天田城介(josukeamada.com)著書・論文など
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発表.
「老い衰えゆく高齢者の生が簒奪される場――「環境」の位置」(仮題)
人間・環境学会第80回研究会(MERA第80回研究会).2006年12月9日(土)13:30〜17:00.於:京都私学会館.

天田城介(AMADA Josuke)
最終更新日:2006.10.26


【概要】
人間・環境学会第80回研究会(MERA第80回研究会)
http://homepage3.nifty.com/naoyuki_oi/event/eventnews2006/MERAk-80.htmlからの転載

『高齢者と環境との発達的関わりをめぐる冒険』
 わが国の高齢化が言われて久しい。現在では、何よりも高齢者の「生活の質」が大き な課題として捉えられ、そこでは必然的に、生活をとりまく環境の質が問われることになる。しかし、「生活の質」を環境との関わりという側面から捉える概念は、果たして豊かに確立されているのだろうか。
 高齢者研究は、さまざまな分野で盛んに行われており、それぞれに身のある知見が蓄積されていると思われるが、実践的場面のみならず理論的場面において、その知見が共有されているとは言いがたい。とくに「生活の質」の問われる場面とは、本質的に学際的な領域であり、環境のさまざまな側面からの多面的な分析が欠かせないであろう。 本研究会は、社会学・心理学・建築学という異なる立場の研究者による概念を交歓し、それぞれの分野で扱われる「高齢者と環境との関わり」に関する概念や問題意識をぶつけ合うことに目的がある。現場に依拠しながらも、理論的背景に裏打ちされた分析を行っている研究者の報告をもとに、「高齢者と環境との関わり」の質と、その意味・重要性を描き出すことを試みたい。
 本研究会テーマの「発達的関わり」とは、人の行動や生活の様態を環境の関数とみなすことに対する疑問を含んでいる。人の行動や意識と環境との関係を因果律的に捉えようとする欲望をいったん保留し、人と環境との関わりそのものをできるだけありのままに捉え、そこに立ち現れる人の行動の豊かさ、あるいは環境の質の豊かさにを重視しながら、なおかつそうした関係を理論的にとらえようとする、迂遠的かつ冒険的な試みである。

■ 研究会
 □日時: 2006年12月 9日(土) 13:30〜17:00
 □会場: 京都私学会館・2階206号会議室 http://www.kyt-shigakukaikan.or.jp/access.html
 □参加費: 研究会 会員1,000円 一般1,500円 学生500円
   懇親会 3,000円程度の予定(別会場において開催の予定です)
 □プログラム:
  1.橘弘志(実践女子大学)「高齢者と環境との発達的関わりに関する序論」
  2.天田城介(立命館大学)「老い衰えゆく高齢者の生が簒奪される場――『環境の位置』」
  3.松本光太郎(名古屋大学)「外出から考える高齢者と環境のトランザクションのあり方:『包含』という言葉を手がかりに」

◆人間・環境学会
http://www.ebs-net.info/mera/

【配布資料】
人間・環境学会第80回研究会(MERA第80回研究会)配布資料
2006/12/9日(土) 於:京都私学会館

「老い衰えゆく高齢者の生が簒奪される場――「環境」の位置」
●天田城介
* E-mail: josuke.amada@nifty.com URL: http://www.josukeamada.com

レジュメは以下のものとほぼ同文。
http://www.josukeamada.com/bk/bsp061029.htm
上記に以下を追加しました。

■「環境」の位置
 ⇒建築学などにおける「環境」の位置
 ⇒「グループホーム/ユニットケア」を称揚する言説にしばしば暗黙裡に内備される「自然の老い/の死」「その人らしい老い/死」
  *宅老所などの民間デイサービスの言表の位置
 ⇒「反-医療/反-施設」的な建築学的言説によって変転する老い/死の語り
 ⇒「環境」という問題構成において封印されてしまう問い
 ⇒「建築(学)的設計」という主張/提案が順作動する言説空間

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