します。
取り急ぎ。
天田
■080 ■060922-5 [ml-prosemip 2706] いくつかのお返事等々(天田)
天田@昨日、妙心寺裏で原チャリとぶつかり電チャリ大破、です。
どうしかことか、様々な不運に翻弄されています(笑)、です。そろそろ「お祓い」をしたほうがよいのでせう。
以下、いくつかのお返事等々。
◆
>永田さん、川口さん
この問題については、立岩さんの指摘の通り、
http://www.arsvi.com/0r/2006p5.htm#2700 (HP掲載につきURL追加)
どの業界の誰がどこでどのような発言をしたのか、その言説の配置・構成などを調べて、きちんと考察すれば、とてもよい論文になると私も思います。
と同時に、川口さんが書かれているように、アジアの人たちをはじめ、すでに多くの外国の人たち(とりわけ在留資格のある人たち)は介護派遣事業にて/あるいは個人契約の形でホームヘルパーとして働いている現実があります。現実にどのようにして働いているのか、等々を調べるという方法もあるかと。例えば、一例としては以下。
http://www.kyodai.co.jp/apoyo_japones.html
以前、この話を崎山治男さんにお話しましたが、現実の問題として、多くの考えるべき問題を孕んでいると思います。
◆
>末岡さん
ご参考になれば幸いです(私は読んでおりませんので、どこまで参考になるか分かりませんが)。あと、本日、山本さんとの面談でも、その話になり、山本さんは関西圏の事情に詳しいので、相互の情報交換は有益かと思います。
>的場さん
>療養病床の再編・削減
すでに多くの人たちが介護療養型医療施設や老人保健施設や特別養護老人ホームに「入所拒否」されている現実があり、今回の再編・削減はその現実を更に深刻にすることは明らかかと。そんな中で、療養病床等において「治療の差し控え」なる現実が起こっているかと。そんな話も(何を話したらよいのか分からないということもあり)以下でする予定です。
http://www.josukeamada.com/bk/bsp061029.htm
◆
>藤原さん
補足頂き、どうも有り難うございました。
◆
>坂下さん
本日、西村さんと音楽療法等々についてお話しました。このあたりついて、近いうちどこかでお話しましょう。
取り急ぎ。
天田
■081 ■060923 [ml-prosemip 2710] 京都学派関連(片山さん宛て)
天田です。
片山さん、お返事どうも有り難うございました。
京都学派が自閉症の研究で何を言ってきたのか、それらの言説はどのような位置であったのか、等々について考えるのは(も)とても面白いと思っています。
> 取り寄せてみたいと思います。
以下の本(あるいは絶版の本はコピー)、全て私の手元にあります。近いうち片山さんが大学に来る予定があれば、いつでもお貸し致します。声かけてください。
◆高木隆郎/ローナ・ウィング編 1988/07出版 児童精神医学への挑戦
260p 22cm ISBN:4753388050 NDC:493.937 \4,000 (税込\4,200)
http://www.iwasaki-ap.co.jp/shoseki-isbn/isbn4-7533-8805-0.html
◆京都大学医学部精神医学教室編.2003/12/25.『精神医学京都学派の100年』ナカニシヤ出版
121p 27×21cm ISBN:4888488347 NDC:493.7 \3,000(税込\3,150)
http://www.nakanishiya.co.jp/books/ISBN4-88848-834-7.htm
◆小沢勲.1984/01.『自閉症とは何か』悠久書房.
584p NDC:493.937 税込\5,040 絶版→コピー
第二に挙げた本では、(マニアックな話ですが)京都学派の中から十亀史郎などが「あすなろ学園」などを設立したことも記しており、知っておいてもよいことがいくつかあるような気がします(そんな気がするだけです/かもしれません)。
◆十亀史郎.1988/04.『十亀史郎著作集』黎明書房
24cmX17cm ISBN:4654020624 \19,950
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?W-NIPS=9880225902
◆三重県立小児心療センターあすなろ学園
http://www.asunaro.pref.mie.jp/
その他、洛南病院の関係等々、いくつもありますが、それは今度お会いした時にでも。
取り急ぎ。
天田
■082 ■060924-1 [ml-prosemip 2719] 今週の予定+いくつかのお返事等々・2(天田)
天田です。
お返事遅くなりました。
今週の予定は以下の通り。ご希望の方はどうぞ。
http://www.josukeamada.com/scheduleGP2006.htm#9
[略]
◆
>的場さん
ご心配頂き、有り難うございます。怪我どころか、掠り傷一つなしでした。電チャリも来週には復活でしょう。
◆
>片山さん
来週29日(金)で了解です。プロジェクト予備演習の前にでも創思館307にお立ち寄りください。
◆
>田島さん
日程・場所、いずれも了解です。
前日10月7日(土)に日本社会福祉学会第54回全国大会の司会
http://www.josukeamada.com/bk/bsp061007.htm
(なお、「障害(児)者福祉」の部会では定藤さんが発表されます)
をし、翌日12:00〜13:00の委員会に参加してからの参加となりますため、14:30からの開始とさせて頂いています。
取り急ぎ。
天田
■083 ■060924-2 [ml-prosemip 2731] Re: [ml-prosemip 2728] 日本社会学会大会報告予行?(天田)
天田です。
いよいよ学会発表、学会誌投稿、『Core Ethics』の修正作業、予備論文執筆、博士論文執筆、などなど、多忙な時期になりつつあるかと思います。
今年の日本社会学会大会(於:立命館大学)については、立岩さん発のMLの通り、
http://www.arsvi.com/0r/2006p5.htm#2731
可能であれば、皆さんまとめて報告+コメントの形式にして頂くと大変有り難いです(今後『Core Ethics』へのコメント等々を考えますと、一人一人に対応することは現実的に厳しい状況かと思います→そのようにした場合、今後の仕事も含めて、私の果たすべき仕事時間を越える事態にもなりかねないかと)。
私の10月の土日はほぼ埋まっていますが、
http://www.josukeamada.com/scheduleGP2006.htm#10
唯一空いているのは10月14日(土)といったところです。
(ただ、できれば上記の日でないほうが助かります)
報告予定者の方々で報告予行をするのであれば、どなたか日程調整をして頂ければ大変有り難いです。
◆
なお、9月/10月にも幾日か面談日を設定していますが、『Core Ethics』論文については(原則的には)査読が戻ってきてからコメントするという方向で(勝手に)考えています。以上の点、どうぞ宜しくお願いします。
◆
明後日9月26日(火)は、
http://www.josukeamada.com/scheduleGP2006.htm#9
小宅さん(10:30〜)、定藤さん(13:00〜)、植村さん(15:00〜)、大谷(い)さん(17:00〜)といった感じでやりたいと思います。
(>小宅さん、以上の時間で了解しました)
取り急ぎ。
天田
■084 ■060926 [ml-prosemip 2763] 日本社会学会大会報告予行・予定?
天田です。
青木さん、安部さん、早速反応して頂き、有り難うございました。
> 結局、(私も含め)これでは反応のしようがないと思います。
おっしゃるとおりかと。すみません。
◆
青木さんの提案と安部さんの提案して頂いた中で、
> ただ、有力なのは予備演習のない金曜午後。
> (といっても、該当する日が10月6日しかなく(あえて言うなら20日も)
> で、まずは提案したいのが、たとえば10月14日(土)の午前中
私の予定を記させて頂きます。
10月6日(金)は終日可能。10月20日(金)は残念ながら不可。10月14日(土)は(可能であれば別の日にとは記しましたが)何とか日程調整することは可能です(その代わり、代休をもらいますので)。それ以外での日時でも(土日を除けば)概ね調整可能です。
★
> 日社というのは学会費とは別に大会参加費というもの(まで)徴収
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jss/research/conf79_1.html
大会参加費(要旨集代含) 一般会員5,000円 大学院生・学生会員3,500円
一般非会員6,000円 大学院生・学生非会員4,000円
懇親会費 一般 5,000円 大学院生・学生3,000円
となっています。確かにしどい。
取り急ぎ。
天田
■085 ■060927-1 [ml-prosemip 2765] Re: [ml-prosemip 2764] 17日(火)日社予行
天田です。
> 10月17日(火)になんなら午前から
私は終日空いています。
別の日を設定して頂いても概ねOKです。
取り急ぎ。
天田
■086 ■060927-2 [ml-prosemip 2773] Re: [ml-prosemip 2772] おもに坂下さん(+天田さん)宛
天田です。
> 急がねばなりません。はやめに天田さんに指導を
> 受けとりかかってください。かなりの作業量になります。
>坂下さん
私宛に『Core Ethics』論文を送ってください。すぐに読みます。その上で、メール等にてやり取りしたほうがよければ、そのようにしますし、面談等の必要があれば、今週中に設定をしたいと思います(坂下さんのご都合にあわせます)。
どうやら締切まで待ったなしの状況のようですので(立岩さんのMLによれば13日(金)とのことですので)、できる限り、急ぎメールを頂ければと思います。
取り急ぎ。
天田
■087 ■060927-3 [ml-prosemip 2775] Re: [ml-prosemip 2752] わかることについて
天田です。
植村さんの論文について、立岩さんのコメントに(思いついたことを)幾つか補足します。
http://www.arsvi.com/0r/2006p5.htm#2752
> 1)生死に関わる場合
> →この場合は、どうやら、生死には直接関わりそうではない。
→かつ、本人も当初は「大層な病気や思てへんから」と認識していた。
→「みえなくなるということはずっと後になって知った」
> 2)治療法他、次に何をするかを決め、行なうため。
+「なおること」をどのように考えていたか。
→「治療したらなおると思っていた」
→「なおると思っていたから医者に問いただすこともなかった」
→「医者にまかせていた」
→「(医師が家族に何かを告げているのを見て)なおらないと漠然と思ったが、それでもショックということはなく、そのようなことを言われても、なおると思っていた」
> 3)自分のへんな状態について納得したい。
> →この場合は、どうもそんな場合ではない
> 4)他人に説明するとき、なにかしない(できない)時に必要、便利
> →この場合は、…
> 5)「情報」へのアクセスのしやすさ、環境および
> 情報を得る癖・趣味があるかどうか
> →この場合は…
→本人も家族も調べず、周囲に告げても知らないと言われる。
→「誰もが知らない病気になったことは分かった」
◆
上記以外にも(上記に関連することではありますが)以下のような
条件も考えられうるかと思います。
6)自己の身体の変容(違和)を感じていること
痛いとか、苦しいとか、動かないとか、働かないなどがあり、そこで何らかの対処を考える場合。
* 3)と関係するが、違和を感じることと、それを納得することとは違うため、おかしいなと思っていても、やっていける場合もある。また、「納得したい」とは思っていなくとも、わけが分からない状況でも、それなりに調べようとする場合もあるかもしれない。
* 具体的に対処しようとすれば2)になるかと。
→この場合、当初は痛みやしんどさはありながらも、しばらくすると落ち着き、その後、自宅に戻ってからは日々の生活のしんどさはあった、が…。
7)どうにもやっていけない場合
的場さんの指摘にあったように、「それどころじゃない」にせよ、何とかやり過ごすのに必死であるにせよ、それでも何とか「やっていける」状態になく、日々どうにもやっていけない場合。
* ただし、「やっていけること」と「わかること」は別であり、「やっていけない」中でも、(病気についてはわからぬまま)あれこれを動員して「やっていける」場合もある。
* どうにもやっていけない状態にあり、それを納得しようとすれば3)となり、周囲に説明しようとすれば4)となる。
◆
> それですまずやがて手術やらあって…という話が続く
> この場合には、わからないまま、状態が維持されるという
> 条件は崩れるわけで、その場合にはまたわからない
> (わからないでいる)ことの意味は変わってくる
> (実際変わってきてしまった)。…
やはりこの点は重要かと。
「事実」を記述する場合、その事実を淡々というのもありだと思いますが、その事実の位置価を常に定めておく必要はあるかと思います。わからないままやっていければそれはそれでよいことですが、現実には医療・技術をめぐって様々な事態が生じることになります。植村さんには昨日もお伝えしましたが、全体の中で今回の論文がどのような位置にあるのかについて言及しておくほうがよいのではないかと思います。
取り急ぎ。
天田
■088 ■060927-4 [ml-prosemip 2780] 確認しておくべきこと(天田)
天田です。
皆さん、すでによくよく分かっていることとは思いますが、念のため、一つだけ。
調査、とりわけ聞き取り系の調査をした人たちは
http://www.josukeamada.com/bk/bsp96.htm
でも繰り返し話したことではありますが、
調査に協力してくれた人たちに『Core Ethics』という媒体に発表することを伝え、了解を得ておくこと。
できる限り、「草稿」を渡し、個人の情報の表現等も含めて確認し、了解を得ておくこと、(その手前で、自分の論文の表記・表現等についてよくよく確認しておくことが大切ですが)
そして可能であれば、『Core Ethics』がどのようなものであり、WEB上で公開をする予定であれば、そのことも含めて確認しておくこと。
以上の発表にともなって予想される事態を想定しつつ、表記・表現等を工夫しておくことなどが求められると思います。
ただし、誤解なきよう説明するならば、これは個人情報に関わる部分の表現・表記を「常に」全て匿名にすべし、ということを意味するわけでは「全く」ありません。むしろ、当人が本名を名のると言っている場合には、(いくつかの点については留意をしつつ)固有名で書かれるほうがよいこともあります。
「書きたいことを書く」、これが常に基本となる姿勢かと思いますが、相手がいる場合には諸々の状況を鑑みつつ、執筆を遂行していく必要があります。
取り急ぎ。
天田
■089 ■060929-1 [ml-prosemip 2801] 幾つかについて(天田)
天田です。
本日、多くの方の『Core Ethics』の投稿原稿等を受け取りました。皆さんに(立岩さんと重複しない限りにおいて)できる限り、コメントします。あるいは、一応、全ての方の論文を読みますので、気づいた点についてごく簡単にMLにてコメントしたいと思っています。
◆
>植村さん
>> 全体の中で今回の論文がどのような位置にある
>> のかについて言及しておくほうがよいのでは
今回の研究が全体の中にどのような位置にあるのかについての言及は植村さんの研究の意義・意味をより積極的に明示することになるのだと思います。論文として一応は自己完結しながらも(独立しつつ)、同時に他の論へと接続していくことが書かれていることは読み手にとっても(おそらく書き手にとっても)ことではないかと思ったため、上記のように書きました。(この点は他の投稿者の方々にも共通することでもあるかと思います)。
本日のメールにてお尋ねの件については別便にてお返事します。
◆
明日17:00より坂下さんと面談。
したがって、明日のプロジェクト予備演習は(私は担当ではないのですが、一応参加できる時には参加させて頂こうとも思っております)初回ということもあり、また上記の面談のため、途中まで参加する形にしたいと思っています。どうぞ宜しくお願いします。
◆
>田島さん
後ほど、論文へのコメントをします。しばしお待ちを。
取り急ぎ。
天田
■090 ■060929-2 [ml-prosemip 2802] どの筋でいくか・等(田島原稿/天田)
天田です。
以下、田島さんの論文へのコメント。
(ですが、他の皆さんにも共通することかと思います)
------
■1 表題や章・節のタイトルのつけ方
田島さんの論文の構成、章・節のタイトルは以下のようになっていますが――堅実的なタイトルのつけ方ではあるにせよ(学会誌によってはこのようにタイトルをつけるように概ね定式化されていることがある)――、自由度の高い媒体においては、タイトルによってその章・節の内容一言で表現されているような表記にするよう「工夫」することができます。とりわけ1)〜5)の部分は検討してみる必要があるかと思いました。
(ただし、後述するように、それは論文の「筋」に応じて判断して名づけていくことになるかと思います)
1.問題意識の所在
2.事例紹介と筆者の関わり
3.インタビュー方法
4.分析対象と方法
5.インタビュー結果
1)発障前の生活
2)発障のとき
3)心情
4)夫との関係性
5)他の利用者との関わり
6.考察
------
■2 論の接続のしかた(現在のアウトラインから)
◆2-1 「考察」部分について
「1」の部分において「社会受容論」は@「他者承認の地平の照準化」(p1)が困難であること、A当該状況の中で当事者の価値がどのようにつくり出されているのかといった「相互行為」に十分に照準化していないこと(p1)、B「集団(コミュニティ)間のアイデンティティの政治」という視点を提示することは可能であるにしても、個人間のアイデンティティをめぐる政治については積極的に提示し得ていないこと(p1)等が言及された上で(こうした先行研究の概括を受けて)分析に接続している部分は了解できました。が、「5」と「6」の分析と考察を受けて再度これまでの先行研究を批判的に検討する作業が必要であるように思います。簡単に言えば、自分が明らかにしたことから「これまでの研究とはここがちゃうぞ」ということをより積極的に記述したほうがよいと思います、ということです。
ただし、「■3」にて後述するように、「筋」の立て方によって何の、どの点について批判的に検討するかは変わってきますので、今後どの「筋」で考えていくかが重要な作業になってくるかと。
◆2-2 作業療法の実施記録の位置づけについて
「2.事例紹介と筆者の関わり」の「作業療法の実施記録」の位置づけが明確ではないように思います。補足的に言及していることは分かりますが、後述の「インタビュー結果」の部分でも(当該記録で言及している内容については)十分に読み取れることですので、場合によっては「インタビュー結果」のところだけでよいかもしれません。
------
■3 どの「筋」で考えていくか
現在の論文から読み取れる限りの「素材」から判断すると、主として以下の2つの「筋」として(再)構成することが可能かと思います。
ただし、私自身もよい「筋道」がなかなか思い浮かびませんので、その点を差し引いて読んで頂ければと思います。以下は主に10頁に言及されたことからどのように筋道をつくっていくかという話です。
◆素案1 存在証明/アイデンティティをめぐって
第一の素案は平板でありがちな話になってしまいますが(それは私のような人間が実にチマチマとやってきたことでもありますが)、
@Oさんが「よき妻」「よき母」たらんとして――自らのアイデンティティを保持せんとして――家族規範やジェンダー規範に呪縛される中で、「できることをやる」という「戦略」を図ろうとするが、
――だからこそ、Oさんは「優等生的態度」で「リハビリに邁進する」ような他の人たちを称賛し、「夫に任せきりの妻」である利用者を非難することになる――
↓
AOさんの夫は、かつて「よき妻」であることをOさんが果たしていくことによって自らの「夫」としてのアイデンティティを保持してきたが、Oさんが障害をもってからは「やらせようとしないこと」によって「障害をもつようになった妻」を統制せんとして自らの「夫」としてのアイデンティティを保持せんとする戦略へと変転しているため、
――かつても今も妻を統制せんとすることによって自らのアイデンティティを保持するという意味では「夫」にとっていずれも同一の認識のもとに遂行された戦略ではあります――
↓
BOさんのアイデンティティ戦略とその夫の戦略とは競合することになるが、家族の政治においては夫がOさんの「できることをやる(したい)」という戦略を無効化するようになっている事態となっており、
↓
Cその意味では、Oさんにとって自らのアイデンティティを保持せんとする戦略――この場合には「できることをやる(したい)」――にはそれを承認する他者があって可能になるにもかかわらず、当の夫は――自らのアイデンティティを保持せんとするために――その戦略を無効化してしまうという事態になっていると言える。
↓
Dと同時に、自らの思うように動かない身体ゆえに、Oさん自身も自らの「できることをやる(したい)」という戦略が完遂されないことが分かっているために、その戦略は空転化してしまう。等々
このあたりについては社会学であれば、
奥村隆さん
http://www.arsvi.com/0w/okmrtks.htm
1998『他者といる技法――コミュニケーションの社会学』日本評論社
がとてもよい仕事をしていると思います。
ただし、これでは「いかにも」という感もあり、そうではない筋道を考えたほうがよい気がします。で、次の案。
◆素案2 肯定/承認をめぐって
第二は立岩さんのコメントにもあるように、
http://www.arsvi.com/0r/2006p5.htm#2785
承認であるとか、肯定についてどのように考えるかという話になるかと思います。これは今回の論文によって指摘された「素材」を通じてどのように考えるか、落としどころを考えていくかということでもあります。
> Aの価値観で生きていると損だからBに
> 価値観を変えましょう という話があるのだけれども
> 自分の価値は、他人から見た自分の価値でもあるから、
> 自分の(だけ)を変えても意味ない(すくない)わけで、
> 困った …
> 一つは、上記の当たり前のことについて「価値転換論」
> は何か言っているのか、何も言っていないのか、言ってるなら
> 何を言っているのかを確認し、そのことについて何か言う。
> 一つは、上記の困った、から、どこかへ行けるのか、
> どこへも行けないのか、考えてみる。
@OさんはAという身体において「価値a」をもつによって「他者視点による自己の肯定性」(この表現がよいかは考える必要があります)が保障されていたが――むろん、その中でも不満は山ほどあるが――、
↓
ABという身体においては、Oさんはその「他者視点による自己の肯定性」によって自らを否定することになるので、Bという身体を生きる状況を肯定しうる価値bが必要だが、それは困難でもある――自分だけ変わってもそれは承認/肯定もされないし、そのことによって逆に周囲との摩擦・軋轢が生じてしまうことにもなる――
↓
Bそこで「価値転換論」を言う人たちは何を言っているのか等を考える。
威勢よく「社会の価値の変革を」とか言っているのか、あるいは1頁にあったような「コミュニティに基づく援助」を言っている人たちとの異同はどこにあるのか、等々を考えていく。
↓
Cあるいはセルフヘルプ・グループやピア・カウンセリング等の実践をどのように位置させていくのか、その価値bが承認される場をどのような位置価として定位させていくのか、等々。
↓
D肯定/承認の語られ方とその位置について確認していく等々。
以上の「筋」で考えていくのであれば、「1」の導入部において言及する内容も変わってくるかと思います。また、「分析」において記述しているありようも上記の「筋」から再構成することになるかもしれません。
あるいは「素案1」と「素案2」を接続/配合しつつ、論を立てていくという手もありますが、その場合、うまく接続していく書き方/構成が求められると思います。
★
と、長々と書いていながら、やはり「筋」が浮かんできません。全体的な構成も含めて考えていくしかないかもしれません。
------
■4 誤植といくつかの表現について
P2.L30 「周4回」→「週4回」
P3.L20 「事件」→修正
P4.【No.1】6行目 「でもOさんさん」→「さん」と削除
P9.L32 「自己規範化」→修正
P10.L5-6 「これまで肯定的自己として維持・再生産化してきた規範的価値観が、」→「維持」はよしとしても「再生産化」は変
P10.L21 「…規範的価値観は、…重要な自己規律装置だった…」での主格は「規範的価値観」であり、それが「自己規律装置」という言及・表現には修正が必要。
p10.L35 「…という価値観は、…自己規律装置のようなものである」も上記と同様に修正が必要かと。
などなど修正すべき表記・表現があるように思いました。
------
取り急ぎ。
天田
■091 ■060929-3 [ml-prosemip 2803] どの筋でいくか・等・2(田島原稿/天田)
天田@今日は終日大学にいます、です。
前便では書き忘れた点について。
> ■3 どの「筋」で考えていくか
> ◆素案1 存在証明/アイデンティティをめぐって
> ◆素案2 肯定/承認をめぐって
書き忘れていましたが、素案2の「筋」でいくとすると、今度は「素材」(データ)を分析する積極的な意味がよく分からなくなります。極論すれば、「肯定/承認」それ自体を主題にするのであれば、前のデータの分析はなくてもできることにもなってしまいます(これまでの先行研究の批判的検討からでも十分に記述可能です)。
すると、もともとの「素材(データ)」――今回の論文の中で言及されたのはその一部かと思いますので――を再度検討しなおすなどの作業が必要かもしれません。あるいは上記の「筋」は考察部分に限定して言及するとするならば、やはり「分析」の部分を再構成する必要があります。
いずれにしても、主題と方法論と分析・考察を通約する理論的設定が問われているかと。
おまけでした。取り急ぎ。
天田
■092 ■060929-4 [ml-prosemip 2808] 学振マニュアル・1
天田です。
現在、日本学術振興会特別研究員の申請に関する書類作成のポイントや幾つかの押さえておくべき点についてまとめています。
4月〜5月下旬まで多くの方と面談し、可能な限り、コメントしてきましたが、皆さんが申請書を作成する上で判断に困ったこと、あるいは作成する上で困難であったこと、申請書を作成する上で参考にした情報や自らで思いついたコツなどなど、何でも思いつくことで結構ですので――雑感のようなものでOKですので――、教えて頂ければ幸いです。
今年度入院した人たちもいますので――その人たちの何名かは来年度に申請することになるかと思いますので――、MLにてご意見を頂ければ大変有り難いです。
『Core Ethics』原稿の修正作業や学会報告、学会誌への投稿、予備論文や博士論文の執筆、等々で、大変な時期かと思いますが、どうぞご意見をお聞かせ下さい。集約してまとめてみたいと思います。どうぞよろしく。
取り急ぎ。
天田
■093 ■061001 [ml-prosemip 2822] 論をどのように立てるか・1(坂下論文/天田)
天田@本日は小学校区の運動会にかりだされ、雨の中、綱引き、リレー、その他諸々に頑張っていました(涙)、です。
坂下さんと09月29日(金)17:00〜20:00に面談。今週、もう一度しますが、一応、皆さんにも関係するやもしれない点についてのみMLでもコメントをします。
坂下さんの論文(の構成)は全てにおいて事実として間違っていることはないのですが、どこに照準し、どこからどこまでを守備範囲とするのかといった部分で考えるべきことがあるように思います。
■1.どこに照準し、いかに守備範囲を設定するか・1
筆者の論文構成は以下のようになっており、前半部分の「2」「3」では@「音楽療法業界における国家資格化の動向と資格認定制度」について言及をし、「4」ではA「「介護予防」という視点から音楽療法を再考する必要性」が主張され、「5」「6」では先行研究あるいは自らも関わった既発表の報告書をもとにB「実際に音楽療法がどのように行われ、それがどのような労働として遂行されているのか」といった点について述べられています。そして、「7」になると、C「「効果測定」という視点にのみ還元してしまう音楽療法に関する研究への批判的検討」や「認知症の人たちの自己決定の問題をどのように考えるか」といった点が列記され、最後の「8」にて「事例」ではD「音楽療法はその人の来し方に応じて実践されるべきであり、その人のが自らを表現する契機になることがある」と指摘される。
---------------------
音楽療法における今後の課題の一考察――実施施設の現状と事例研究からの考察
1.はじめに
2.国家資格化の動向
3.資格認定制度
4.介護保険法における介護予防
5.特別養護老人ホーム、療養型医療施設における音楽療法の実態――滋賀県の先行研究から
6.音楽療法の実態――報告書からの分析
7.音楽療法の課題
8.事例研究
9.考察
10.結語
---------------------
すると、本論にて論じているのは乱暴にまとめれば、5点であり、そしてその5点も(その前後のみならず、全体的にも)順接しない関係にある。すると、考えるべきは筆者がどこにテーマを設定するかということ自体が問われることになります。自らの関心の所在と、どこは譲れない問題関心なのかを確認した上で、それに対応/照応するような論文の要素を切り出して、大幅に加筆しつつ、一つの論文として完成することが求められる。最初から論文の設定を根本から作り直すことができるほどの時間的余裕があれば別だが、限られた時間の中で再構成する場合には「どこに照準するか/どこまでを守備範囲とするか」を確認しながら、今回の論文の中で使えるものを最大限使っていくことがあると思います。
■2.どこに照準し、いかに守備範囲を設定するか・2
もともとの関心は「「音楽」が「療法」としてのみ言及されてしまうことへの違和感」が坂下さんにはあり、「効果があろうがなかろうが、当人が望むのであれば、「音楽」がいかなる方法を通じてであれ必要であろう」と考えている。また、「「療法」という名の下に強引に「音楽(活動)」が本人の意に反して行われてしまうこと」があり、それはなぜなのだろう、という部分が知りたいと思っている。
加えて、もともと(これはよく知られた、そして音楽療法業界に限ったことではないが)「音楽」と「療法」が安易に接続されて語られて/実践されてしまうことに奇妙さ/不快さを感じていた人たちが現に音楽療法業界にもいる(いた)。極めて乱暴に言ってしまうと、その業界では「医学・臨床心理系」と「芸術・音楽系」の二つの派――その人たちはどうも「エビデンス・派」と「音楽の質・派」として乱暴に括られているようだ――があり、それは日本音楽療法学会の設立以来、常に「音楽療法とは何か」をめぐって(論争というほど大袈裟ではないにせよ)摩擦と軋轢があったようだ。
ところが、「音楽療法士の認定制度化」について積極的に言及がなされるようになると、そのコンフリクトは回収されたり、一時的に潜在化したりすることもあったようである。また、近年の「国家資格化」などが目指されるようになると、それらは明示的に言及されることがなくなっている状況にあるが、しばしばある事態によってしばしば立ち現われながら今日に至っているかもしれない。等々。
こうしたことを上記の「2」「3」を使いながら、しかも手元に資料もあるので突貫工事ではあるが、調べることは可能である。
更には、「音楽療法」をめぐる言説がどのように変転してきているのか、等々の話をつくることも可能であるように思います。
むろん、締切までの時間から/投下可能な絶対時間から判断して、「さしあたり」の形でまとめることになるやもしれませんが、こうしたやり方で書くことも可能かと。
cf. 日本音楽療法学会
http://www.jmta.jp/
■すると、どのように問うことが可能か
@「音楽療法」をめぐって、いつ、どのように、誰が言ってきたのか。
Aその言説をめぐるコンフリクトはどのように立ち現れたのか。
Bそこでは何が語られ、何が語られなかったのか。
C資格認定制度などの現実的な対応にともないどのようにそれらは変転したのか/していないのか。
D「専門性」や「国家資格化」の話が出来したのはいつ頃であり、それはどのような言及であったのか。
Eそれは音楽療法の業界だけではないとしたら、そこでは何が問われている/問われていないのか。
等々。
こんなことで(論文の一部を活用しつつ)言及していくことは可能かと。
ただ、そのための「筋」をどのようにつくっていくかは大事なことになりますが、それは次回の面談になるかと思います。
◆
以上の点以外のことについては私信あるいは面談の時にお伝えします。
取り急ぎ。
天田
■094 ■061002-1 [ml-prosemip 2826] 『Core Ethics』コメント状況+いくつか
天田です。
度々すみません。
私がMLにて/私信にてコメントしましたのは、現時点で、植村さん/青木さん/坂下さん/田島さん(50音順)。
本日中に、北村さん、杉原さん、吉村さんにコメントします(基本的にはMLにてごく簡潔に)。
◆
私の今週の予定は以下の通り。
http://www.josukeamada.com/scheduleGP2006.htm#10
[略]
私としては一日で一気にやるほうが(しんどいですが)よいので、面談が必要な方はどうぞ。『Core Ethics』に関しては基本的にMLにて行いますが、「筋」に関する部分についてはやはり直接お会いしてあれこれと考えあぐねることも必要かもしれません。その限りにおいて必要な方はどうぞ。
取り急ぎ。
天田
■095 ■061002-2 [ml-prosemip 2828] その先に何を言うか・1(北村論文/天田)
天田です。
『Core Ethics』のコメントが遅くなっております。すみません。
以下、北村さんの論文(修正版)へのコメント。
(ですが、他の人たちにも少なからず共通するかと思います)
■その先に何を言うか
基本的な「筋」としてはとても把握しやすく、内容的にも適切に書かれている印象を持ちました。かなりの部分が修正されている印象も持ちました。ただ、それでもやはりいくつか気になりました。
さて、門外漢が極めて乱暴に/勝手に本論文の「大筋」を書くと以下のようになるかと思われます。
@「全友」(の初代会長)の「出生前診断」の態度のうちにも血友病が回避可能なら回避したいという意思はあった。そして『全友』に掲載された(医師の)記事においても「出生前診断」への言及は――羊水穿刺の危険性を指摘したか否かの違いはあれ――いずれも常にどこか「歯切れの悪い」語り口であった。
↓
A「既に生まれた生命は神の意思であるが、…未然に避けうるものは避ける」ようにする渡部の「神聖な義務」をめぐって、大西巨人、「青い芝の会」や「なべ実」などから反論があったが、…
↓
B当の全友は「錆びた炎」問題において「血友病の医学的知識を修正することによって収拾しよう」とした態度と同じ姿勢に終始してしまい(p.13)、他方で、YHCは「(夫婦のプライベートな選択の問題であり)他人からとやかく言われる性質のものではない」といった態度であった。
↓
Cこうした「反論の困難」――「歯切れの悪さ」――は、【A】「本人たちの中には、「青い芝」に親和的な立場と、渡部に近い自発的優生の立場とが併存していた」(p.15)こと――血友病者やその家族が羊水穿刺や保因者診断を完全に否定していなかったこと(p.18)――、【B】「障害/病気(の得失・しんどさ)」をめぐっても対立があったこと、【C】若手血友病者は「進学や就職などの目の前の具体的な取り組みを優先したこと」――「錆びた炎」問題における血友病の誤認は、進学や就職に直接に響くので組織的な抗議運動に発展したが…――、【D】公費負担の年齢制限撤廃などを訴えている渦中にあっては「社会的負担」の論点に直接反論しにくかった可能性もあること、などによるものであろう。(特に【A】の理由が大きかったであろう…)
↓
以上の「筋」――「反論の困難」の理由――は最もであると思いつつも、同時に「神聖な義務」を言った渡部がどのような論であったのかを批判的に考察することもありかと。「血友病者はいくつかの理由から反論が困難であった」との指摘は重要であるとは思いますが、当事者(の家族)たちが諸々の事情で「反論」が事実として困難であったこと、と、「反論」が論理的に困難であることはさしあたり別の話であり、今回は前者の指摘にとどめるにしても、「批判」する中でも自らが批判する前提とする部分において全否定できないことがあるのか、あるいは相手の論自体に批判し難い点があり、そのことが(事実として本人たちの中で「併存」状況であったにせよ)このような事態を生じさせたのか――場合によっては分裂して、言いたいことを言って反論する人たちがいてもよかったわけで。
このようなことについて――以下の点にも関係しますが――指摘する必要があろうと思いました(簡潔な記述でもよいので)。
加えて、最初に「神聖な義務」問題ではなく、当人たちの「出生前診断」に対する態度を持ってきていることを「自然に」考えるならば、読み手は(「神聖な義務」にて主張された)「既に生まれた生命」と「未然に避けうるもの(生命)」との奇妙な接続の仕方を問題にすると予測します(論理構成上もこの奇妙な接続の仕方を問題にするほうがよいのではないかと思います)。すると、やはり上記の点については言及すべきであろうと思います。
つまり、その言及がないために、論文の@→Aの接続がうまくいっていないような気がします。もっと言えば、A→B→Cときて、「血友病者にはこれこれの理由から反論が困難であった」と指摘するだけでもよかったにもかかわらず、@を冒頭にもってくることの積極的な意義を「おわりに」か、その手前でやはり語るべきではないかと思います。
要するに、→Dの記述があってよいかと。そうでないと、「神聖な義務」と「出生前診断」の交差する視点から論及することの積極的な意義が薄くなるのではないかと思いました。
あと、上記に関わることで「金の話」――【D】に絡むこと――についてもあると思います。
もちろん、紙幅の関係もありますので、最後のところで簡潔に言及するにとどまるのかもしれませんが、18頁の「おわりに」のまとめが文章中に何度も反復されている印象があり、むしろ、そこで自らの論を積極的に提示することも可能ではないかと思います。「おわりに」の部分のすわりがやや悪いような印象を持ちました。もっと言えないか、と。
加えて、【A】が大きな理由であるとしても、【B】【C】の理由についての言及が少ないように思いました。むろん、諸々の資料等の制約等があるにせよ、もっと語られてよいことであるように思います。
■いくつかの誤植
p.5 「エッセイ「神聖な義務」が」→「エッセイ「神聖な義務」は」
p.17 「1080年においても」→「1980年(代?)においても」
取り急ぎ。
天田
■096 ■061003-1 [ml-prosemip 2829] どのように組み立てるか(杉原論文/コメント)
天田です。
立て続けに失礼します。
複数の人からメール頂いていますが、返信はしばしお待ち下さい。
以下、杉原さんの『Core Ethics』論文へのコメント。
(ですが、他の人たちにも少なからず共通するかと思います)
■1 表題や章・節タイトルのつけ方
杉原さんの論文においては章・節のタイトルの工夫が求められるように思います。特に、「2」の「2−1」「2−2」「2−3」や、その中で@ABといったところのタイトルは内容に応じて――後述するように4つの就労支援の取り組みの紹介ではなく、その含意を積極的に示し得るものとして――名づける必要があるかと思います。
■2 「筋」をどのように組み立てるか
非常に大雑把に表現してしまうと――とても乱暴な圧縮です――、以下のような「流れ」として本論文は構成されているように思います。
@ICIDH・ICFの概括をした上で、障害のある人(とその周囲)によい「環境因子」と「個人因子」をつくっていくことが大切であることが言われている、云々。等々。
↓
A4つの就労支援の取り組みを紹介・概括しつつ、…有限会社の役員になったり、隙間にある仕事を確保したり、諸々の制度を活用したり、多角的・複合的にサービスを提供したり、中小企業同友会のメンバーになったり、効果的なジョブコーチ支援があったり、組織間をまたぐような横断的なネットワークがあったり、等々の「工夫」があれこれと行われていることが説明される。
↓
B上記のいずれも「環境因子」と「個人因子」の要素を重視した実践であり、それが障害のある人への就労支援を可能にしている、等々。
◆いまある「素材」から何を/どのように記述するか
上記のそれぞれはいずれも事実として間違ってはいないのだと思いますが、それだけでは「弱い」気がします。「そりゃ、そうだよね」と了解されてしまう話でもあり、知っている人にとっては自明の話でもある。
すると、「(注目すべきと、思っている)ある取り組みがなぜゆえに可能になっているのか?」を問う時、実際の取り組みの中身ではなく、知られていない話をすることが一つにはあると思います。
お金の流れ、人の動き、あるいはそうした金と人とモノが調達可能になっている仕組みについて記述していくことが可能かと思います。
これはとても大切な話ですが(だと思っていますが)、ただ、いまある「素材」からでは上記の記述が困難である時――これらについては別途調査するなどするにして、今現在、手元にある「材料」から記述するしかないとすれば――、どうするか。このように考えるしかないように思います。すると次の「策」でいくことがよいかもしれません。
★
@→A→Bという「筋」ではなく――つまり、「「環境因子」と「個人因子」の要素を重視した実践であるがゆえに、就労支援が可能になっている」といった論の組み立てではなく――、Aのような取り組みはどの範囲で効果的であり、いかなる点において限界を示してしまうのか、等々を考えることが可能かと思います。実際に、4つの取り組みはそこそこ/まずまずうまくいっていることは事実とした上で、ただし、かくかくしかじかのことを考えるならばそれは制約があり、また(当然ながら)限界を示してしまうといった話を組み立てることは可能かと思います。
つまり、上述の「ある取り組みがなぜゆえに可能になっているのか?」の問いに対して十分に/緻密に調べ上げることが困難である場合には、問いを「(注目されている)ある取り組みにおける限界と制約はいかなるものであるのか?」というものに切り替えるという策はあるかと思いました。
むろん、「材料」が様々ある時にはこの限りではないのですが、それこそ書き手に様々な制約がある時には――材料が揃っていない/締切までの時間がない、投下可能な絶対時間がない等々の時には――「問い」の立て方を変えることもありかと。
■落とし方について
ICFの「環境因子」「個人因子」等々の話は、ひとまず脇において、まずは、いまある「素材」の調理法から考えていくことが重要かと思います――加えて、極論すれば、(注目すべき)ある取り組みを取り上げて、それらを「環境因子」「個人因子」から説明しようとすれば何でも説明できてしまうということにもなりかねなくもない話でもあり――。
いずれにしても、問いの立て方をひとまずは変えてみることが可能かと思います。
■表現等について
p.2 「1972年の本土復帰以来すべてが」→「すべて」の意味が不明
p.3 「考察することが目的」→「考察することが本稿の目的」
p.6 「2002年の夏のある精神障害のある人の」→「の」が続き過ぎのため修正
その他、読点を適宜適切に入れる、等々。
取り急ぎ。
天田
■097 ■061003-2 [ml-prosemip 2832] その先に何を言うか・2(吉村論文/天田)
天田です。
昨夜送ったはずのものが送れていませんでした。ということで、吉村さんの『Core Ethics』論文(修正前)へのコメントです。
>吉村さん、本日修正原稿拝受
>立岩さん、上記のような状況なので、MLにて送付します。
---------------------
天田です。
立て続けに失礼します。諸々のことがあり、コメントが遅くなっております。すみません。
以下、吉村さんの『Core Ethics』論文へのコメント。
(ですが、他の人たちにも少なからず共通するかと思います)
全体として(私個人の問題関心ということもあり)大変興味深く読ませて頂きました。全体構成や論理展開等についてもとても丁寧に書かれているという印象を持ちました。ということで、以下、幾つか気がついた点についてのみ記します。
■1 その先について何を言うか
吉村さんの論文の「筋」としては(乱暴にまとめると)概ね以下のようになるかと勝手に思っています。
@かつて電気ショック療法(ES)あるいは電気けいれん療法(ECT)をめぐって様々な批判があったが、今日ではECTはその「有効性」や「安全性」が強調されつつ、医療者側(あるいは当事者の一部)からは肯定的な評価がある。だが、その一方で、やはり反ECTの立場からの言説もある。
↓
A「ECTをめぐる攻防」がこの数年でもあったが――2つの事件と新聞報道など――、そこでは「患者不在の効果研究」と「修正型ECT主流の言説」が中心となっている。そこではECTそれ自体は問題化されない状況にあるが、本当にECT自体に問題はないのか…
↓
BECTそれ自体、【A】ICの問題、【B】「体験の連続性の喪失」という問題、【C】患者-医師関係の問題という3つにおいて問題化されうる。
↓
Cにもかかわらず、ECTが推進されているのは【D】「意識に働きかける治療がもつ特権性」、【E】「精神医療をめぐる市場の論理」、【F】「意識と主体の序列化」の3つが挙げられるだろう、等々。
◆
BのところのECTそれ自体の問題で挙げているもののうち、【B】の点が最も重要な指摘ではないかと思います。かりに【A】と【C】の問題が何らかの(広義の意味での)技術的な処理によって解消されたとしても、【B】の問題は決定的に残るのではないかと思います。
すると、なぜ【B】の「体験の連続性の喪失」は当人にとって剥奪されてはならないものであるのか、それを医療者が行うというのはどのような社会的な機制によって駆動されているのか、等々を問うことが可能ではないかと(勝手に)思っています。そのことはおのずと、CのECTが推進されてしまう理由である【F】にも関わることであるかと。
いずれにしても、字数制限の関係もあるかと思いますが、上記の点について若干でも言及があるとよいかと思いました。
■2 最終的な部分についての言及について
上記【E】の「精神医療をめぐる市場の論理」はその通りかと思いますが、言及されているのは近年の(改革ビジョンや自立支援法、心神喪失者等医療観察法などの)話であり、だとすると、それらだけではETCが今日までしぶとく使われ続けてきたことの指摘としては「弱い」ような気がします。加えて、「各自治体立精神病院」が「手一杯の状況」であり、「即効性のある治療や管理の強化が要請されている」ことは事実であるとしても――回転率を上げることもその通りだとしても――、それだけでETCが推進されている理由とはならないかとも思います。
(そうであるとすれば、まさにこの近年においてこそECTが推奨/推進されていることを明記する必要があるかと)
あと、【F】と「なおすことの欲望」の関係などの記述もあってもありかと。
■3 表現等について
p.2 「過っての反精神医学」→「過っての」は修正
p.6 「それは以の記述からも」→「それは以下の記述からも」
p.10 「そして、未分化状態(前個)とトランスパーソナル(超個)は異なると意識状態が選別・序列化」→修正
必要に応じ、読点ではなく、句点あるいは/などを用いることもありかと。また、細かな論述や表現等についてはいくつか修正する必要もあるやもしれないと思いましたが、とりあえずはこんなところで。
◆
それと、今回は別にして、「反精神医学」なるものが果たして何を問おうとしたのかについては言及があってもよいような気もしました。このあたりについては立岩さんの先鋭的な論考があります。
取り急ぎ。
天田
■098 ■061003-3 [ml-prosemip 2833] 書誌の書き方・等(天田)
天田です。
問い合わせを頂きましたので、以下に文献やHP等の引用の方法等についてお答えします。
■1 文献の引用について
学会誌によって引用の仕方、文献の表記の方法は様々ですが(社会科学においても領域によって全く違ったりします)、私は――学会誌に投稿する場合には、その学会の投稿規程に従いますが――『社会学評論』の方式にて表記することが多いです。立岩さんは「ソシオロゴス方式」において書くことが多いかと。
したがって、自らの領域における方式に準拠して執筆するのがよいのではないでしょうか。
詳細は、『社会学評論』スタイルガイドをご参照下さい。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jss/jsr/JSRstyle.html
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jss/jsr/JSRstyle(3).html
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jss/jsr/JSRstyle(4).html
★
質問にありましたのは、文章中で、例えば(上記の例)、
見田宗介(1979)によれば,……である.
(見田 1979: 128)
等々と表記するのは分かったが、同年に複数の文献がある場合にはどのようにしたらよいかというものでした。
その場合には、●●を著者名とした場合、
(●● 2006a:152)
(●● 2006b:42)
としておき、参考文献に、
●●●●,2006a,『書名A』××出版.
――――,2006b,『書名B』△△書店.
と記す。
加えて、「著者の発行した全ての文献の文献リストを作成し、2006a、2006b、2006c…としてまとめておき、当該論文に必要な文献を引用する時には、(●● 2006a)、(●● 2006c)と表記する」と大きな誤解をしている方がいましたが、そんなことは一切必要ありません。
その論文において引用するものだけを文献リストに表記しておき、同一の著者に同年発行の著書がある場合には、発行年日の順に従って、a、b、c、…と記すだけでよいです。
■2 フィールドワーク資料等からの引用について
詳細は以下の「3.6 フィールドワーク資料からの引用」を参照。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jss/jsr/JSRstyle(3).html
(以下は上記における例示、の引用です/□はスペース)
□□
□親が許してくれるなら,……,そればっかり.3)
□□
としておき、注において、
□3)□NSは,1964年生まれ,韓国籍の在日3世である.5人姉妹の長女.聞き取りは,1989年7月27日におこなった.
と記す、とある。
このようにして注を効果的に活用することによってフィールドワークの中身について具体的/詳細に記しておくとよいでしょう。
■3 ホームページ等の引用について
詳細は以下の「4.5 電子メディア情報」を参照。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jss/jsr/JSRstyle(4).html
「インターネット上のホームページの情報を文献として利用したときは,欧文の場合と邦文の場合それぞれについて,つぎのとおりとする.」とあります。
「著者名,公表年または最新の更新年,「当該情報のタイトル」(URL, アクセス年月日).」
と記しておく。
例えば、ここで引用されている例示を引くと、以下のように表記することになります。
宮野勝,1997,「社会調査の参考資料ガイド(入門編)」(http://syajyo.tamacc.chuo-u.ac.jp/~miyaken/cyosa.html, 1998.12.10).
そして当該ホームページでは以下のように記されています。
「通常の文献の記載において「著者名」にあたる項目には,当該情報の著者名を記載する.当該情報の著者とそのホームページの製作主体が異なる場合もありうるが,その場合も著者のほうを記載する.
「出版年」にあたる項目には,当該情報の公表年または最新の更新年を記載する.いずれも不明の場合には,アクセスした年を記載すればよい.ちなみに,上述の例では,Kimのケースはアクセス年を,宮野のケースは最新の更新年を記載した.
「論文のタイトル」にあたる項目には,そのホームページ全体の名称ではなく,当該情報のタイトルを記載する.
そして,末尾に,丸カッコにくくって,当該情報に直接アクセスできるURLとアクセス年月日を記載する.一般にホームページは頻繁に更新されることがめずらしくないので,アクセスの年月日を記載する必要がある.」
★
ホームページ等を参照したのだが、URLが表示されない場合(データベース等)、その入口のホームページのURLを記しておき、必要な箇所において注を付け、自らがどのようにそのページにアクセスしたかについて記しておくとよいかと思います。
取り急ぎ。
天田
■099 ■061005 [ml-prosemip 2849] 今週+来週の予定
天田です。
『Core Ethics』改稿作業、ご苦労さまです。投稿者の皆さんは、がんばって下さい。
明日6日(金)は終日大学にいます。面談予定はありませんが、どなたでもどうぞ。
(一時的にダンボールにぶち込んでいる書籍を取りに出ていることがありますが、すぐに戻ってきます)
明後日7日(土)は学会の司会。
http://www.josukeamada.com/bk/bsp061007.htm
(まとめて10本、です。働いてきまする)
翌日8日(月)は、お昼から委員会、午後から田島さん・的場さん他と研究会。『Core Ethics』の相談もありです。
来週は、10日(火)は終日大学にいます。午後あたりに安部さんに学会書類関連でお会いする予定。他の方も必要あらばどうぞ。
取り急ぎ。
天田
■100 ■061007 [ml-prosemip 2874] Re: 17 日(火)日社予行+竹中さん宛て
天田です(初めての方、天田城介と申します)。
新規合格のみなさま、おめでとうございます。また、どうぞ宜しくお願いします。
私がこのMLに投稿したもののバックナンバーは、
立岩さんに紹介して頂いたように、以下
http://www.josukeamada.com/ml-prosemip2006.htm
にあります。(立岩さんのやつをパクッたものです。)
簡単な自己紹介+2006年度の予定(メモ)は以下
http://www.josukeamada.com/scheduleGP2006.htm
に記してあります。ご覧頂ければ幸いです。
★
さて、10月17日(火)10:00〜 教室未定、
日本社会学会大会報告予行・合評会、了解しました。
参加させて頂きます。
★
>竹中さん
> 赤ちゃんは寝ているものというのが嘘と知った
しんどさ、とても共感します。
適当にやり過ごしつつ、何とかしのいでいきましょう。
↓は高いですが、これで最初の子は(何とか)寝てくれるようになった記憶があります(類似品で安いのあります)。
http://www.rakuten.co.jp/babysale/431913/456787/
ご参考になるかどうか分かりませんが、一応の情報提供。
⇒天田城介(josukeamada.com)